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1.  パラノーマン ブライス・ホローの謎 《ネタバレ》  キャラクターはブキミカワイイし、ノーマンの切ない境遇もたしかに胸に刺さるのに、作劇がトンチンカンすぎて不完全燃焼してしまった。「何かが起こり始めている」という序章が長すぎて、やっとストーリーが転がり始めたかと思ったら、行き当たりばったりのパニックシーンばかりで物語の目的がいまいち見えず……(一応、目的は「墓の前で本を読む」ということなのだが、押し付けがましくてまったく腑に落ちない)  せっかくノーマンが「幽霊が見える」という設定なのだから、あの少女を冒頭から「正体はわからないけど、いつも見えている幽霊の一人」として絡ませればよかったのになと思った。そこから少女が他の幽霊とは違うことに気づいて……という展開にすれば、ノーマンとの絆も描けてクライマックスに感動できたと思う。  少女の声は『サイレントヒル』でアレッサ役をやったジョデル・フェルランドが当てていて、日本びいきのLAIKAスタジオらしさを感じた。魔女狩りに遭った少女を永遠に煉獄で生殺しにするのが日本なら、しっかりと救済を与えるのがアメリカ。両国の感性の違いが見えて面白い。[インターネット(字幕)] 6点(2022-10-14 09:55:41)《改行有》

2.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》  まさに「小気味良い」と言いたくなる面白さだった。  ループものの定石である「パニック→受容→謎解き」の展開を終えたあと、主人公が「どうせ誰の記憶にも残らない」と自暴自棄になって、人前でオナラをブーブーしだす展開が新鮮で楽しい。終始、お笑い用語で言うところの「天丼」がスマートに用いられていて、セリフも今っぽくしゃれている。  結果ありきの不自然な展開(犯人を知りたいのなら、殺される直前にお面を取りさえすればいいのにそれをしない→お面を取ってしまうと「真犯人がいる」という大オチが成立しなくなるから…という都合)は少し気になったが、そもそもシリアスぶっていないので問題点というほどでもないように感じた。  不気味なマスクのデザインは『スクリーム』のゴーストフェイスをデザインしたトニー・ガードナーによるもので、90年代のメタホラーブームの香りを残すシニカルな作風に華を添えている。[インターネット(字幕)] 8点(2021-09-20 14:21:36)《改行有》

3.  ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey 《ネタバレ》  なぜかハーレイが「そこらへんにいそうな前向きな女の子になって帰ってきた」という印象。  なんというか、メンタルが至ってノーマルなのだ。もちろん暴力的だし、スーパーマーケットでお金を払わずレジを突っ切ったりするのだが、それは「狂気」ではない。もしジョーカーとの破局によってメンタルが弱体化したのだとしたら、主役になる資格さえないのではないか?  肝心のストーリーは「利害の一致した女たちが団結して敵(=男)を倒す」という、ガールズパワームービー的な世界観に小さくまとまってしまっている。全体的にフェミニズムが匂い立つのだが、アクションシーンは男たちが「斬られチャンバラをしてあげている」という感じが拭えないし、金的を潰す描写の強調にはミサンドリー(男性嫌悪)さえ感じる。  そもそもハーレイ・クインというキャラクターの魅力は、「美女なのに悪役」「もともと才女なのに白痴美を感じる」といったところにあると思う。裏を返せば「ブスでは成立しない」「知的なままではダメ」ということであり、フェミニズムやアンチルッキズムとは真逆のファンタジーのはずなのだが……  終盤のビックリハウスは面白くなりそうなシチュエーションなのに、バネやゴムでドタバタするだけでガッカリした(すごく「予算が尽きました」という感じがする)。あと細かいかもしれないが、ストーリーの構造上、常に下ネタ(エロじゃなくて汚い方の)がついて回るのもいただけない。[インターネット(字幕)] 3点(2021-07-30 22:50:22)《改行有》

4.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》  公開当時、まさに15歳だった。当時もいろいろ思うことがあったが、20年も経った今だからこそ冷静なジャッジが可能な気がする。  そもそも2000年当時の私たちの間には、漠然とした無力感が漂っていた。バブルを逃げ切った大人たちの残飯処理をさせられているという自覚。なんとなく渦巻く「貧乏クジを引かされている感じ」「未来に希望を持てない感じ」……  そんな私たちが本能的に求めたのは、「クラスごと破滅するカタストロフィー」だった。「一握りの人間だけが幸せになれる可能性」よりも、「確実に全員が不幸になること」のほうが魅力的だったのだ。そういった世相を、深作監督は的確に見抜いた。だからこそ、この原作に興味を示したのだろう。  しかし監督は、リアルな若者像をそのまま写し取ることをしていない。登場する生徒はみんな鬱陶しいくらいに生き生きしていて、どこかアツい部分を持っている。みんな「生き残りたい」と願い、アホみたいにクサいセリフを吐いて、血まみれになって死んでいく。恋人との心中を選ぶ者もいるが、それだって「どう死ぬか」を積極的に選択するエネルギッシュな行為だ。あくまでも深作節。そこが、この作品の魅力になっていると思う。  それはラスト近く、担任キタノの〈楽しかったろう、好きなやつと2人で生き残って〉という皮肉なセリフに凝縮されている気がする。「お前らダルそうなふりしてても、本当は生き残りたいんだろう?」という、老監督からの若い観客へのメッセージだ。少なくともこれは、近年の若手監督が乱発するデスゲーム映画からは得られない何かだと思う。  それでもこの映画が「見せかけだけ」と言われてしまう最大の弱点は、「BR法」そのものの意味不明さだろう。これは、原作小説の設定(太平洋戦争で勝利してバリバリの軍国主義が続いているパラレルワールドの日本)をカットしたためなのだが、それならば、きちんと説得力のある設定を練ってほしかった。シーンと完全にマッチした天野正道のサントラも素晴らしいだけに、この一点がどうしても気になってしまう。[映画館(邦画)] 7点(2021-07-24 17:36:14)《改行有》

5.  ハウルの動く城  「荒唐無稽と支離滅裂は違う」という言葉をどこかで聞いたが、まさにその通りだと思った。  『千と千尋の神隠し』も行き当たりばったりなストーリーだったが、あれは主人公が子どもなのでギリギリ納得もできる。ソフィはけっこういい大人なのだから、確固たる指針を持ってストーリーを引っ張っていく責任というものがあるだろう。場面場面で意志の強そうな言動をさせて、魅力的なヒロインっぽく見せるだけではダメだ。  肝心の中身がないから、小手先のジブリ節(食事シーンやマルクルの大笑いなど)も鼻についてくる。ソフィの涙の粒はいくらなんでも大きすぎてギャグかと思った。[地上波(邦画)] 4点(2021-05-21 19:36:50)《改行有》

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