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1. フェイス/オフ
《ネタバレ》 正直、アクションに関しては笑っちゃうくらいテンプレ通りで、視聴中にジョン・ウー監督だと分かるくらいにベタベタである。顔面移植手術も噴飯もの出来だが、それでも映画としては面白かった。普通入れ替わりモノはコメディ寄りになるのだが、バチバチにシリアスな映画でやるのがまず新鮮だ。その中でジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジの演技が実に素晴らしい。顔面は本人でも中身が別人であると一目で分かるほどの見事な演じ分けに感心した。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-29 16:10:13)
2. ブレイブハート
《ネタバレ》 ウィリアム・ウォレスについては全く知らなかったが、中々面白かった。
老獪で恐しきエドワード1世、緊迫したシーンにアクセントを添えるスティーヴン等、登場キャラクターが良い味を出している。特に気に入ったのはロバート親子だ。深謀遠慮なリアリストである父親と、理想と実利の間で苦悩する息子が実に人間臭くて魅力的だった。
戦闘シーンも迫力がありつつ毎回展開が違って飽きさせない。レイプや拷問のシーンを凄惨に描かなかったのも正解に思う。作品として描きたい部分ではないだろうし。
しかし一つだけ気に入らないシーンがある。それはウォレスとイザベラ王女のラブロマンスだ。シナリオ的に不要であるどころか、ウォレスが戦うきっかけになった「妻を殺された事への復讐」に影を落とす。史実とも矛盾しているそうだし、尺的にも不要だ。これが無ければもう1点高く出来ていた。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-11-26 12:48:40)《改行有》
3. ファイト・クラブ
とんでもない映画だ。狂っている。
でも彼らを狂っていると感じているオマエは正常なのか?
正常って何だ?[インターネット(字幕)] 9点(2018-09-17 11:23:42)《改行有》
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