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1. ブラザーフッド(2004)
《ネタバレ》 ベタベタな感情表現。ありえねー展開。普段なら、韓流映画・ドラマから私を遠ざけてしまうこうした要素が、この作品に関しては鼻に付くこともなく、むしろ映画の中に引き込む原動力ともなっています。やはり、これは題材を朝鮮戦争という未曾有の出来事にしているからに違いありません。この状況なら、大概の事が起きても納得してしまう。不謹慎承知で言わせていただくと、戦争は、人間の極限のドラマを生み出す最大の舞台なのでしょう。今まで観た韓国映画の中では群を抜いて面白かったです!
隣の国で起きた割にはよく知らないこの戦争の実相もある程度見せてくれるし(取り残された「南」の国民が、生きるためやむを得ず「北」に協力するところなど)、日韓朝の関係がこんなになっている今だからこそ、観ておいた方が良いと思います。まあ、そんな難しいこと考えなくとも、ハリウッドでなくてもこれだけの戦争映画を作れる!これが解っただけでも、私にとっては大きな驚きでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-06 01:08:07)《改行有》
2. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 特撮史上最恐の怪獣といえば、ガイラしかない。ゴジラも含め、通常、怪獣といえば、いくら街を破壊し、人が死のうとも、それは「単なる結果」にしかすぎません。しかし、ガイラの場合、「人を喰う」という明確な意志を持って襲ってくる!なまじヒト型の姿をしているから余計に怖い。幸い私は、この作品を大人になって観たからよかったものの、冒頭、遭難した漁船員を抜き手で泳ぎながら追いかけるガイラの姿を幼少時見ていたら・・・トラウマになっていたかもしれません。
円谷、本多、伊福部トリオが大人に向けて作った最後の特撮映画かもしれませんね。 7点(2004-01-03 09:34:10)(良:2票) 《改行有》
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