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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. フォーリング・ダウン 応援団長から他人事に変わっていく自分のスタンスが非常に興味深かった。自分も彼と同じで渋滞には腹が立つ。マ○クも同じだ。だから彼を応援した。突撃だ!ダグラス号。懲らしめておやりなさい、と。自分の代わりに成敗してくれる彼を見ていると、ストレスが発散されていく様でとても気持ちが良い。だが事がエスカレートするに従い、徐々に彼と距離を置くようになっていく。これは自分に害が及ぶのを恐れるためだ。そうして彼を見捨て、最後は完全に他人事。あれだけ応援していたのに、これはちょっとやり過ぎでしょ~というスタンスになっていた。ここであるCMが頭に浮かんだ。BOSSのCMだ。トミーリーが知事に祭り上げられ人気者になるものの、ふとした事でバッシングを受けまくり転落していくというもの。最後のセリフは「この惑星の人気は短い」。現代社会においてストレスを抱えていない人などいないでしょう。それぐらい超超ストレス社会ですが、では適切な発散を皆しているかと言われればそうでもない。誰かを祭り上げ、軽い失言があれば自分に害が及ばない範囲で叩く。こういった言動・行動はやはりどこか不健全。日本人たるもの、他人に迷惑をかける事なかれ。他人任せではなく、自分自身でストレスを発散する方法を見つけなければいけませんね。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-23 09:39:34)(良:1票) 2. ブラック・ビューティー/黒馬物語 馬を扱った映画の多くはレース等での再生がテーマになりますが、この映画はそれとは違い、実写版ディズニーと言った感じ。と言っても『ベイブ』ほど明るいわけではなく、静かに淡々とブラックビューティーの一生を描いた話です。説明的なセリフは必要だったのか疑問だけど、躍動感や本能的な動きは実にうまく撮られていると思います。[インターネット(字幕)] 5点(2009-02-12 20:17:15) 3. フォー・ウェディング 《ネタバレ》 自分が苦手とするアンディマクダウェル。それを差し引いてもこの話はいただけない。 そもそも最初からくっつけるつもりで作ったのかも疑わしい。それぐらい最後はとってつけた様なハッピーエンドだった。主人公の選択で言えば自分ならフィオナと結婚する。妥当・逃げと言われても関係ない。あれだけ長い間想われて気持ちを告げられた。気持ちに応えて彼女を幸せにするのも愛の形。と、『101回目のプロポーズ』のファンである自分は思います。[DVD(字幕)] 3点(2009-02-11 20:20:12)《改行有》 4. ブローン・アウェイ/復讐の序曲 《ネタバレ》 トミーリーはどちらかと言うと追うイメージが強いから、ずっと配役は逆だと思ってた。内容はとってつけた様なIRAだったけど、映像的には結構凝ってた。すでに書かれている様にどこに爆弾があるかわからない意味深なショットはドキドキしたし、アクション映画並みの爆発シーンもさすが。役者陣は脇のウィテカーはいつも通りの役でブリッジスもまぁまぁ。結局トミーリーのための映画かな。これ見終わった後にBOSSのCMを見てこの人は何でもこなすスゴい人だなと思った。[地上波(吹替)] 5点(2008-11-04 23:16:23) 5. ブレインデッド 何も言う事はございません。おなかいっぱいになりました。おぇっぷ。[DVD(字幕)] 10点(2008-10-29 23:36:19) 6. ブレア・ウィッチ・プロジェクト 元々流行にはのらない性格で、この映画についても当時は「あー騒いでるな」ぐらいのモノだった。なので予備知識もほぼゼロ、部屋を暗くしてヘッドフォンで音大きめのいつもの状態で鑑賞しました。言われている手ブレも全く気にならず、しっかり「4人目」として自分はこの森に存在し、イライラしたり、怯えたりしました。何回も観るもんじゃないけど、いい意味で気持ちを揺さぶってくれました。こういう森なんか見るとちっちゃい頃の墓参りを思い出す。田舎の墓ってのは山奥にあったりして、道なき道を行く場合もある。その途中に沼なんかあったりして、ばあちゃんに「ここには河童がいるから近づくな」な~んて言われたりする。まぁいるわけないんだけど、田舎の夜ってのは真っ暗だし、何かあっても助けを求める人家が近くにないから意外と怖い。何かいるかもっていう怖さと、孤立っていう怖さ。この二つがこの映画にはある。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-08 16:13:04) 7. フル・モンティ 《ネタバレ》 観る前は「おバカさん達のドラマ」だったのに、観終わった後は「愛すべきおバカさん達のドラマ」に大変身。これで連中がものすごく熱いやつらだったら、これ程面白いものが出来ないでしょう。ラストは苦笑しながらも自然と涙が落ちる。「な~んにもないけど、度胸出してやってみようよ。何か変わるかもよ~」ストレートなメッセージも共感出来る。集まったお客はわかっている。きっと彼等は変わらずバカのままだろう。それでも連中に拍手を送らずにはいられない。観ている私達もきっと最後は一人のお客になり、彼等に拍手したくなる事でしょう。次は自分だ。頑張ろう![DVD(字幕)] 10点(2008-08-02 20:22:48)(良:3票) 8. ブレーキ・ダウン アメリカの田舎を舞台にしたサスペンスは出来がいい。「ヒッチャー」や「Uターン」など、たぶん他にもたくさんあるんだろう。ホラー映画観るよりこっちのほうがよっぽど怖い。たった一人の味方がいないというのが、これ程恐ろしい事とは。アクションの棚だったが、サスペンスの棚に置いて欲しい映画。[DVD(字幕)] 8点(2008-07-30 22:03:49)(良:1票) 9. 不法侵入 観たのは10年以上前。当時見た中ではダントツで恐ろしかったのを憶えてる。もうこのレイ・リオッタとかいう人の映画は絶対見ないようにしよう!と誓ったぐらい。もちろん今となっては懐かしい思い出ですが。ニコール・キッドマンのデッドカームなんかも似た系統ですが、やっぱりこっちのが出来はいい。多少のエロもgood![ビデオ(字幕)] 7点(2008-07-22 20:45:09) 10. ファースト・ワイフ・クラブ この3人は自分の親の年代。優等生ダイアンキートン、永遠に老けないモンスター・ゴールディホーン、サービスとは言い難いおばさんスカート振り乱して歌うベッドミドラー。大大大好きです。映画の話は最高につまらなかったけど、この3人が最後に歌う“you dont own me”これだけは最高!3人が歌いながら朝の街に向かっていく姿は映画史に残る名シーンになると思います。 [DVD(字幕)] 4点(2008-07-20 14:19:59)《改行有》 11. フライド・グリーン・トマト 他の方も書いてましたが、息子が出てきてネタバレすると確信して見てました。予想と違ったけどこれはこれで良かった。キャシーベイツはサスペンスもうまいけど意外とかわいいおばちゃんが似合う。マスターソン・ルイーズパーカーの二人はそれぞれお得意の男女(オトコオンナ)と不健康女を熱演してました。[DVD(字幕)] 8点(2008-07-20 14:05:52) 12. ブラッド・イン ブラッド・アウト ギャング物は苦手な分野なんだけど、これは面白かった。長いけどあまり時間を感じる事がなく、むしろもっと見たいとさえ感じた。重厚ってわけじゃないんだけど、人物関係とかわかりやすく、モンタナなど魅力的なキャラがいたのも良かった。[DVD(字幕)] 8点(2008-07-20 13:44:34)
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