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性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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41.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 「お告げ」を聞いたケビンコスナー演じるレイが、ブロークンな行動に出るのだが、なぜか妻子にまで幻覚が見えている。=彼は統合失調症ではない。=ファンタジー映画である。 レイリオッタのシューレスジャクソンの存在感がすごい。コスナーは出ずっぱりなのに食われている。俳優さんはやはり「たたずまい」「ありよう」である。演技うんぬんは当然かもしれないが、普通の観客にとっては「演技の巧妙」など2番目以下。60年代回顧やら「アメリカの善き人(グラハム医師)」やら、「野球への思い入れ」やら、とりとめもないような、絞りきれていないような、「お告げ」の末にたどり着いたのは、「父と子のキャッチボール」。これで全アメリカ人男性を号泣させてしまったわけだ。すごいような。「ふーん」としか言いようがないような。フランスではそっぽを向かれたというのが皮肉だ(フランス人は野球が嫌い)。当然日本では大ウケ。野球場にどんどんゴーストプレイヤーが増えていくところがミソです。ちょっと「育てゲー」感あり。アメリカ人男性の野球に対する思い入れを知るには良い教材です。「すごい」レイリオッタは一見の価値あり[DVD(字幕)] 7点(2006-01-22 17:13:56)《改行有》

42.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 個人的には、全体を流れるテーマは「地獄の黙示録」と同じ「正気を保てるのか」であったように思う。ただ、めざすものが、「更なる狂気をもつに至った人物」ではなく、「ナンセンスな使命」であったのだよなあ。生還したウィラードと違ってミラーは死ぬ。出番の少ないマットがよし。話題の冒頭シーンについては、「狙いすぎ?」。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:37:25)

43.  ファーゴ 《ネタバレ》 うーん、見る人が見ればきっと違うのであろう。なぜアカデミー賞。 ある評論家が「妊娠小説」という言葉を発明したが、これは「妊娠映画」。 見ている間とにかくずーっと腹が重いのよ。だから息切れしながら見てるような、おかしな感覚なんだって。「はやく産んじまってくれよ、気になるから」だ。狙いといえばあまりな狙い方じゃ。疲れるので再視聴はなし。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 23:31:05)(良:1票) 《改行有》

44.  フリーダムランド 《ネタバレ》 意味不明。 つかみどころなし。 どんなにがんばっても、作り手の「コレだけは、伝えたい」というキモが探し出せなかった。 どんなBC級作品でも、「はは~ん、ココだな」というものが、必ず、ある。 逆に言うと、そういうものが無ければ、製作にまでこぎつかない。 「ロレンゾ刑事シリーズ」として、TVドラマの前後編で見たのならば、即座に忘れて終わるところだが、私は主演の男優女優が大物すぎることが妙に気になる。 この二人は今どき珍しくTVドラマには出ていない=TVに出なくてもやっていけるという数少ない大物だ。 …このスジの通らなさ、意味の無さ、なのに超大物俳優2名ゲット、もしかして、狙いに行ったのか。 そんな気もするなあ。幼児虐待と人種問題を絡めて2大スターが意味ありげに何かしていれば、どっちかは賞をもらえるか、せめてノミネートに引っかかるのではないかと。 ジュリアン・ムーアの強引なスッピンモーロー演技とかも、そういうふうに考えれば、そういうこともアリかもしれないし。 ま、はっきりしたのはジュリアン・ムーアはああした役をやるには本人がセレブすぎて無理があるってことだったが。 しかし、キャストはともかく賞を狙うには、この映画は脚本も含め裏方がちと安かったでしょう。 高い俳優を使っても安いスタッフを使うとこういう感じになるんだなあ。という感想。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-25 21:53:08)《改行有》

45.  THE 4TH KIND フォース・カインド 《ネタバレ》 なんのことはないオール作り物ということだ。 そうか。 そのわりには、「本当です!」とさんざん女優を使って言わせているのはなんだ? そして、居もしない「アビゲイル・タイラー」を演じた超げっそり女優はいったい誰なのか。 彼女は、「他の作品に出ない」「名乗り出ない」という条件で引き受けたはずだけど、その見返りとしてギャラはどのくらいもらったのかなあ。 さて、真贋を知らずに見始めた私は、「アビゲイル・タイラー」さんにすっごく違和感を感じたわけです。…このヒト、本当に「インテリ女」なのか? 心理学の博士であるはずなのに、その話し方にちょっとも知性が感じられないことがヘンなのだ。 いわゆる学者さんのはずなのに、客観的な視点で語ることが一度もないこともヘンである。 …このヒトは、心理学の学位を持っていて他人のカウンセリングをしていたことが、ほんと~うにあるのか??それにしてはなんか、「バカっぽく」ないのか? それとも、一連の出来事が、インテリであった彼女の人格を破壊した結果であるだけなのか? 私の違和感は当たっていたわけで、この「バカ」ぶりは単に役者による演技だったわけですが、こんな演技をつけた演出者はまったくセンスがありませんね。 結局私はげっそり女優のせいでいまいちノレず、心地よい騙され感を味わえなかった。 意味は全くないけどもしもこの話が事実だったと仮定したならば、私はこういうふうに考える。 催眠中の被験者の状態は「悪魔憑き」にそっくりである。 「悪魔憑き」はキリスト教の影響が無い地域では起こらず、日本なら「狐憑き」などと呼ばれ患者は「コンコン」と鳴いたりする。 …「憑き物」状態は患者の都合によって表象が変わるということになるから、メンタル病の一種だ。 そして、ここでは憑依した宇宙人がなぜか「己は神である」と宣言する! 日本だったら神じゃなくてほかのものになるだろうなあ。 ということでシュメール語を話すとか映像が乱れるとかいう説明不能なことがあったとしても、「憑き物」状態はとにかく病気ということでいいのだ。それが「悪魔」とか「宇宙人」とか「狐」とかいう特定の憑依主を表現している限り。 それにしても、ジョヴォヴィッチを勧誘するために事前に山ほどのフェイク映像を作って彼女に見せたとか、そんなこと許されるのか。ミラはいつまで騙されているのか(信じちゃう時点でやっぱ世間知らず)。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-03 17:06:26)《改行有》

46.  ブッシュ 《ネタバレ》 ジョシュは相当にブッシュの発音を練習したんですね。顔は似ていないけど声だけはそっくりでした。 さてコカイン中毒はどうなったのか心配なオリバー・ストーンという人は、トップに登りつめた権力者(主に政治家)にものすごく興味があるらしい。ニクソンも撮ってるしカストロにインタビューもしている。 それで今度はブッシュジュニアだ。 私はブッシュについてはマイケル・ムーア経由の情報しか知らないので、ということは私はかなり偏向した見方をしているのかな~と思っていたらそうでもなかったようだ。 ハーバードに親のコネで入ったとか、識字に障害があるらしいとか、兵役疑惑とか、結局ムーアの言ってるとおりだったのかしらね。 作り手が言いたいことは、ブッシュジュニアには「責任を取る」という経験が決定的に欠けていた…ということなんですね。 暴れて警察に拘留されても、恋人を妊娠させても、アルコール中毒になっても、会社の経営がうまくいかなくても。 何をやっても、自分で責任を取らされたことがない。これは不幸なことでもある。 パパブッシュは、家名を守るために不本意ながら息子を助けていたようなのですが、結局はそれがいけなかったのです。 なぜなら、責任を取らされる苦しみを知らない男は、怖いものがないわけなので、戦争さえ簡単にやる気になってしまったからです。 それも、弟ばかり可愛がるパパを見返してやるためだったということになっている。同じイラクで、パパができなかったことをやってやる…とジュニアは思ったのだろう、と作り手は言っている。 なるほどね~。「ニクソン」よりは面白かったけど、どうもブッシュ一族に遠慮して、ドロドロしたものを削っている気がしますね。遠慮するならこんな映画撮らないだろうとも言えますが、私は作品を誕生させるためにストーンが相当の譲歩をしたのだと想像します。でも、ドロドロしたとこを削っちゃったら、なんかきれいになっちゃって、つまんなくなっちゃった。やっぱりそんなものよね。人が必死で隠している場所にしか真実はない。[地上波(字幕)] 6点(2010-09-13 18:20:55)《改行有》

47.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 アメリカといえばドリーム、ドリームといえばアメリカ。 地方から出てきた野暮ったい女の子が、「アメリカンドリーム」の「尻尾」を掴むための条件はどんなものなのか、そこからアメリカ人の「成功」に対する意識が覗けると思います。 アンドレアはランナウェイ社を去ることによって「他人を押しのけて勝ち取るアメリカンドリームの輪」から抜け出たのではなくて、逆にニューヨーカー誌に採用されることによって「やっと成功の入り口に立った」のですが、ここらへんは「職業的成功こそが人生の成功」というこの作品の基本姿勢をよくあらわしています。「郊外の平屋建てに住んで子供を抱いているアンドレア」で終わるのが誰もが予想する結末だったからです。 彼女に必要とされたのは「運」と、「ボスの理不尽さに耐える」という「自己犠牲を伴う修行」だったということになっている。 ミランダの要求には、プロとして当然の内容もありますけど、そうじゃないものもかなり含まれています。そして、その線引きを決して考えずに、頭をカラッポにして、ひたすらボスの要求に応じるつまり「ロイヤリティを示す」ことが、「アメリカ的な成功の輪に迎え入れられる」ための条件ということになっていて、こういう話が抵抗なく受け入れられる土壌があるということだと思います。アンドレアはそれと引き換えにミランダの推薦を手に入れ、ニューヨーカー誌の敷居をまたぐことができたのです。 私はこの作品にあまり女性問題を絡めて考えないほうがいいように思います。たぶん、作品の根底にあるのは「アメリカンドリーム」だと思うからです。 アメリカンドリームを目指して集まってくる有象無象の中から、「成功の尻尾」を掴むプロセスは、「絶対にムリだ」と思うことをやることから始まるのだと、そのことを言っているのだと思いました。 個人的にどう思うかというと…階層化が進みすぎた現在のアメリカにとってはすでに理想にすぎないのかもしれないが、いかにもアメリカ的だということ。 日本でいうなら秀吉が信長に仕えた時と良く似ていますね。パイの分配が完全に終わって、目ぼしい分野ではコネや世襲化が定着してしまっているような今の日本ではピンとこないです。アメリカはやはり〝精神的にも〟若い国なのだと実感します。 アン・ハザウェイを見ているうちにとても可愛く見えてきました。女性の嫉妬を誘わないタイプの、可愛い女優さんですね。[DVD(字幕)] 6点(2009-03-18 18:20:28)《改行有》

48.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 サーのつくイギリス人俳優ローレンス・オリヴィエ。ヴィヴィアン・リーの元夫。それが、ホロコーストを生き伸びた老ユダヤ人を演じるとは。私にはもうそのことだけで充分なような気もする。 「ブラジルから来た少年」というタイトルが絶妙で、何も知らず題名だけを見れば「母国で貧乏してアメリカかヨーロッパに移住してきたブラジル人というイミ?」くらいにしか思われない。ところがどっこいだ。 ほとんど「オデッサ・ファイル」の向こうを張った作品といっていいと思う。「オデッサ」に比べれば、これはどうしてもサイエンスフィクションということになるが、テーマは同じといっていいと思う。 編集・演出は冗長なところがあるとはいえなかなか見ごたえがあるし、「少年」の子役もブキミな感じがかなり出ている。なんで65歳の男性ばかり殺すのかというそのオチも効いている。が、なんといってもヨボヨボのオリヴィエがローゼンタールのような元ナチの追っかけ仕置き人を演じるところを見て欲しい。どうですか、イギリス人に見えますか。私には、生き残ったユダヤ人のじーさんにしか見えんかった。老いたりといえどオリヴィエ恐るべし。 が、映画としてはやはり「オデッサ・ファイル」に軍配を上げざるを得ない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-09 20:24:30)《改行有》

49.  フル・フロンタル 《ネタバレ》 以前、喜び勇んでレンタルして見た際には、あまりのワケわからなさに金返せ(レンタル料金程度のものであろうと)気分に満ち満ちてしまったのだが、しかし。「衛星で流れているならちょっとジュリア・ロバーツの顔でも見ておくか」的に見始めると、これが以外な面白さを持っていたのだった。 …そうか、劇中劇をはさんでいるからワケわからなかったんだなあ…って、それだけのことだったのか。キレイな映像のとこは劇中劇ってことね。 どういうふうな面白さに気付いたかというと、準備万端整えたうえ映画館の暗いシートにかしこまって見る面白さ、では全然なくて、「あっそう、流れているなら見てもいいよ」といったゆるーい状況下において、ちょい散らかった部屋の中で姿勢もだらしなく視線もナナメ気味に見るのがよい…すると、ハンディカメラぽい映像でどこまでもナチュラルな演技を繰り広げるセレブな欧米俳優達をぼんやり見ているうちに、己の日常生活がいくらか美化されたような〝錯覚〟の世界に陥ることができる。 「それでどうした」の起承転結を求めてはいけなくて、ジュリア・ロバーツがツナサンドがまずいとパシリをいびる場面とか、モルダー捜査官がマッサージを受けている場面とか、ブラピが49回もリテイクさせられても(そんな訳ないけど)さわやかだとかそういうのを、近所の誰かに起こった出来事のように、あたかも自分の目の前で起こっているかのように、楽しむ。 それにしても、ジュリア・ロバーツがカツラを取ったシーン以降は、スリルがなくなるなあ。そんな早くネタばれなくても。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-11 18:24:54)《改行有》

50.  ブラック・ダリア 《ネタバレ》 デパルマというのは、ムラのある監督さんだ。 「カリートの道」の完成度を思うと、同じ監督さんの作品とは、にわかに信じ難いものがある。 しかし、「カリート」という金字塔(あくまで私の中での)があるデパルマだが、多くの失敗作も同時に有する。…ファジー(これ死語かな)な人だデパルマって。 で、「ブラックダリア」を見ていると、次のような言葉がずっと頭にこびりついて離れない。「…何か、だまされてる?何か、ごまかしてる?」 なんだかわからないが、「何かを意図的に省略してる」の感じがつきまとった。何だかわからないが。 でまあ、簡単にいうと「みんなウソをついてる」映画で、「特に女のウソは二重三重ですごいよね」であり、しかし、正義漢ぶっているブライカートだって、八百長試合をしているのだから、同じ穴のむじななのであった。 リンスコット家の異常さが印象に残る。一歩踏み込むと、そこは遊園地の「びっくりハウス」状態であり、完全に「常識が通用しない」その空気、相当に息苦しい。それをデパルマは速いテンポでサラッと見せる。うまい。 ヒラリー・スワンクがエロく見えないのは当然だが、不思議なことに、ウッディ・アレンの「マッチポイント」では、あれほどエロかったスカーレット・ヨハンセンが、全くエロく見えなかった。…やっぱり、料理して家で待ってたりすると、エロさが失われるのではないだろうか。ヨハンセンに料理。有り得ない。 ヒラリー・スワンクのマデリンというのが、登場した瞬間から「年増のスキモノ女」としか思われないのであるが、なんだなんだ、お嬢なうえ美女だったのか?言われないとわからないが、そんなでいいのかな。相当無理している感じはあるが、妙な妖気は感じた。 どうにかしてほしいのは、アーロン・エッカートだ。…なんか、本人はデニーロさんが入ってると勘違いしているのじゃないか?確かに遠目に見れば、見えないこともないが…私はこの俳優さんはダメだ。これぽっちも興味を持てない。なんか、「薄い」んだよなあ。 最後に、ジョシュ・ハートネットだ。「尻」だ。いやー、よく披露したよなあ、後姿の思いっきり無防備な尻を。ジョシュ・ハートネットの尻解禁が、最も収穫だったかもしれぬ。[DVD(字幕)] 6点(2007-06-08 22:42:40)(笑:1票) 《改行有》

51.  フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 《ネタバレ》 シングルトン監督の作品は初めてだった。いや、正確にはマイケル・ジャクソンのショート・フィルムを見ている。あれはなかなかよかったな。 それでこれ。なんだかものすごーく惜しい気がする。 白黒混ざった養子の兄弟という設定はおいしいのに、どうもそれを生かしきれてない。 思うに、ママに対する愛慕の念が描き足りない。ママの人柄やエピソードが感じ取れる場面をもっとつくるべき。兄弟だけでなく、ママの死に対する町の人々の反応ももっと丹念に拾うべき。それでこそ、敵をゴミのようにあっさり殺しても釣り合いがとれるというもの。 そのため、どうも乱暴者の兄弟が敵を始末しました。犯人のみならず弟とか味方の刑事も巻き添えになって死んじゃったけどね。終わり。て話に思えてしまう。 乱暴者の彼らが食前に神妙に祈るところとか、「家の中は禁煙だ」とか、このテのエピソードはもっと押してもよかったのになあ。変なガールフレンドなんかに時間を割かないでさ。 それとなあ。やっぱり、黒人の刑事は味方で、白人の刑事が悪者っていうあからさまな設定にはなんの新味もないですからね。 シングルトン監督は、世界に出たからには黒人仲間にだけウケていればいいというものではない。 スパイク・リーと比べると新しいものに挑戦していく心構えが足りない気がするぞ。 いろんな意味で残念な作品。ママはぜひともエレン・バーンスティン(エクソシストの)にして欲しかったところだ。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 21:04:55)《改行有》

52.  フランティック 《ネタバレ》 もはや最初の方しか覚えていないが、ホテルの部屋に着くなり、「さあ○○○だ」とヤル気満々のハリソンフォードに妙に白けたうえ引いてしまったのを思い出す。そのトシになってそんな夫婦アリかよ。まあ、奥さんが消えちゃって○○○はできなかったのが幸いだった。ハリソンフォードのベッドシーンなんて見たくないので。(What lies beniethで無理やり見せられてげんなり)[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-29 21:18:20)

53.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 おもしろかったかといえばそうでもありません。サル顔の男優さんはダメなんです。サル顔の女優さんはOKです(例 財前直見、ヘレナボナムカーター)。ところで、映画において、不可解な犯人像を作成する際に、「完全無欠で全能」な人間離れした奴にするのはもうやめたほうがよくないですか。なんかもうお約束でつまんない。そんなら「悪魔」とか「もののけ」と一緒じゃん。本当の犯人は、想定外のハプニングに襲われてドジこいたりしているはず。それがまた捜査を迷わせたりして。実際の事件でもそうですよね。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-25 13:11:27)

54.  ブロークダウン・パレス 《ネタバレ》 「ミッドナイトエクスプレス」の女版。女版だけに「ミッドナイト」よりはソフトになっている。しかし「出られない」。なんか「女を罰している」のか?[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-16 20:34:49)

55.  ファストフード・ファストウーマン 《ネタバレ》 なんの共感ももてないヒロインだったような気がするなあ。胸がすごい。八方破れな人生。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-24 22:32:46)

56.  フォーガットン 《ネタバレ》 「ビューティフルマインド」の逆バージョン。予告編でオチ割れしてしまうのがつらい。ライナスローチのキャラ造型に失敗。宇宙人が感情を表現してはいけない。アルフレよいなあ。映画で母性を強調するのももうここが限界であろう。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-06 13:03:22)

57.  フリーダム・ライターズ 《ネタバレ》 最初に言ってしまうと、私はこういうのにノレない。 …40代まで来ると、この程度の世界観で演出されたものに感動したりウルウルしたりする感度はすでに無いってもんだ。 全体的に浅いんです。 貧乏で家庭環境が悪くて落ちこぼれの生徒。 対する捨て身の熱血女性教師。 …ダメだなあ。 人生は…そして世界や社会の90%(便宜的に。99%でも可。)は、「非熱血」的な要素で構成されている。 それを「ルーティン」と呼ぶ。人生や世の中のほとんどすべては、タラリンとしたつまらなく退屈なルーティンだ。そして人生や世の中は不平等である。それを、アイロニーとかブラックユーモアとかでなんとか味付けしつつ人は生きる。味付けでごまかしながら、死に辿り着くまでなんとか生ききる(それがどうしても嫌な人は、ドラッグやアルコールで「10%」の世界に居座り続けて廃人になるか、熱血ゲバラのように無駄死にする)。 こういう感覚がこの映画にはゼロであろう。 目には炎。人生は燃やしきるもの。熱血。ダメだ。 20代まででしょうねえ、これにノレるのは。 正直言って、30代以降の人でこの映画に感動している人は信用できない。修行が足りない。 底辺に生きる生徒に「下には下がある」ことを見せる。それはホロコーストであり、公民権運動。 ここまでヒネリがないと、かえって感心しますね。こういうのを日本では芸が無いという。 この先生はティーンエイジャーを相手にしたからうまくいったというだけのことではないでしょうか。 大人には通用しない芸風である。 それに、「10%」を出せば子供が喜ぶのは当然なので、それは安易な教育法なのであって、どっちかというと、「90%」のつまらないパートをどうやってやり過ごして生きるのかということを教えるほうが、生徒のためになるのではないか? …こう言ってみるのは、私の高校時代の教師の多くが、〝実利的な勉強の内容〟よりもむしろそれを教えようとしてくれたからだ。 そして、指摘しておきたいのは「仕事で身銭を切ったら、それは終わりの始まり」だということだ。 こんな映画に影響されて、仕事で自腹を切ったら最後、それはとめどなくなって職業そのものが続けられなくなるのは間違いないので、絶対に真似をしてはいけない。 仕事で身銭を切ってはいけない。…慈善事業でない限り。 スワンクは本当に作品選びが下手。彼女のブレーンがダメなんだろうな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-10 20:39:40)《改行有》

58.  フローレス 《ネタバレ》 ピンとこなかった。 どうもデニーロさんとの相性は悪く、彼が主演を張っていて面白いと思ったものがない。私はシューマカーは好きなのだけど。 ホフマンは常日頃から芸達者と言われているが、おカマ役にぴったりハマっていたとはとてもいえない状況。私の求める理想のおカマは「プリシラ」におけるテレンス・スタンプなので、それと比べたらとても足元にも及ばない「不出来なおカマ」であった。…ホフマン本人には、おカマ要素が不足しすぎていたのではないのかなあ。 そしてストーリー自体もどうということもなく、不出来な偽者のおカマと見飽きたデニーロさんの顔を見ているだけであくびが出そうなそんな作品。ボツ。[地上波(字幕)] 5点(2010-08-14 21:33:28)《改行有》

59.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 これは「男性の人生における義務との関係」について描いたものだと思うなあ。 ドンはバカではないのに無気力。朝からTVの前に座って、ジャージ姿でボー。 なぜならドンというのは「しなければいけないことがない」男なのである。 ジャームッシュの認識では、「男性は義務がないと何もしなくなってしまう動物」であるのだと思う。 そのために、「しなければいけないことだらけ」で「義務が山積み」の隣人ウィンストンを登場させるのだ。ドンと同じような隠居老人とか、親のスネをかじっている生意気ティーンエイジャーとかではなしに。 「しなければならないことがない」ので、伸びきったゴムのようになっているドン。これぞ、普通の男性の姿、とジャームッシュは思っている(らしい)。 ネタばれるけれど、最初のピンクの手紙を書いたのは、ウィンストンであり、その理由は、煮え切らないドンにプロポーズをさせたいシェリーの相談に乗って、作戦を立てたからである。 そして、ドンが旅から戻った頃に都合よく届いたシェリーの手紙は「やっぱり愛してる」だから、これも作戦どおりなのである。そこでウィンストンは、「さあ、シェリーにプロポーズしろよ」と一気に盛り上げるつもりだった。しかし…それはドンに見抜かれてしまった。 姑息な策に頼って人を騙したりしても、やはりいい結果は生まないのだ。人生ってそんなもんだ。 さて、一連の出来事を通過したドンに、「しなければいけないこと」は発生したのだろうか…と、ジャームッシュは問いかけて終わるわけだ。やはり、「男と義務」についての話だと思う。しかし、全体としてはパンチ不足でぬるい感じは否めない。 ウィンストンの奥さんがよかったですね。あれはまさしく、女の幸せを全うしている人の微笑みである。 シャロン・ストーンの魅惑の微笑は健在で安心した。とって喰われそうだ。 ティルダ・スウィントンの別人ぶりには驚いた。だって、エンドロールを見るまで、どこに彼女が出ていたか分からなかったのだもの![DVD(字幕)] 5点(2007-06-29 15:34:27)《改行有》

60.  プルートで朝食を 《ネタバレ》 ジョーダンいわく「哲学的思考への恐るべき無関心により、悩むことなく幾多の困難をかいくぐる」のがパトリックという性同一性障害者だ。「おお、なるほどう」とうなずく。そうそう、パトリックというのは、「この人生は〝冗談〟としか思えないので、〝真剣〟になど生きられない」が信条なのである。 その理由は、「破戒神父と小間使いがデキて生まれたのが自分」で、「母はバスケットに入れて自分を捨てた」であり、「なんで女の子の体に生まれなかったの」であり、よって「神様は〝冗談〟で自分をつくった」になるからである。「真剣になんて、生きられない」だ。よって題名も有り得ない場所で朝食なのだ。 が…個人的には、キリアン・マーフィー演じるパトリック(意地でもキトゥンなどと呼ぶものか)というのが、どうにも「正視しがたい」不快きわまりないキャラだったのだなあ。 「エグい」というのが、一番当たっていると思う。 「常にクネクネする」「常に上目遣い」「常に囁くように話す」「常に媚び全開」ってそらー、フツーの女は、そんなもんかい?ええっ? 濃すぎるのだ。過剰なのだ。何がって「女」があ。 そんでまた、キリアン・マーフィーの女装というのが…ビジュアル的に、キッツい。オカマ、NO。 私は「クライングゲーム」には感心したのだ。ジェイ・デビッドソンは女に見えなくとも美しい。見ているだけで、ありがたい気がする。 パトリック、それは、汚いオカマ(ああ、言っちゃった許して)。 それに私は、基本的に悩まないやつが好きじゃあない。冗談でしか生きられないやつは、脇ならまだいいが主役にしてほしくない。 あと…リーアムの破戒神父は、小間使いを孕ませて、そ知らぬ顔で20何年神父を続けているのはなんだ?神父だろ? よって視聴後に果てしなくむなしい疲労感が…。「意地でもキトゥンなどと呼ぶものか(あんたの冗談にはつきあえない)」[DVD(字幕)] 5点(2007-05-12 21:01:25)《改行有》

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