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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. フェイブルマンズ 《ネタバレ》 さすが!スピルバーグ! 単なる自伝風な映画にしない。 母親との微妙な距離を持ち始めるとこから、 このような母子映画は、初めて見たと感動。 そうだよね、母親の女性の部分を見てからの男の子の変わっていくとこなんか、 もっと映画になってもいいのにね。 そして、転校してからの学園部分。 天才とイジメはセットみたいなもの。 そして、突き抜けた経験をした者だけが描ける世界をスピルバーグが銀幕に展開するとこは見応えあり! ラストは、ドカンとジョンフォード! ザ・映画!なのでした。[DVD(字幕)] 8点(2023-08-14 01:26:00)《改行有》 2. プロミシング・ヤング・ウーマン 《ネタバレ》 エリートの乱痴気騒ぎの被害にあった女性、その被害女性に強い思いを抱いていた女性の復讐劇。 復讐は、その事件に直面して、知らない顔をしていた女性たちや事件をあやふやにした学校側、 告発を抑え込んだ弁護士に向けられる。 そして最後は乱痴気騒ぎをしたグループと、その女性に被害を加えたリーダへと向けられていく。 彼女も結局、力の強い男性にやられてしまう・ このストーリーを観ている女性はどんなことを思うだろう・・ しかし彼女は自分がやられたときの策を考えて、敵地に乗り込む。 かくして彼女はやられてしまうが、その策が逆転劇のように、ラストのひっくり返しへとつながる。 ラストは、してやったりの感があるが、やはり女性は野獣の本性を隠し持つ男性という性には 敵わないのかという一抹の寂しさが心に残る。 そして、監督が女性であることに、結局、女性の側からは、男性は信用ならぬものと映っているのかもしれない、 (と思った・・)[DVD(字幕)] 8点(2022-04-04 14:57:48)《改行有》 3. PLAN 75 《ネタバレ》 全国の満男たちが、あ然とする映画。 あのラストじゃなきゃ、いたたまれない。 ラストの車の暴走は、若者たちの「僕らはどうすればいいんだぁぁぁ」という 叫びにも似たものを感じた。 それを抑えつける警官に、少し笑った。[DVD(邦画)] 7点(2023-05-05 01:32:09)《改行有》 4. ファーザー 《ネタバレ》 考えさせられる映画だった。 アンソニーにとって、思考の立脚点は、 親と子であったようだ。 しかし、二人の娘のうち、一人は事故死している。 かくして、彼の思考の混乱ぶりが、 老後、一気に押し寄せる。 そして、彼はとうとう考えることを放棄して、 ラストとなる。 音楽が、心に刺さる映画だった。 (ところで、あの男医、ジーンハックマンの息子?似てるんだけど・・)[DVD(字幕)] 7点(2022-05-06 23:36:10)《改行有》 5. BLUE/ブルー(2020) 《ネタバレ》 映画好きな人間としては、ドラマ性がイマイチで残念だったですが、 ボクシングをしてる人間群像として観れば、よく出来てると思います。 男たちの詩という感じでした。 瓜ちゃん(松山ケンイチ)が、小川(東出)の試合に熱くなっているのを見て、 この人と私は縁がなかったのだと千佳ちゃんが涙を流していたのが、非常に心に刺さりました。 本当は、瓜ちゃんがこれから、どう生きるか、第2の場所で芽が出るか、 またボクシング界に何らかの形で戻ってくるか、そこまで観たかったです。 しかし人生って簡単に答え出ねえんだよ!っていうのが、メッセージだったかもしれません。[DVD(邦画)] 7点(2022-02-19 02:47:05)《改行有》 6. Fukushima 50 《ネタバレ》 これがつい最近のこの国での話だと思うと、 なんか涙が出てきた。 軽々しいコメントは避けますが、 この映画は、「チャイナシンドローム」より グッとくるものがありました。 原発が爆発をしなかった理由が、本当のところでは 分かってない、って言ってましたが・・(汗)[DVD(邦画)] 7点(2020-12-12 21:56:29)《改行有》
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