|
プロフィール |
コメント数 |
134 |
性別 |
|
ホームページ |
https://ameblo.jp/igou507/entry-12591735689.html |
自己紹介 |
鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『良かったor悪かった』や『面白かったor面白くなかった』だけの読んだ方に何の情報も得られない無駄レビューや、『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。計算上、毎日2~3本以上映画見る人ってどういう生活なのか?と不思議でもあります。 |
|
1. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 素直に面白かったと言えるスピンオフ作品。アウトローの冒険活劇。
事前情報のスチールだけならいやこの人ハリソン・フォードに似てないよと思ってましたがどうしてどうして。本編が動き出した途端にハン・ソロの人生劇場開始!と納得できてしまうのはスタッフのオーデション眼力の確かさを感じさせます。サー・アレックギネスを40年若がえらせたらユアンマクレガーになりましたというEP1~3の納得にも匹敵。義理人情に厚く、どんな危機的状況にも知恵と度胸とユーモアを忘れず、裏切った相手に対してまで優しさを向けられる度量の広さがあり、アウトローを氣取っていても実は女性には紳士的で一途なハン・ソロという男の土台となる若きストーリーをきっちり描けています。本編は日本の時代劇をリスペクトしていますがスピンオフたる本作は純粋なアメリカンアドベンチャーですね。『流れモンにゃ女はいらねえぜ。』と無理する美学を貫く日本アウトローに対して『アウトローには愛するオマエが必要なんだよー俺と一緒に行こうぜー』と堂々と表現する欧米流れ者たちが素直でよろしい(笑)。本編を知ってる者には納得の、胸の透く冒険活劇でした。
・登場した途端に『あーこりゃ悲恋のまま終わるキャラだわ泣く準備しなきゃ』と思わせるヒロイン・キーラ。ちょいと予想外のラストを飾って泣かせてくれてびっくり。てか、本編に繋がってないのでは。
・厳しく冷たい世間で生きる過程で帝国軍入りしたハン。あれ?、某ファンサイトでは『帝国アカデミーを優秀な成績で卒業』とあるけど、優秀なわりには現場での扱いは酷くないすか?
・オールドファン歓喜のレギュラーキャラとの馴れ初めの描き方も良し。忠誠心の高いウーキー族のチューイが、虐げられた同族を一目見た途端に作戦をガン無視して救助に命張って飛び込む姿はやっぱりね!と胸が熱くなる。
・【戦士っぽく大活躍する姫様】が多い本編と比し【戦士に成らざるを得なかった悲しい過去を背負った一般女性たち】が大活躍。みんな人間味あり魅力的でした。個人的には一番人間らしく魅力的に思えたのが、人間では無い女性・L-3。いちいちの台詞も行動も最期も美しかったと思います。助演女優賞あげたいくらいだわ。
・オールドファンを楽しませる設定やセリフも随所にあり。でも個人的には、ハンがランドに『オマエの大事な船だ。傷一つ付けず返すぜ』を言って欲しかったし、ハイパードライブが失敗したかに見えた時、『俺のせいじゃない!』を言って欲しかったです(笑)
・なんだかんだでランドとの因縁ができ、ファルコンを手に入れたハン。再開時に殴りかかるところは本編の伏線と…そのためだったのね(これは言いません。笑)。
爽やかな印象の、良い映画でした。
【毎度お馴染みの蛇足】
L-3 『できるの』。
↑想像できるが、想像したくない…[地上波(吹替)] 8点(2021-10-29 05:31:45)《改行有》
2. 蝿男の恐怖
《ネタバレ》 昭和の終わり頃にね、民放テレビ局はどこも、放送終了前の土曜日の深夜という時間帯に隠れた名画を放送してくれてたんです。そんなエクセントリックな時間帯に観た映画はことさら記憶に刻まれる事になったもので、当該映画はその代表格。
リメイクの1986年版と比べても、個人的にはこちらが怖い。ストーリーが静かに進行し、誰もが善意で行動し、誰かを救うためとか愛してるがゆえに起こしてしまった行動の結果で語られるため、鑑賞者の心に無理なく入ってきます。特撮技法がチープだとか笑えません。行き過ぎた善意と化学が生んだ悲劇。犯罪者として裁かれる道を選んだ夫人も、何も知らないふりして生き続ける事にした刑事たちも、罪が無いのに重い人生なんだろうな。観た後に眠れなくなった思い出の映画。[地上波(吹替)] 9点(2019-07-06 05:56:37)(良:2票) 《改行有》
3. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 金持ちの家に生を受けた坊ちゃんが、両親の仇を始めとする悪を憎み、悪を駆逐する使命に燃え、悪に打ち勝つべく悪の領分から己を鍛え上げ、遂に能力を得て財力を使い勧善懲悪に乗り出すお話。うん気持ちは解るし素晴らしいのだが、その性分は社長や親分や恋人という立場となると少々ウザったいぞブルース。それが如実に表れて、後の続編への悲劇となる描写が上手い映画です。自分が大事に思ってる人(レイチェル)と自分を大事に思ってくれてる人達(執事・重役・警部)の願いを少しくらい聞けよブルース。しかし能力と財力を手中に収めている彼の猪突猛進は開始されてしまったのでした。それにしてももしかして、アメリカ人って未だに忍術を東洋の神秘とか思っているんだろうか。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-05 17:30:58)
0 | 1 | 0.75% |
|
1 | 3 | 2.24% |
|
2 | 3 | 2.24% |
|
3 | 14 | 10.45% |
|
4 | 7 | 5.22% |
|
5 | 21 | 15.67% |
|
6 | 18 | 13.43% |
|
7 | 18 | 13.43% |
|
8 | 18 | 13.43% |
|
9 | 24 | 17.91% |
|
10 | 7 | 5.22% |
|
|
|