みんなのシネマレビュー |
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21. フィフス・エレメント いくら表面上だけ良くしても、中身がなければ話にならない。結局何が言いたかったんだか皆目見当つかず…(苦)。人気俳優を使い、美術道具に凝ってシナリオを叩き込む。金持ちの怠慢映画としか見えません。…でもミラ・ジョヴォヴィッチだけは光ってました。 3点(2003-10-19 15:44:17) 22. フラッド 似たところで「ジャッジメント・ナイト」ですか。通して夜間の撮影に加え“街の安全空間”という、絶対感を覆したところ。特徴は、自分ではコントロールできない自然の猛威をプラス効果にしたところカナ。また、人物たちに起きる立場の逆転が新なる効果を生み、ドキドキものとしては期待しないで観ると普通に面白い。ただ、こうした演出のほとんどは他映画の影響が強いと思われ、やや独創的な演出が希薄。後半、カレンの手錠が!→ノコギリは壊れた!→で、最終的に拳銃で処理!…って、オイオイそりゃないよ…(笑)。巨大な水槽にセットを造って撮影しただけあって、それなりに迫力がある(でも、フカン画面でパネルの建物のパースが狂ってたぞ)。全体的に、盛り上がりに欠ける原因の一つは音楽が悪いという事。呷られるように、また追い立てられるようなBGMが欲しい。主人公・トムを演じるクリスチャン・スレーターが好演。敵役・ジムを演じるモーガン・フリーマンは、やはり…と言ったところか(笑)。6点(2003-10-11 19:15:33) 23. フェリスはある朝突然に 邦題が良いのでてっきり良質な映画なのかと思えば…そうじゃない(苦)。こういう内容に反感を感じるのは日本人だから…? 学校サボって一日をエンジョイしたい…って言うのが通じるのは小学生まで。この手の映画はそれこそ気楽に観れば…なんて言われたらそれまでだが、個人的にどうも共感できん。のび太くんの気侭な一日…って事で。3点(2003-09-30 01:31:08) 24. プロジェクトA子 ホントに懐かしいオタクアニメの代表作(笑)。ハチャメチャッぷりはやはり「うる星やつら(アニメ)」からなのか。ただ基本は突っ走り系なので、観てもそれだけしか無いのがちょっと…。個人的に好みでアニメ好きな私にはグッと来ますが、映画としての標準的評価から言ってこの点が妥当のように思う。…にしても、(↓)単発記名の方々の10点…恐るべし…。先の10人の方だけで、平均9.5点ですか…??? 申し訳無いが、自分はここまで情熱的になれません…。4点(2003-09-21 20:12:28) 25. ふしぎの国のアリス(1951) 大好きなディズニーアニメの一つ。原作も好きだが、アニメの独特な雰囲気と表現の素晴らしさ、優しい色調はとても魅力的だ。ウザキと女の子…ご飯に納豆ぐらい合います(例えが貧しい)。更に、個性的なキャラクターたちがなんともユニークで、次から次へと登場するあたりは、ひと粒で2度も3度も楽しめる。チグハグな会話に不思議な舞台がたまらない。まさに夢の世界そのものである。ちなみに、あの貝の赤ちゃんたちが食べられちゃった…という表現が、ディズニーにしては珍しくブラック。子供心に、ちょっとそれは…と思っていましたが。8点(2003-06-29 17:40:34) 26. プリティ・ウーマン こういうシンデレラ・ストーリーもあっても良いとは思うが…。女性は皆憧れるものなのか…(苦)。でも、ルイス(リチャード・ギア)が実業家で金持ちじゃなかったら、成立しない恋愛なんて本当の恋愛じゃないのでは…??? ビビアン(ジュリア・ロバーツ)の豪遊生活が、やたら目につく映画だったのは確か。ただのコールガールだった彼女を、金の力で立派なレディにさせていくうちに恋が芽生えるって…オイオイ。それはそれで、女性をコケにしているようにも見える。ちなみに、あの有名なポスター(パッケージ含)で、ジュリア・ロバーツの首から下の身体は別人なんですよね…。作品の中でも、露出度のある身体だけアップで映るのも別人。“ボディダブル”という専門職のシェリー・ミッシェルが代行でやっているらしいが、そんなひた隠しにするほどジュリア・ロバーツの身体に何か問題でもあるのか…?4点(2003-06-01 14:11:52) 27. フック スピルバーグ監督作品に加え、大好きな俳優のキャスティング。「これは面白そう!」と期待して劇場まで観に行ったのに…。期待し過ぎるとハズレ映画。良かったのは、ダスティン・ホフマンのフック船長と、そのタイトルぐらい。やはり“カッコ悪いピーターパン”という序盤の描き方で、スッカリ夢も希望も無くなってしまって観るのが嫌になってしまった…(苦)。なにもあの役に、ロビン・ウィリアムスを配役しなくても良かったような気がする。少なくとも「我こそは永遠のピーター・パン」と豪語するマイケル・ジャクソンよりも良いとは思うが…(←自分を配役なかったから、カンカンに怒っているらしい)。3点(2003-05-31 00:31:31) 28. フェイス/オフ これ、実は顔を入れ替えただけではなく、互いの身体も整形している…という設定ですが、ジョン・トラボルタのガッチリ体型と細身体型のニコラス・ケイジの身体ごと弄りまわすのは、さすがにムチャクチャすぎるような…。アクション&ストーリーは面白いので、あまり深く考えずに観るのにはいいかな…と。入れ替わったニコラス・ケイジが時折見せる、捨てられた子犬のような哀れむ表情がなんとも切ない。トラボルタとケイジが入れ替わるまでの互いの演技を、収録ビデオで徹底的に研究して役作りしたそうで、演技の幅の広さに感服。7点(2003-05-17 16:45:16) 29. ブレア・ウィッチ・プロジェクト ブレブレ映像オンリーなので、真剣に観るといわいる“ブレ酔い”に陥ってしまう。全米でインターネットから、クチコミで社会現象にまで広がった本作品。当時は「この映像はノンフィクションなのか?」・「“ブレア・ウィッチ伝説”は本当なのか?」と、通常の思考を狂わせるほどのブームが話題になり映画公開にまでヒートしたが、フタを開ければただの地味な作品である。ドキュメンタリータッチな映像に、時々リアリティを感じるが、ラストが非常にアヤフヤな終わり方で、なんだか良くわからないのが正直な感想。ちょっとラストで石か何かがス―ッと動いたような気がしてゾクッと来ましたが、ただそれだけで怖くない。“クチコミ”と“インターネット”だけを使い、宣伝費ゼロと制作費を押さえた意図には感心します。ちなみに、乗り物酔いに弱い方はご注意を…。3点(2003-05-15 20:30:55)
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