|
1. ブレードランナー
《ネタバレ》 リアルタイムで、高校生のとき見た。リバイバルのブルースリーの映画と同時上映で、とにかく衝撃だったなあ。
前半は必死に眠気と格闘してたんだけど、途中レプリカントの女が射殺されるシーンから、一気に作品世界にのめり込んだ。
ロイが、雨に打たれながら静かに死んで行くシーンは、何度みても涙が流れてしまう。敵であれ味方であれ、命というものを大切にしたくなった気持ちが素直によくわかる。
結局、生きる長さの違いはあれ、人間もレプリカントも、同じ問題を抱えてるんだろうな。
「自分は、どこから来てどこへ行くのか?」
当時、友人と二人で見に行ったんだけど、帰り道、二人ともあまり、しゃべらなかった。陳腐な作品だと結構話題がはずむんだが、こういう傑作に出会うと、表現する言葉が見つからなくて寡黙になってしまうんだ・・ということを知った。
・・自分に一番影響を与えた作品です。10点(2003-10-20 10:49:54)(良:1票) 《改行有》
2. フェノミナン
《ネタバレ》 自分は結構孤独に強くて、何週間も人と話さなくても割と平気だったりするし気楽でもあるんだけど、こういう映画見ると、やっぱり面倒くさくっても、わずわらしくても、人と接して、温かみとか、そういうものを味わってみるべきだなあ・・とつくづく思う。彼女との心のふれあい、子供とのりんごの思い出、父親のような医者、オタクな親友。彼の人生にとっては、超能力を得た事が重要なんではなくて、そういう平凡な人達との喜怒哀楽が「生きた」っていう、充実感になるんじゃなかろうか。子供とりんごをかじるシーンでシミジミ思ったんだけど、ああいう思い出を一つでも多く持っている人が、うらやましい。「人生の目的」「人生の意味」とか、よく言うけど、そのなかに「出来事を味わう」ってのは、きっとあるんじゃなかろうか?あの子供達は彼の事を一生忘れないだろうし、あたたかく、たしかなものを心に刻んで、なげやりな荒んだ人生を送ることもないだろう。彼の死は、たしかに切ないが、まわりの親しい人達は、それをのり越え、豊かな人生を送ろうとするだろう。なぜならば、彼との思い出が、あまりにも豊かで味わいがあったから。ラスト近く、大学の科学者が訪ねてくると、彼女は「残念ですが、彼は昨夜亡くなりました。あなたが、この研究を継ぐように」と、告げるのだが、その表情は悲しくも、なにか充実し晴れがましいようでもある。彼との思い出が、そうさせるのだろう。そういう、すべての思いを、クラプトンの音楽が優しく包む。8点(2005-02-24 22:58:55)(良:2票)
3. ブルワース
おもろかった!痛快。結構、賞とかも取ってるんですね。見てるあいだじゅう、にやにやしたり、ばか笑いしてた。「幽霊になるな、精霊になれ」だっけ?あの言葉は考えさせられる。ホンとだよなあ・・。周りの目に左右され、流されて、操り人形のように「~させられて、生きる」よりは、自らの魂と意志によって、責任をもって「~して、生きる」ほうが、悔いはないよなあ。・・でも、勇気がいるよなあ・・8点(2003-10-20 12:05:55)
4. プリティ・イン・ニューヨーク
ミラが、普通の女の子の役を、やってるってんで、借りてみた。
おお、ホントだ!普通の恋愛映画の、普通の女の子だ。なんだか、新鮮だな~。銃をぶっぱなす訳でもないし、精神状態が飛んでる訳でもないし、衣装も普通だ!
普通の女の子の役を、ちょっと照れながらも、嬉々としてやってる感じがして、とても初々しくて、かわいらしい。
お話は、可もなく不可もなくってところ。もうちょっと、面白ければな~。
ミラの、こういう役、もっと増えんかな。5点(2005-02-18 23:31:27)《改行有》
0 | 1 | 3.57% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 2 | 7.14% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 1 | 3.57% |
|
6 | 2 | 7.14% |
|
7 | 5 | 17.86% |
|
8 | 12 | 42.86% |
|
9 | 4 | 14.29% |
|
10 | 1 | 3.57% |
|
|
|