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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 舟を編む 《ネタバレ》 普通に良く出来ていると思ったが、ブラック企業的な働き方を「綺麗なもの」として描いているのが不満 徹夜で泊まり込みで作業するのが感動、ってそれは違うだろ…[DVD(邦画)] 7点(2015-08-10 23:48:00)《改行有》 2. ふがいない僕は空を見た 《ネタバレ》 ただの、ポルノ風邦画かと思いきや、全く違う。 原作の力かもしれないが、人物描写の妙に、唸らされた。 あんずの、不安定さ、短大の頃から不特定多数とSEXしていたことが窺える描写。 姑の、孫を持つ友人を羨む気持ちからくる、土手での会話。 ナチュラル志向の女性が、助産師に向き合って語る場面。 団地に暮らす福田が、主人公母のお弁当を捨てる光景。 店長の前では子供が苦手と言いながら、子供たちに対しては優しく接する田岡。(彼の性癖が明らかになった後で思い返せば、伏線だったのかもしれない) 様々な、リアリティのある描写が印象的。あんず以外にリアリティのある人物描写をされているキャラ(姑・ナチュラル女性・福田・田岡)が、後に物語に深く関わってくるのも、キャラ描写の必然性と物語が結びついていて、納得できる。 主張としては、「産み方なんて関係ない」というものが心に響いた。 どのような妊娠方法で子供を持っても母であるし、どのような出産方法で出産しても母であることには変わりない。 作品中では、あんずは体外受精・人工授精・代理母など様々な方法を使って、母になろうとしている。ナチュラル志向の女性は、病院ではなく「自然に」産みたいというが、帝王切開で産まれても母であることに変わりない。 妊娠方法や出産方法にとらわれなくてもよい、というのが作品のメッセージの一つだと感じた。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-01 23:37:56)《改行有》 3. 50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 男の人だと楽しめるんだろうか… 女性目線からは面白くなかった、ビッチとして描かれる女が出てくるし。ここで高評価だけど合わなかった作品、何十個か目。 追記、オバカで下ネタばかり(というかそれだけ?)な主人公の親友に嫌悪感を抱かなければ楽しめる余地はあり。自分は彼が無理すぎて、そこからは粗ばかり目に付いたので。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-11 20:13:58)《改行有》 4. ブラック・スワン 6~7点の間という感じ。迫真の演技はいいが、何をテーマにしたかったのかがいまいち弱い。女の世界の怖さなのか母と娘の関係なのか、狂気なのか… 盛り込みすぎてそれを消化しきれていない気がした。過保護な母と暮らすお嬢様が狂気に取り憑かれて壊れていく様を描いた、と単純に見た方がいいかも。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-11 23:26:25)
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