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プロフィール |
コメント数 |
330 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。 漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。 |
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1. 美女と野獣(2017)
《ネタバレ》 美女と野獣というお話を見るのは、これが初めて。
なるほどねえ。「美女と野獣」、「貴族と平民」を結びつけるのは「教養」なんだ。
ここの部分には大いに納得。
自分みたいな努力・友情・勝利で育ったオヤジでも、よくわかる。
ただねえ、日本人、アジア人としては、ちょっとモニョる部分もある。
たとえば、野獣が人間に戻る瞬間は、青い瞳のアップとか。
「ああ、黒い瞳じゃダメなのね」と思う。
それと、18~19世紀くらいと思われるフランスが舞台なのに、黒人がやたら出てくるとことか。
「ああ、邦画でいう”太平洋戦争には反対だったんだ”っていうやつね」と思う。
それでも、美しい映像と楽しいサブキャラに助けられて、最後はちょっと感動して見終われた。
自分もちょっと教養の幅が広がった気分。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-29 16:31:00)《改行有》
2. ピッチ・パーフェクト
歌で男女が争うって、日本の紅白歌合戦だけだと思ってたけど、こんな世界があるなんて。
アカペラでこんなに踊る舞台があるってことも知らなかった。
歌もうまい。日本の学生じゃ、ちょっと真似できないかも。
だけどねえ、全然物語にノレないんだよねえ。
特に、お笑いシーンが全くノレない。
ゲロネタ、下ネタ、人種差別ネタ。どれもギョっとするだけで、全然笑えない。
日本人にアメリカ人のお笑いを理解しろってのが、無理なのかもしれないなあ。
だから、登場人物の誰にも共感できないし。
だから、クライマックスの盛り上がりも、イマイチ共感できないし。
アメリカ映画に共感できないって、自分がトシ取ったような気分になるし、そういう意味でも好きになれない映画だなあ。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-08-06 23:25:42)《改行有》
3. ヒックとドラゴン
まいったなあ。
いや、評価が高いのは知ってたけど、これほどとは...
ラストのエピローグ以外、ストーリー的には、どうってことないはずなんだけど...
最初のうち、ドラゴンに乗って飛ぶところは「宮崎駿パクってるなあ」なんて斜めに見てたんだけど...
最後の30分は、もうアニメであることを忘れてた。
最後の15分は、泣いて泣いてなんだかわからなくなって見てた。
だから、もう1回最初から全部見た。
こんなこと初めて。
子供向けハリウッドアニメのはずなのになんでだろう?
自分は最近、観客層のターゲットを明らかに細く絞りこんだ邦画と邦画アニメをよく見て、それにそこそこ満足してたクチ。
だから、こんなことがあるなんて思いもよらなかった。
とにかく、子供向けアニメだろうと、ベタなストーリーだろうと、演出次第で何百本も映画を見てきた観客の感情をここまで揺さぶることができる。
この映画は、映画の奇跡として、あるいは劇場用アニメの教科書として、長く長く語り継がれるに違いない。
DVD鑑賞のくせに、自分は勝手にそう断言しちゃう。[DVD(吹替)] 10点(2011-02-14 00:00:42)(良:3票) 《改行有》
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