|
1. フェイブルマンズ
《ネタバレ》 スピルバーグの自伝的映画と云われれば信者の私は観に行くしかない。映画製作に憧れたことのある人であれば、容易に主人公へ感情移入ができ、安定した演出とJ・ウィリアムズの音楽で2時間半の長尺もあっという間。もうちょっと映画製作に関わるところまであると思っていたので、ラストは『え?終わり?』感満載。派手さもエロもグロもなく、特に何が起こるわけではありませんが、映画愛にあふれた心温まる良作です。[映画館(字幕)] 8点(2023-03-07 02:39:44)
2. プロミシング・ヤング・ウーマン
《ネタバレ》 何の予備知識もなく鑑賞。まさかのリベンジもの。もう少し前向きな明るい映画かと思っていた。全体の流れはまずまず。ただ、すぐ復讐に入らずに何年も放置していたのは何故?とか男誘って制裁って云ってるけど、男に実害ないし普通逆切れで襲われるだろ、とか気になる点もちらほら。演出面に残念な点が多く、特に親友の映像を出さない意図が解らない。事件のシーンを描く必要はないが、仲の良かった姿を描けばもっとがっつり感情移入できたと思う。なかなかの脚本と秀逸な演技を演出面が足を引っ張ったやや残念な作品。[映画館(字幕)] 6点(2021-08-17 19:55:12)
|