みんなのシネマレビュー |
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1. ピンポン 松本大洋作品だってんで、絶対魚眼レンズみたいな映像出してくると勝手にふんでたけど、それはなくて音楽がアレで、そうか松本作品の雰囲気を一番表しやすいのは映像ではなく音楽なんだ、なんて思ってしまった。一日の大半をスポーツに費やしてしまった経験がある人なら観るべき、そして卓球への偏見も消える。コワモテのクセに試合前にトイレに篭るドラゴンがペコとの対決中、辺りの雑音も景色も消えた二人だけの白い空間で、「ここはいい・・・また連れてきてくれ」だなんて・・。泣いてしまったよ、オレは。解るもの同士だけが行く事のできる世界・・・恋愛を排除した作風の松本作品にしか似合わないシーン。脚本のクドカンには妙な偏見があって、どうも「木更津キャッツアイ」以外はどうでもいいやってのがあって、初っ端のダイブシーン見て、ダメだコリャと思った。しかーし、チャイナ登場あたりから俄然面白くなっていくのだ。窪塚ダメって意見もうっかり賛成しそうになるんだけど、じゃあ他に誰ができる?と考えると誰もいないと思う。主要メンバーは4人とも正解。だって、4人のラケットの振り見てよ。カッコイイだけじゃなくキャラにマッチした振り方(すなわちこれ演技)してんじゃん。見終わった後、いろんな事を回想して、いろんな事を考えた。7点(2003-05-18 17:28:28) 2. ビーン ローワン・アトキンソンも確かエラく頭のいい大学出てる人ですよね。皆さん言ってるように映画にする必要性がない。つまんなくても全然別モンになっちゃったりしてたら意味はあったのかもしれない。3点(2003-04-27 20:25:57) 3. ビー・バップ・ハイスクール(1985) ホンマの不良は中2~中3でデビューして、16歳になったら就職するもんです。高校受験はさせてもらえません(地方格差有り)公開当時、オレの仲間はこれ観て「もっかいダブってもいいなぁ」って言うとりました。ヒットして良識派が邦画界の斜陽を嘆いてましたが、ホントにつまらんやったらヒットせんと思います。自分的に一番6点という評価がしっくりくる映画。6点(2003-04-27 20:16:24) 4. 光る眼 マーク・ハミル悲し・・・。(もうやめとけ)2点(2003-04-27 20:08:54) 5. ビバリーヒルズ・コップ 当時はサントラのセールスが良くて、ワタクシも映画観る前にそっちから入ったほうデス(笑)オープニングとエンディングは聴いてた人なら許せるんじゃないのかな??オフザケなノリの映画かと思いきや、アクセルの友人が殺されるシーンなんか、引いた画でズトーン!!だもんな。しかも「処刑スタイル」だもの。各キャラはシリーズ通して、使える個性は出てるし個人的にはこういうヤツラ大好き。次々に起こるトラブルや難事件の核心に近づいていく方法がヒーローの特殊能力ではなく、エディ起用のキモである「シャベリ」なのがまた良い。元不良少年は優秀なデカになる要素アリってのも説得力がある。8点(2003-04-05 20:05:49)(良:1票) 6. ピースメーカー これねぇ・・・やっぱつくづく映画って音響をないがしろにしちゃイカンと思うですよ。ドリームワークス第一回作品ってだけで劇場まで観に行ったんすけど、すんばらしい音響効果がインプットされてるからそれ以降ショボいテレビ画面で観ても同一映画と思えないんスよ!オープニングの暗殺シーン・・・アレなんかちゃんと5.1chドルビーサラウンドとかで再生すればかなりの迫力ですが、日本語吹き替えと同時に効果音まで再録してるからヒデーのなんのって。あのオープニングで発砲して薬莢が床に落ちる迄の”本当に痛そうな音”の凄さ。確かにストーリー重視の御仁からは批判も出ると思う。音が悪くても面白い映画は面白いと。でもね、音響スタッフのちゃんとした仕事も映像に負けず劣らずスゴイって事を教えてもらいましたよ。あぁ、そう言えば街中のカーチェイスの後、怒りに任せて敵に銃弾を撃ち込むところもスゲー音してたなぁ(TV放映じゃ全然わからんが)7点(2003-01-02 21:53:55)(良:1票) 7. ピンク・フラミンゴ ある種の映画ファンにとっての「リトマス試験紙」ですな。これ陽性だと超娯楽大作なんて金払って観なくなるんじゃない?単館上映モノしか行かなくなったりして。ディヴァインって、若かりし少年の頃にディスコ(死語)で流行った歌姫(笑)と知って愕然とした記憶が・・・あのダミ声のユーロビートを聞く度に例の「うんこシーン」が・・・3点(2002-11-12 01:16:17)
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