みんなのシネマレビュー |
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1. パピヨン(1973) 《ネタバレ》 フランクリン・J・シャフナーの「Planet of the Apes」、「Patton」に続く「Papillon」の3P作品と呼ばれてるかはどうかは知りませんが、代表作です。 スティーヴ・マックィーンは「大脱走」のイメージが強いので勝手に脱獄・脱走のイメージが強いです。 一番最初に見た時は確か20歳ぐらいの時でダスティン・ホフマンとの二大スター共演ということで華やかな取っ付き易い話を期待しておりましたので長いし地味に感じたので肩透かしを食らいました。 ただ何となく良い映画なんだろうなと思っておりましたのでいつか見直そうとは思っておりました。結局それから15年近く経ちましたが(笑) 久しぶり見ましたが、ほとんど覚えてなかったです(笑) どうしても平坦で長いので集中力が持たなかったので何回かに分けて見たので見終わる頃に既に最初の方は覚えてなかったです… 念の為に休みの日に集中して見ましたが、この時は楽しめました。再見一回目はどうしても長いという悪いイメージがあったので集中力に欠けていたのでしょう。 再見二回目は何となく内容を把握していたので、何というか最初長いので今どこを見ているのか、何をしているなか分からないところがあり、見知らぬ土地で迷子になっているような感じだったのですが、何とな~くですが、概要を把握してからだったのでストーリー進行中にも迷子にならずに着いて行けたので、寧ろ「そうだったか」と確認しながら見れたので良かったです。 二回目の脱走でほとんどセリフなくチャップリンみたいな音楽が流れるシーンなど好きです。その後もスティーヴ・マックィーンが島に着いてからも逃げるシーンはほとんどセリフがないし、現地住民のところのシーンも音楽のみでサイレント映画としても通用するような演出はすごく好きです。ただ現地住民の女の人たちはトップレスだったので今だとテレビ放映できないんでしょうね。設定にムリはあるかと思いますが、是非このシーンを日本で、日本人でリメイクしてもらいたい(笑) 話は逸れましたが、「大脱走」みたいにエンタテイメント性はないので初見では僕みたいに迷子になる人もいるかもしれませんが、何となくストーリーの道筋を把握してから再見したら印象変わる作品だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2019-07-04 23:00:52)《改行有》 2. パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナーが監督、「ゴッドファーザー」のフランシス・フォード・コッポラが脚本、さらにアカデミー賞作品賞でタイトルに「大戦車軍団 」となるとさぞかし派手なアクション大作映画なのだろうと思って一番最初は見たので意外と地味というか、イマイチ物足りなくて、長いし退屈に感じ肩透かし食らいました。 今回久しぶりに見てみましたが、見たことあるはずなのに全く覚えておりませんでした。たぶん、20歳頃に見た時は戦闘シーン以外興味ないというか、まだ若く頭が弱かったのでストーリーをまともに見る忍耐力がなかったのでしょう(笑) 約15年近く振りに見ましたが、冒頭から勲章まみれで演説するシーンには引き込まれました。その後も派手なアクションの戦争映画ではなく、このパットン将軍の物語として進行して行きます。今なら問題になるパワハラクソジジイですが、当時でも問題になってしまっているのはある意味流石です(笑)でも道理は分かるとうか、筋は通ってるというか、とにかくベストではなかったのかも知れませんが、かと言って間違ってるというわけではなく、嫌いではありません。あっ一緒に仕事はしたくないです笑) この映画もパワハラクソジジイも別に特別好きというわけではありませんが、嫌いではありません。割かし好きです。僕も年を取ったというか、中途半端ですが、忍耐力が着いて若くはなかったということでしょう。もちろん、良い意味でと自負しております(笑)[DVD(字幕)] 7点(2019-06-24 21:08:00)(良:1票) 《改行有》 3. ハルク 当時、XMENの1作目が公開され、スパイダーマンが大ヒットして、アメコミヒーローモノが流行り始めた頃だったと思います。 主題歌を歌っていた元ガンズのメンバーで結成されたヴェルヴェット・リヴォルヴァーのアルバムが大好きでした。 で、肝心の本作ですが残念ながら見ていて退屈です。映像など凝っていて、作り手側の熱意も伝わってくるのですが、ストーリーが退屈で面白くないです。面白くないならないで、B級的な面白さを期待したくもなりましたが、それもないです。 リブートされましたが、そちらも今のところ、続編もなく、アベンジャーズの一員としてのみ生き残ってます。原作は知らないのですが、ハルク単体としては他のキャラに比べると厳しいんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 2点(2016-07-19 16:05:50)《改行有》 4. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 バットマンが好きなので見てみました。アカデミー賞作品賞ということですが、好みが分かれる作風かなと思いまた。これは普通のアメコミヒーローファンにはきっと退屈な2時間でしょう(苦笑)あまり予備知識もなく、見たので正直もっとライトなコメディかと思ってました。 主人公は架空のヒーロー映画「バードマン」で有名な落ちぶれた元スターという設定です。演じるマイケル・キートンはティム・バートン版バットマンの人です。僕はティム・バートン版バットマンも好きですが、正直、彼を意識したことがほとんどないです。他の人に代わった時に初めて代わったなと思ったぐらいです。むしろ、バットマンより同じティム・バートン監督作の「ビートルジュース」の時の方が印象的でした。近年では「ダークナイト」のせいでティム・バートン版バットマンはなかったことにされかけてるような気がしないでもないので、本作の主人公よりもかわいそうなのかもしれません。だからこそ、本作の演技に繋がってくるのでしょう。 エドワード・ノートンの演技も良いですし、エマ・ストーンも可愛い。また、2人ともそれぞれアメコミヒーローモノ「インクレディブル・ハルク」の人と「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインというのも面白いですね。長回しでワンカットっぽく見せる演出やドラムだけのBGMも好きです(少し疲れますが…)。 個人的には、一番好きなシーンは批評家のおばさんに食って掛かるところです。シネマレビューしている僕にも、一生懸命やっている人達がいる以上はいい加減なことは書けないなと戒めになりました。全ての批評家に見せてやりたいです。ま~、彼女と違い、僕の声は小さすぎて何の影響力も価値もありませんが(笑)[DVD(字幕)] 7点(2016-06-16 13:27:08)《改行有》 5. バットマン ビギンズ 個人的には、アートっぽいティム・バートン版、エンタテイメント性重視のジョエル・シューマカー版、そしてリアルなダークナイトシリーズと思っています。なかなかバットマンが出てこないので、「マン・オブ・スティール」同様、途中で何の映画を見ていたのかという気分になります。初見ではリアリティ路線に違和感を感じ、正直退屈に感じました。しかし、続編のダークナイトを見た後はこういう路線もありかなと思えました。本作に関しては、単体として見るより、ダークナイトシリーズとして通しで見た方が楽しめるのではないでしょうか。 我らが日本代表渡辺謙さんが出演していましたが、完全にリーアム・ニーソンに持って行かれましたね。ヒロイン役のトム・クルーズのかみさんになるケイティ・ホームズは個人的にタイプだったので本作で降板したのは残念です。元妻のニコール・キッドマンも「バットマン リターンズ」でヒロインだったので、トム・クルーズもジョージ・クルーニがやるくらいなら、まだ、一度くらいはバットマンを演じていても面白かったのかなと、ふと思いました。 本作はスーパーマンやスパイダーマンもリアリティ路線でリブートされるさきがけとして良い意味でも悪い意味でも評価すべきかと思います。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-08 18:38:35)《改行有》 6. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 個人的には、アートっぽいティム・バートン版、エンタテイメント性重視のジョエル・シューマカー版、リアルなダークナイトシリーズと思っていますが、本作はジョエル・シューマカー版ですが、エンタテイメントというよりは子供向け、いや子供騙しといったレベルです。 主役はまたも代わりジョージ・クルーニ、前作に続きロビン演じるクリス・オドネル、さらに味方側はバットガール、敵側はシュワルツェネッガー、ユマ・サーマン、ベインなど前作に負けず劣らず、たくさんのキャラクターが登場します。にぎやかですが、どうしても子供騙し程度にしか思えず、物足りない仕上がりになっているのは残念です。 ただ、ティム・バートン版から引き続き出演していたマイケル・ガフ演じるアルフレッドの見納めの作品としては見る価値があるかと思います。[DVD(字幕)] 4点(2016-06-08 17:43:32)《改行有》 7. バットマン・フォーエヴァー アートっぽいティム・バートン版とリアルなダークナイトシリーズに挟まれ、知名度が低く地味な印象のあるジョエル・シューマカー版。個人的にはエンタテイメント性は一番だと思うので、良い意味で一番子供向けで家族で楽しめる内容になっているかと思います。 バットマンはマイケル・キートンからヴァル・キルマーに代わり、トゥー・フェイスを演じるトミー・リー・ジョーンズ、リドラーを演じるジム・キャリー、バットマンのサイドキックのロビンを演じるクリス・オドネル、若くてかわいいニコール・キッドマン、実はいたんだドリュー・バリモア(?)と豪華キャストで楽しめます。 バットマンに興味がない人は本作が一番軽くて取っつきやすいのではないかなと思います。[DVD(字幕)] 6点(2016-06-08 17:18:40)《改行有》 8. バットマン リターンズ 小さい時に前作を見た時は退屈だった覚えがありますが、本作は当時からも面白かった気がします。大人になって見たところ、思っていた以上に暗いですが、前作同様ティム・バートンワールドしていますし、ペンギン役のダニー・デヴィートやキャットウーマン役のミシェル・ファイファーもキャラ立ちしていて、やっぱり面白いです。 ティム・バートンといえば、「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」の方が代表作にあげる方が多いかと思いますが、僕は「ビートルジュース」と本作の方が好きです。[DVD(字幕)] 8点(2016-06-08 16:33:36)《改行有》 9. バットマン(1989) 近年ではバットマンといえば、ダークナイトシリーズという方が多いかと思いますが、僕が一番最初に見たバットマンは本作でした。とはいうものの、小さい時に初めて見た時は、仮面ライダーや戦隊モノと同列の特撮モノとして見たため、どうも大人向けな気がして楽しめませんでした。 ただ、大人になって見たところ、「スパイダーマン」に比べるとエンタテイメント性に欠ける気はしますが、見方を変えてティム・バートンモノとして見れば、ティム・バートンワールドしていて楽しめます。ジョーカー役のジャック・ニコルソンのプリンスの曲をバックに踊るシーンなどでの怪演など、バットマンファンよりもティム・バートンファンの方が楽しめる作品ではないかと思います。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-08 16:10:00)《改行有》 10. バットマン(1966) バットマンといえば、ティム・バートン版かダークナイトシリーズのイメージが強いですが、それらより遙か昔に作られた本作です。 意外と古臭くてチープなところが、昔の特撮モノっぽくて嫌いじゃないです。バットマン、ロビン、ジョーカー、キャットウーマン、ペンギン、ナゾラー(確か別の作品では違う名前だった気が…)が一堂に会してそれだけでも何か楽しめます。 ただ、映画として点数を付けるならこんなもんかなと思います。[DVD(字幕)] 4点(2016-06-08 15:15:28)(良:2票) 《改行有》
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