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1. ビッグ・フィッシュ
二役こなした配役も居ますが、若かりし頃と成人してから、そして年老いてからの配役に、よくまぁあれだけ似た人を持ってきたもんだなぁと感心しました。
父親の話というものは多かれ少なかれああいうもんだと思います。
幼い頃は、父親が偉大で、話すことにも威厳がある。 でも子供が成長するにつれ畏敬の念も薄れていくものです。
やがて父親が子供にかえって行く姿を知るのは、どこの家庭でも多少はあることでしょう。
お互い善意と愛情に始まり、更に深い愛で終わって行く。
親を失った人には取り分けそれを身近に感じる映画だと思います。7点(2004-06-17 03:25:54)《改行有》
2. 陽はまた昇る(2002)
《ネタバレ》 隅に追いやられた大企業の中の一セクションで、部下達の生活と社運を賭けて発奮した企業戦士の実話という点で感動。
松下幸之助にアポ無しで迫り、販売活路を切り開く場面は私利私欲の無い企業戦士の鑑として残るであろう姿です。
私たちが何気なく使っているVHSビデオにはこんな逸話があったのかと胸の熱くなる作品でした。8点(2004-06-09 04:33:17)《改行有》
3. HERO(2002)
《ネタバレ》 秦王が無名の言葉の裏を読み取り、その都度画面が回想場面へと飛びながら進行して行くのは好きになれました。
ワイヤーアクションは不自然な点も多いのですが、想念をぶつけ合うという気と気の闘いを、映像美の中で表現しようというのがよく伝わってきます。
全編謎解きっぽいですが難解ではありません。
例えの中に凝縮させる手法は中国独特でもありますが、書の道と剣の道を同次元に乗せたことに別段無理は無く、それほど理屈っぽい仕上がりにはならなかったからでしょうか。
衣装はワダ・エミらしく画面に溶け込む芸術性の高いものでした。
ジェット・リーは「少林寺」関係の時のほうが一生懸命だったようにおもうんですよね。
なんか段々無機質な演技になってくみたいに思うんですが。7点(2004-06-05 15:48:51)《改行有》
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