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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. バラキ 《ネタバレ》 実はならでの、面白さはあるけれど、いかんせん主人公に全く魅力を感じないので全然気持ちが入らなかった。 まあ、それだけリアルなんだと褒めるべきなんだろうが、人の命をまったく大事にしないちんけな小悪党のストーリーを見せられても[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-21 15:29:36)《改行有》 2. パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 戦争映画としておかしな点は少なかったけれど、その反面見るべきものもあまり無かったですね。まず相当お金をかけている割には本格的な戦闘シーンは冒頭のアフリカのみ。あとはパットンが「行け行けどんどん」と声をかけていると、指揮下の部隊が進軍してそれで終わりとかなりあっさりしたものだったので、派手戦争を映画を期待対していた自分としてはすこしつまらなかったです。 あと、どこが名将なのかまるでわからなかったなあ。というか、補給を計算しないで、部隊止まらせちゃうとかどっちかというと凡将ですよね。日本軍によくいた突撃一本やりの。ノルマンディに反対してカレー上陸を主張したりとか、バルジの戦いのドイツ軍攻勢を当初軽視したりとか欠点ばかり目立って。もう少しどこが優れているか分かる映画だ思ってました。 まあ、緻密に戦史どおりであること、ドイツ人がきちんとドイツ語を話している等、 真面目に作られた映画であることは間違いないですけど、面白みには少し欠ける映画でした。 ちょっとセルDVD購入は失敗だったかな[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-02-05 17:00:12)《改行有》 3. パピヨン(1973) 《ネタバレ》 ある種、完全なネタバレですのでご注意下さい 若い頃見たほどの感動は無かった。刑務所自体がかなり酷い環境なのはわかるけれども、例えば、ナチスのユダヤ人収容所、ソ連のシベリアの捕虜収容所、あるいはトルコの刑務所等に比べれば、最低限の食事は与えられる、囚人に対する直接的な暴行はそれほど酷くはない、二年間あるいは五年間という時期が過ぎれば独房から出される等規則に則った運営がされている、金さえあれば楽な環境を得られる(これなんか現在の日本の刑務所よりゆるいですよね)等、等、極端にまで酷い環境とも思えなかったので、主人公の自由への渇望にそれほどまでには共感できなかったからかな。 ただ、見ててあくまでリアルな映像なんで退屈はしませんでした。特に、最後の広大な海を漂うシーンは、その後に自由が待っていると知っているから感慨もありましたし。 あと、原住民の女性に無粋な衣装をつけさせないリアルさを追及する姿勢には、大いに好感を持ちました。w[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-11 10:21:21)《改行有》 4. 八甲田山 《ネタバレ》 大変不親切な映画だと思います。よく商業映画としてヒットしたなと。 まず、何にも予備知識の無い人間がこの映画を見て、二つの隊の状況、ルート、違いを理解できるでしょうか?無理だと思いますが。 そしてただでさえ暗くて見づらい画面に加えて、頻繁に説明無しに切り替わる二つの隊の映像、これは福島隊、これは神田隊と瞬時に見分けるには、かなり集中力がいるのでは? まるでわざとわかりにくくしてるような演出だと自分には感じられました。 ただし、もし手元に何かこの事件を記した本(できたら地図付)があれば、話は全然違います。 そういうものを参照しながら見れば、どれほど一つ一つのエピソードが丁寧に描かれてるか良くわかるんです。 だからこそ、最初に言った不親切さが残念な映画ですね。 しかし、こんなわかりづらい映画が商業映画として大ヒットするって昔の映画観客は随分ゆるかったと感じます。 参照する本さえあれば7点、しかし普通はそんなもの頼れないのでー3点です。[DVD(邦画)] 4点(2009-11-21 14:46:12)《改行有》
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