みんなのシネマレビュー |
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41. ファーザーズ・デイ 観始めて10分位で「・・・興信所に頼めば?」と思ったんですが、それはおいといて。共にコメディアン出身の二人の競演はそれなりに楽しかったです。ただ、全体としてみると、いまいちポイントが絞りきれてないような印象はありますね。部分部分では、ちょっと面白いシーンもあるんですが・・・。僕としては二人のお父さん(?)と息子の世代間の違いを際立たせるようなやり取りがもちっと欲しかったかな。6点(2003-06-28 16:45:48) 42. フランケンシュタイン(1931) この作品、「ミツバチのささやき」で劇中劇として登場するんですよね。僕はそこからの流れで観たんですが、ちょっと期待はずれかな?もうちょっとフランケンシュタインの悲しみみたいなところも観たかったし(と思ったティム・バートンが作ったのが「シザーハンズ」や「フランケンウィニー」なのでしょうね、きっと)、あのマリアという女の子とのふれあいももうちょっとあってもいいんじゃないかと思うし、何より最後のハッピーエンドはちょっと牧歌的過ぎますね。でも後の映画界に与えた影響は大きいのでしょうねえ。6点(2003-05-07 22:00:05) 43. プライベート・ベンジャミン ある日いきつけのビデオ屋で「なんかないかなー」と物色しているとどこからともなく、熱い視線が。「ムムッなにやつ!」・・・それが僕とこの作品の出会いでした。映画の内容は正直まあまあって感じでしたが、ゴールディが時折見せる表情がなんかいいんですよね(特にいいのが両親が彼女を連れ戻しにやって来る所)。ところで、あの「劇団一人」みたいな顔の「オオサカ・キム」って日本人?ところでその二、「プライベート」って「二等兵」って意味だったのね。あれ、っていうことは「プライベート・ライアン」も同じか・・・ってこれって常識?6点(2003-04-20 21:41:01) 44. 不滅の名優マルチェロ・マストロヤンニ うむむ、自分で登録しておいてゴメンナサイ、実はワタクシ、マルチェロ・マストロヤンニの代表作と呼ばれる物をほとんど観ていないので、イマイチ感情が入らなかったです。ただ、彼の演技論(よく演じる人間に入り込むとか言うけど、そんな力まずにフラットにやればいいじゃないか、みたいな事を言ってました、確か)なんかは興味深かったです。あと、あの「最後の晩餐」を「素晴らしい作品だよ」と絶賛してたけど、そぉーなのかぁ・・・。あたしゃ良く分からんかったよ、すまん、マルチェロ。5点(2004-07-06 17:18:23) 45. プロジェクト・イーグル うむむ、ジャッキー・チェンの映画(の設定や物語部分)に対して突っ込むのはナンセンスなのだろうか?扇風機の顔は面白かったけど・・・かろうじて。5点(2004-01-04 22:46:53) 46. フィオリーレ/花月の伝説 たまたまBSNHKでやってたのを観たんですけど・・・うーん、僕、あんまり血の繋がりとか呪いとか信じてないからなあ。あんまり物語に入り込めなかったんですよね。確かに子供達は可愛かったけど・・・。こういう映画って伝統や文化をきちんと残しているヨーロッパだからこそ作れた映画なんでしょうねえ。5点(2003-07-02 22:26:38) 47. 二人が喋ってる。 犬童監督が実在のお笑いコンビ「トゥナイト」を主役に据え、吉本芸人総動員で撮影された作品。現在と過去を交差させる手法とか、印象的な長回しとか、「ほほぉ」と思うところは多いのだけれど・・・主役の二人が回想シーンでセーラー服を着ているシーンが違和感がありすぎて・・・というか、フィルムではなくビデオ撮りというのもあったかもしれないのだけれど、何だか安っぽいAVのように思えてしまったのでした。ごめんなさい、犬童監督。4点(2004-10-22 18:27:52) 48. フル・フロンタル これは、あれだな、いわゆる「観客を選ぶ作品」ってやつだな。んで、どーやら僕は選ばれなかったらしい(笑)。きっと、大都会でバリバリ仕事してて、人間関係やら何やらのストレスを一杯抱えていて、なおかつ「最近のハリウッド作品ってみんな同じようなのばっかりでアキアキしちゃうわ」なんて言ってる人には面白いのかも。残念ながら、片田舎で天然スローライフ生活(ぐうたら、ともいう)を送っていてアキアキするほど最近のハリウッド映画を観ていない僕には、1/3位しか分かんなかったです。あ、でも「セックスと嘘とビデオテープ」を事前に観てたら、少しは違ったのかなあ。4点(2004-09-11 16:16:02) 49. ブラッド・シンプル んー、僕が観たのは「ブラッドシンプル/ザ・スリラー」という、後で編集し直したやつだったんですけど(原題は同じ)、ちょっと面白さが分かりませんでした。登場人物同士の誤解からどんどん事件が起こっていくんですけど、つまり人間不信がテーマなのかなあ。映像的には面白いのかもしんないけど・・・。4点(2003-10-07 16:10:03) 50. ファイナルファンタジー 日本モノのハリウッド進出ということで期待というより応援する気持ちで観に行きました。前評判通りCGは凄いしドキドキしてたのですが、好戦的な軍人さんがあまりにもハリウッド的悪役なので冷めてしまいました。世の中うまくいかないものですね。4点(2003-03-03 17:02:28) 51. 普通じゃない んー、どうでしょう?あんまりキャメロン・ディアスの演じるキャラが好きになれなかったんですよね(クレジットカードがどーのこーのとか。あんなん言われたら、多分、殴る。グーで)。ユアン・マクレガーのお人好し駄目男やホリー・ハンターのブチキレ天使はなかなか良かったんですけど・・・。最後の「愛の講釈(?)」もなんだかなあ。この監督(確かイギリス出身?)の作品を観るのはこれが初めてなんですけど、あんまりアメリカでの仕事はうまくいかなかったんじゃないでしょうか(「ザ・ビーチ」は未見で評判を聞いているだけなんですけど)。同じような話なら「バンディッツ」や「キル・ミー・レイター」の方が好きでした。残念。3点(2003-09-17 17:56:35) 52. ふしぎの海のナディア 映画版「未来少年コナン」とどっこいどっこい。いつも二匹目のドジョウがいるとは限りませんね(特に人気テレビ番組の映画化は)。2点(2003-03-03 17:06:36)(良:1票) 53. プラン9・フロム・アウター・スペース うーん、「グレンとグレンダ」「怪物の花嫁」は結構普通に良かったと思うのだけれど、これは凄い。STING大好きさんの仰られている通り、無茶苦茶壊れまくっている。もはやエド・ウッド作品に関していちいち細かいツッコミをするつもりはないけれど、SFとしての破綻、物語の破綻、以上に、映画として破綻している。バートンの「エド・ウッド」にも登場した整骨医の先生とベラ・ルゴシ(の生前のフィルム)を強引に「同一人物」に見せようという編集や、どう考えても繋がっていない(多分ドキュメント映像をパクった)戦場のシーンと司令官のシーン、などなど。大体「グレンとグレンダ」には「女装は悪くない」というメッセージ、「怪物の花嫁」には「本来の場所から追われた者のルサンチマン」というテーマがあったのに、この作品には全くテーマが感じられない(反戦?冗談はヨシコさんだぜ)・・・のだが、ひょっとしてこの作品、「映画(作り)」そのものが、実はテーマなのではないか、という気もしなくもない。この作品にはテーマもなければ物語もない、あるのはただ「映画を完成させねばならんのだぁ!」というエド・ウッドの根性、のみ。まるでエンジンが燃え尽き、タイヤも全てパンクしているにもかかわらず、それでも走り続けようとする車のようだ。そう考えると、これは(エド・ウッドの本意は別にして)映画のある「極限」を体現した、とってもロックンロールな作品なのかもしれない。ということで、「これはひょっとして9点なのかもしれない」と思いつつの1点です。 [DVD(字幕)] 1点(2005-04-26 18:47:25)(良:2票) 《改行有》
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