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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. 瞳の奥の秘密
《ネタバレ》 長年勤めた検察官を定年になった男が、持て余す時間を使って小説を書こうとするところから物語は始まります。小説のネタは、25年前に捜査にかかわった殺人事件。そして、映像は25年前に切り替わり、書かれつつある小説の内容(捜査の内容)をなぞっていくこととなります。犯人を捕まえた後に一悶着あり、主人公は、何者かに襲われることとなります。殺されてはたまらないと、気になっていた女性上司を置いて一人逃亡し、事件はそのままに。小説の終わり方としては、尻切れトンボで、別れのシーンも取って付けたような、お約束的感動シーンなのですが、事実に基づく以上、それ以上展開の仕様もないといったところです。小説世界から現実に戻り、やはりどこか気にかかるのか、当時の関係者の消息を確かめることに。そして25年を経て、事件の裏側に隠れた秘密を垣間見る・・・と言ったストーリーです。渋い、渋すぎる。大人による大人のためのサスペンス。主人公も渋いのですが、女性上司の魅力が何とも言えません。頭が良く芯が強くどっしりしてるのだけど、清楚な感じでもある、日本映画には出てこないタイプですね。映像もしっとりと落ち着いていて、それでいて、キビキビしたカメラ割りでテンポ良く進んでいく感じです。[DVD(字幕)] 8点(2023-10-12 18:49:30)
2. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 約3時間の長編です(エクステンドエディションです。劇場公開版は約2.5時間と少し短いようです)。ヒトラーが地下要塞の一室で怒号する有名シーンは、意外と早く40分あたりです。字幕を見つつ、意味を追いつつだったので、「畜生め」以外全部聞き逃してしまいました。巻き戻して、「ぷる~んぷるん」「スターリン」「柴田さん」などを無事確認し、安心しました。お話しの方は、史実に基づいているので仕方が無いですが、一本調子で、とにかく長いです。長すぎです。始まりの段階で、ヒトラーはすでに追い詰められ、くたびれていて、割と早い段階で、自殺を覚悟してしまうので、話のメリハリがないのですよね。史実としてはとても興味深いのですが、どうしてもダレてきます。ゲッベルスが、眼窩の奥に沈んだ白目のないヤバイ目をしています。恐いです。特筆です。[DVD(字幕)] 6点(2023-05-19 17:55:37)
3. ビューティフル・デイズ
《ネタバレ》 原題がAda Apa dengan Cinta?。英題がWhat's Up with Love? 。無難ではありますが、印象に残らない邦題ですね。それはさておき、インドネシアの女子高生が主人公。日本の女子高生とあまり変わらず、元気いっぱいに学園生活を楽しんでますが、貧富の差の激しい国ですから、一部の富裕層と思われます。主人公の女子高生はそこそこの美人。後藤久美子似か。相手役の男子高生は東南アジアには珍しいタイプのシャープな顔つきのイケメン。このイケメンが、一匹狼タイプで、文学などもたしなむのですが、口が悪いというか、手厳しいというか。彼女の方も、詩を書いたりギターを弾いたり多芸、かつ生意気なので、すぐ喧嘩になるものの、お互い惹かれ合っていくというような流れ。これだけシンプルな青春恋愛ものは今の日本だとなかなか作られないので、結構、貴重かなと。[DVD(字幕)] 6点(2023-05-17 20:13:28)
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