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1. 彼岸花
最近、大昔に観た小津の「秋日和」「秋刀魚の味」、そして本作を続けて観直しました。小津の作品は、ある意味ハリウッドの冒険スペクタクルと同じ、絶対に映画でしかありえない映画です。観ていると段々映画の世界の中に入り込んでいくのが分かります。それが心地良いです。
3作ともそれぞれ味がある良い作品ですが、他の2作と比べて本作は「岡田茉莉子ロスト」でした。どうも他2作を見てすっかり岡田茉莉子がお気に入りになっていたようです。監督が彼女を1番バッターと読んだのも納得です、と出ていない女優の話を書いてしまいましたw[インターネット(邦画)] 8点(2023-01-28 18:08:12)《改行有》
2. ヒア アフター
《ネタバレ》 臨死体験やサイキックはあまり重要な要素として扱われてなく、ごく自然な感じで見ていました。人が体験した事や与えられた才能、生まれ育った環境はそれぞれです。それをどう受け入れてどう生きるか?3人の人生から考えさせられます。
ほんの少しの思いやりで立ち直った少年(おそらく後半の発言は少年を思いやってのジョージのお芝居でしょう)、他人への共感や思いやりがあれば、人は強く生きていけます![インターネット(字幕)] 7点(2022-03-26 11:16:20)《改行有》
3. ひそひそ星
多くの人は、喜怒哀楽のストーリーを映画に求めます。
ハラハラドキドキの冒険活劇やロマンチックなラブストーリーなどです。
出来が悪いと、退屈という評価が下されます。
そういう娯楽性を否定した芸術的映画もあります。ただただ退屈なだけです。
この映画は、そのどちらでもない気がしました。意味など求めずに、画面を見続けるのが合っています。
なぜアンドロイドが独りで宇宙の小包配達をしているのか、被災地で撮ったメッセージは何か?などと
考えるのは止めて、休日の午後に紅茶でも飲みながら、あるいは、冬の深夜にココアでも飲みながら、
頭を休めて見て下さい。
見終わった後は、少しだけ心が柔らかくなっているかもしれません。[インターネット(邦画)] 7点(2018-02-24 18:36:50)《改行有》
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