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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ひみつの花園 《ネタバレ》 何よりもお金が好きで好きでたまらない主人公のお金に対する執念は何だかまるで「こち亀」の両さんのようである。お金が好きだからという単純な理由で銀行員となるために面接を受け、その場で試験官に「趣味は何ですか?」と聞かれ「お金を数えることです」というその返答ぶりが凄い。しかも、それで採用されてしまうなんて普通じゃない所が笑える。そんな主人公がその後は銀行員を辞め、大学生になる。その理由も勿論、お金の為。かと思えば大学も中退で次は何とキャバレー勤め。良いよなあ!女の人は時給5000円だっけ?そんな仕事があって、男には無理です。でもって今度はロッククライミングで優勝したり、水泳大会でも優勝したりと賞金稼ぎまくりの何だこの主人公は本当に女版「両津勘吉」だ!それにしてもこの主人公を見ていると人間、諦めなければ何とかなる。そんな励ましみたいなものが作品全体を包み込む感じがして、とにかく前向きに生きよう!て気分にさせられる。色んな意味で滅茶苦茶な作品なのだが、その滅茶苦茶こそがこの映画の一番の魅力だと思います。[DVD(邦画)] 8点(2011-10-18 22:23:23)(良:2票) 2. 病院へ行こう まずコメディとしてはそんなにも面白いとは感じないけどこの映画における役者達の顔ぶれは何だか観ていてもちっとも嫌味なく見れるのが良い。病院には行きたくないけどこの面子ならば行ってもいいかなと思わせるだけのものがある。薬師丸ひろ子のナース姿は良いですね。大地康雄やら真田広之など男達の気持ちが同じ男してはよく解る。だって、薬師丸ひろ子がナースだなんて、この映画の薬師丸ひろ子の存在無くして成り立たない。もしも、この映画に薬師丸ひろ子がいなかったら病院に行こうなんて気持ちにはらないでしょう。そういう意味では「病院に行こう」というタイトルに相応しい映画ではないだろうか? 最後にもう少しだけ!この映画を観て改めて感じたことは真田広之は「怪盗ルビイ」を観ても解るようにシリアスな役や演技よりもコメディの方が似合う。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-03-07 22:43:04) 3. 美女と野獣(1991) 《ネタバレ》 「美女と野獣」これが逆の立場だったら果たしてどうだったか?どれだけの人が観るであろうか?と色々考えてしまったりする。明らかに「美女と野獣」だから良いのである。美女に対して野獣という組み合わせ、共に美女や美男子だったら嫌だ。鼻に付くし、勝手にどうぞ!お好きなようにしやがれ!となる。だから「美女と野獣」で成功である。美しい音楽と美しい映像美、全てが美しいのである。勿論、ベルの野獣に対する愛と野獣のベルに対する愛、お互いの愛の美しさ、それを見て共感する周りの人達、ところがである。最後の最後に来て、何故?野獣のままでいれば良いものを美男子の姿へと戻してしまう?ハッピーエンドでそりゃあ、良いでしょ!でもね、何か納得いかないのである。ベルが愛したのは野獣の姿でも心優しい男である。顔や姿ではないはずである。そう思うと最後が私には好きになれない。それまでは凄く良かったのに残念である。よって最後に来てそれまでは9点にしたいぐらいなのに、あれで大きくマイナスである。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 13:50:55) 4. 陽だまりの庭で 《ネタバレ》 うん、これはなかなかどうして、良いんじゃないのかな!「ライフ・イズ・ビューティフル」と似てる。待てよ!作られたのはこの方が先みたいなので、あっちが真似たのか?それはそうと本当に似てるけど、個人的にこの方が私は良いし、好感が持てる。戦争を題材にしてはいるものの、中途半端な笑いを入れることで感情移入出来ずにいた「ライフ・イズ・ビューティフル」よりも断然、良いです。それと出ている俳優にしてもやたら騒がしくないし、好感が持てます。そんなこの作品、戦争という重たいテーマを扱いながらもそこにある(見える)のは家族の絆と愛情に満ち溢れた家族のドラマであって、中途半端な喜劇として描くことはせず、しっかりと戦争というものに対して、見詰め合う姿勢というものが描かれていて見応え十分!フランスの美しい街並みと美しい音楽も心に残る。それにしてもこの映画の女の子の可愛さは抜群!自分の父親が殺されたとも知らずにおじいちゃんと遊ぶシーンの楽しさ、暗くなりがちな中にも見える温かさが心地の良い作品だというのが観ての感想です。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-12 22:05:12) 5. ビリケン 大阪を舞台にした映画ってやっぱり好きやねん!この映画、けして凄い映画ではないことは認める。それでもなんつうかよう分らんけど、好きやねん!大阪に行く際はあのビリケンさん、是非、一度で良いから眺めてみたい。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-03 22:25:27) 6. ピアノ・レッスン マイケル・ナイマンの美しく、力強い音楽がいつまでも耳に残る。そして何と言ってもホリー・ハンター演じるエイダという女性象を女性監督ならではの感性で描いた監督の手腕を評価したい。ホリー・ハンターはそんな監督の期待に見事に応えて見せてます。アカデミー賞主演女優賞にふさわしい良い演技してます。そして、もう一人忘れてならないのが、アンナ・パキン!この子の演技は本物でした。[映画館(字幕)] 8点(2005-07-23 20:46:36) 7. ビッグ・リボウスキ ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマンにスティーブ・ブシェーミ、そしてジュリアン・ムーア、いやあ、もうこのメンバーだけで満足です。コーエン兄弟らしいおかしな人間をおかしく描く。好きですねえ!コーエン兄弟!コーエン兄弟の作品の中で個人的には「ミラーズクロッシング」の次に好きな作品かもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-19 21:38:48) 8. 羊たちの沈黙 う~ん?確かに面白いし、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの2人の演技も素晴らしいんやけど映像的に受け付けない場面が多くて何度も観たいとは思いません。サスペンスとしての完成度の高さは認めても気持ち悪い場面が多いのがかなり減点!それさえなければ8点若しくは9点挙げても良いのになあと思います。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-04 22:38:43)
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