|
1. 母なる証明
《ネタバレ》 母親の一方的な愛にとんでもない不快感を抱く。
終始不安な気持ちを抱かせる独特な雰囲気を醸し出すことに成功している。
それにしても、この作品のカメラワークと母親を演じたキムへジャには拍手喝采。
最後、狂ったように踊る母親をブレブレのカメラで必死にフレームの中に
捉えようとするシーンにはとんでもないパワーを感じた。[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-30 17:43:14)《改行有》
2. 花とアリス〈劇場版〉
二度目の鑑賞。
タイトルと共に白い息を吐きながら二人仲良く登校する最初のシーンが大好き。
鈴木杏もいい演技をするが、岩井俊二が撮影する蒼井優は別格。
蒼井優の一番美しく繊細な部分を映し出している。
驚いたときなどの彼女のコミカルな表情はなんだか可笑しいがどうにも可愛いと思ってしまう。
リリィシュシュで脇役のいじめっ子として出演していた郭智博がまーくん役を演じているのもなんだか感慨深い。
演技は決して突出していなかったが、作品にいい味をもたらしている。
純粋でお茶目それでもお互いの強い意志は貫ぬく花とアリスのなんだか些細な物語。
小さな紆余曲折は色々あったけど最後は皆が笑顔でエンドロールを迎えることが出来る。
これは間違いなく名作だ。[インターネット(邦画)] 9点(2017-05-25 22:04:46)《改行有》
3. バッファロー'66
《ネタバレ》 「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」
この素晴らしいキャッチコピーに釣られて鑑賞した。
主人公のビリー。男性がかっこいいと思う男性像を更に男臭くした感じのキャラクター。
このキャラクターあるいは俳優のヴィンセントギャロを受け入れられるかどうかで作品に対する評価が変わってくるのだろう。
レイラーも不可解だ。
拉致されて嫌がっているかと思った次の瞬間、従順にビリーの命令に従う。
そして気付いたらビリーに首ったけ。
吊り橋効果っていうやつだろうか…
愛は理屈も憎しみも消し去る。そんな作品だろうか。
なんだか癖になる作品だ。[インターネット(字幕)] 8点(2017-05-24 21:45:23)《改行有》
4. 春との旅
なんだか全てが不自然な作品だった。
特に会話の中でモノローグの様にずっと一人で喋り続ける場面が目立った。
一環としたテーマもいまいち見えてこなかった。
それでも素晴らしい構図や情景が多数あった。
なんとなく鑑賞するには丁度いい作品かもしれない。[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-03 19:28:48)《改行有》
5. パーフェクト・ワールド
他のレビューにも書かれている通り、なんだか釈然としない部分が何個かあった。
もう少し不要な部分をそげ落とせば洗練された作品になると思う。
それでも私は個人的にすごく好きだった。
子供の演技がドンピシャでハマった。
ケビン・コスナーもカッコ良かった。
頭を空っぽにして、内容を素直に受け入れる事が出来れば、
相当な良作だと思う。[インターネット(字幕)] 8点(2017-04-30 22:09:49)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 1 | 2.86% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 1 | 2.86% |
|
6 | 6 | 17.14% |
|
7 | 8 | 22.86% |
|
8 | 10 | 28.57% |
|
9 | 6 | 17.14% |
|
10 | 3 | 8.57% |
|
|
|