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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 武士道残酷物語 日本人の精神に何世代にも渡り刷り込まれてきた儒教の精神、封建的社会の中、儒教の教えからすれば善である飯倉家に起こる非道な仕打ち。そんな一家の歴史を知りえていてもそのDNAに刻まれた行動規範からはずれる事は容易ではない。孔子の教えを活かすも殺すも人次第、倫理道徳をうまく活かして行かねば悲劇は繰り返される。ただし、この映画一番の面白さであり一番のマズイところはそもそもの設定が不味い。司馬遼太郎先生も仰るように封建社会において恨みは世襲するという観念がスッポリと抜け落ちている部分、本来はあり得ないお話。[ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-29 14:29:48) 2. 二人の武蔵 男前の大競演!天下の二枚目・長谷川一夫、雷様こと市川雷蔵、若かりし橘警部・本郷功次郎、宿敵・小次郎には美しい勝新です。殺陣シーンも満載ですが、両巨頭の魅せる殺陣に少々不満もありますが、そんな中で勝新の殺陣の迫力は際立ってます。勝新・玉緒・鴈治郎の3人も共演で、中村玉緒の可愛らしさにドキッとさせられます。6点(2005-03-11 22:45:43) 3. 風林火山 鎧、甲冑姿の武者、騎馬隊が実にカッコ良いです。村上勢の騎馬弓隊が特によく、川中島より良かったです。川中島の有名な信玄・謙信のシーンは錦ノ介信玄VS裕次郎謙信のアップばかり、引きの映像が一つも無いから迫力も伝わらず大減点です。でも一太刀交えた後の裕ちゃんのニヤリ微笑む顔がニクイです。山本勘助が天下平定のような野望を持っていたとはにわかに考えがたいが、どんな人も年と共に思考は鈍るんですねえ。子供時代の勘九郎君もなんか微笑ましかったなあ、将来息子に泣かされるとはねえ。6点(2005-02-08 23:59:11)
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