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1. 半落ち
《ネタバレ》 原作未読ですが、いかにも横山秀夫テイストで楽しめた。直木賞選考過程でハードボイルド氏とルンルン女史から骨髄ドナー登録に関し「事実に反する前提で書かれている」とクレームがついたそうだけど、この2人ってそんなに事実関係に裏打ちされた小説って書いてたっけ?
ともかく、内容は面白いが、映画としては「ロクヨン」などと比べ減点が多い。まず、鶴田真由演じる記者。鶴田さんはすごいきれいで大好きな女優さんなんだけど、その取材方法は変だ。そもそも、県警刑事部長の部屋ってあんなオープンじゃないし、地検検事正の懇談も個別の事案の話はしないはずだし、事務方が同席して、終了後全員追い払うはず。ネタ元や筋がバレバレなやり方するかな。それと、嶋田久作の本部長が本部長っぽくない。みんなが本部長室に集まって会議って、せいぜい警務部長室でしょ。毎度おなじみの県警警務部対刑事部の争いもちょっと物足りなかった。とはいえ、國村隼や豊原功輔なんかは巧くて芝居が引き締まった。[DVD(邦画)] 6点(2018-08-01 21:37:55)《改行有》
2. ハンニバル(2001)
名作「羊たちの沈黙」の続編に期待してみるも、結果は、、、うげー見るんじゃなかった。前作が凄惨なシーンはあえてきちんと見せずに人の想像力で恐怖を駆り立てた秀作だったのに対し、こちらはモログロ。特に最終シーンは、見るんじゃなかったと後悔しました。前作のファンは猟奇そのものが好きなんじゃなくて、猟奇的な人物の行動や心理を楽しんでるのよ。それとジュリアン・ムーアのような薄幸な顔の人がクラリスを演じると救いがない。ジョディ・フォスターだから良かったのに。[映画館(字幕)] 1点(2018-04-02 20:12:45)
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