みんなのシネマレビュー |
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1. ブラインドネス 《ネタバレ》 疲れてしまう映画なので体調のいいときにみないと辛いと思う。「全世界失明」となるのは(というよりそれがわかるのは)物語の終盤で、メインは初期に発症した人々が入れられた施設での話であった。リアリティがないという人がいるが、原因もわからず、どうやってかはわからないが接触者がどんどん感染していくあの状況では社会も医療も対応が追いつかずとりあえず隔離しておくというのはありえる話ではないだろうか。警備員たちも失明を恐れて内部に干渉せず、中が無秩序になるというのも実際に起こりそうだと思った。目が見えるからといって、それだけで武器を持った多数の目の見えない人に勝てるとは思えないだろう。数週間で人の生活と心がすさんでいくさまが僕個人にはリアルに感じた。真っ暗なシーン、真っ白なシーンも印象的だった。決して楽しい映画ではなく、当分また見たいとは思わないが、見ておいてよかった。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-04 07:47:09)(良:1票) 2. ブラックブック 英語でもないし、戦争ものなので少し敬遠していたのだが、見てよかった。こういった歴史の実話に基づいたものの割りに話はわかりやすく、主人公が最後まで死なないこと以外は予想外の展開がいくつもあってぐいぐいと話に引き込まれた。時間が経ったらまたみてみたい。[DVD(字幕)] 8点(2009-01-01 17:59:40) 3. 不都合な真実 さすがに元次期大統領候補だけあって、プレゼンテーションの説得力があった。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-14 22:46:53) 4. フラガール 《ネタバレ》 ちょっと前テレビでやっていた蒼井優のドキュメンタリーで最後のフラダンスを撮り直したというエピソードが紹介されていたが、撮りなおしただけあってすばらしかった。[映画館(邦画)] 8点(2006-10-17 19:08:44) 5. ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 イニスとジャックでお互いを思っていることは同じだが、その思い方は違い、切なかった。ただ映画の中では時間は割りと淡々と過ぎて行くなかで、ブロークバックマウンテンで一緒に働いて以来4年間お互いを思い続けているというのが理解できないところであった。原作の小説も読んでみたくなった。[映画館(字幕)] 8点(2006-03-30 11:09:39) 6. フィッシュストーリー この一見無関係な話がつながるんだとしたらこうなんだろうなという予想は裏切らないラストであった。これもつながるという映画の宣伝文句のせいではあったので、それがなかったら予想外の展開だったのかもしれない。原作は未読だったが文庫になったら読んでみたいと思う。無理があるとも思うけれどそもそもがほら話なのでありなのではないだろうか。[DVD(邦画)] 7点(2009-10-08 22:20:40) 7. ブレイブ ワン 《ネタバレ》 復讐する映画ということ以外ほとんど内容に関して知らずに見たので、それなりに楽しめた。ラストに関しても納得というわけではないが、それはそれでありかなという感じ。最終的には個人的な復讐になるわけだが中盤はそれだけでなくて、刑事との友情といった要素もあったところが個人的にはよかったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-04-06 10:35:37) 8. プレステージ(2006) 《ネタバレ》 マジックのねたが片方はわりとすぐにわかったのだが、もう一方がああだったとは・・・確かに伏線はあったのだが、どっちも反則であることには違いない。それにしても落ちたほうを毎回溺死させるのは、発見した者に罪を着せるためだったと考えていいのかよくわからない。ただ問題となる冒頭のマジックでいつものようにすぐ瞬間移動で出現してしまわなかったのかも説明があってもよかったと思う。前半は時間軸が前後して登場人物の関係がわかりにくかったが、後半になってわかってくると入り込めた。映画館で見るのもいいが家でいろいろ推理を話しながら見るのもいいのかもしれないと思った。[映画館(字幕)] 7点(2007-06-24 20:02:44) 9. ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 ディカプリオの演技は非常によかった。ソロとディアの対面は引っ張った割には意外にすんなり終わってしまった感がある。もうちょっと洗脳されてしまった息子の話に重点を置いてもよかったのではないか。最後の部分は実話に基づいた話みたいに見せたかったかのようで余計だったと思う。[映画館(字幕)] 7点(2007-04-15 12:33:12) 10. 武士の一分 自分はキムタクファンでもないし、キムタクファンが何を求めるのかもよくわからないが、この映画に関してはかっこよすぎず、いい仕事をしていると思った。ストーリーはわかりやすく、いいせりふもあったような気がするが、訛りが妙に気になったためかあまり記憶に残っていないのが残念。[映画館(邦画)] 7点(2006-12-03 15:38:07) 11. フレンチ・キス メグライアンの作品の中では、そこそこによくできているとおもう。最後に二人をくっつけなくても話を成り立たせることはできたような気はするけれど。7点(2004-10-19 10:18:01) 12. プルーフ・オブ・ライフ 先週見て、見終わったときはそこそこ面白いと思ったけれど、今思い出そうとしてもどんな映画だったかあまりよく覚えていない・・・。そんな感じです。終盤の迷彩服着たアクションシーンはラッセルクロウの持ち味なのかもしれないけれど、それまでの流れをあまり汲んでいない感じがしたのを覚えている。7点(2004-10-08 09:55:13) 13. フィッシャー・キング 《ネタバレ》 ラジオを聴いて、電話で悩みを打ち明ける人々が、ジェフブリッジズに何を求めているのかは良くわからないが、殺人を犯した彼だけでなくほかの人に対するあしらい方を見てもまともな救いがないことは明らかなので、電話での対応が直接殺人に結びついたと考えるのはちょいと短絡的過ぎる気もする。まあしかし、自分がかかわった人が人を殺したとなると多少精神的にまいるのもわかる。そして殺された人にまつわる人と知り合うというのはやはり大変なものなのだろう。この映画では、ジェフの心の持ちようの変わり方が、まずまずうまく描かれていたように思う。病院での合唱シーンはいかにもロビンだなあっていう感じ。終わり方は意外にさわやかだった。7点(2004-07-23 05:22:42) 14. フロント・ページ(1974) ビリーワイルダーらしいどたばたを交えたコメディ。ジャックレモンが結婚のために退職しようとする新聞記者で、そこそこ面白いが、彼の作品の中にはもっと楽しいのがたくさんある。7点(2004-06-21 01:03:19) 15. フィラデルフィア物語 話としては最後の急展開が楽しかったが、キャサリンヘプバーンはあまりよくなかった。個人的には彼女の演技は中年以降がよい。7点(2004-06-20 11:35:55) 16. プラダを着た悪魔 仕事が忙しくてプライベートがあそこまでどんどんなくなっていくというのはアメリカにしては珍しいことなのだろう。仕事に打ち込むということには理解できるが、所詮、雑誌の編集長の秘書というなんだか創造性とか独創性のあまりない仕事であり、この仕事に対するこだわりという意味では共感できるものがなかった。[DVD(字幕)] 6点(2007-05-05 23:20:40)(良:1票) 17. フライトプラン 《ネタバレ》 主人公としか会話していない登場人物は主人公の妄想、という法則を頭においてみていたのだがそういう話で中盤落ち着きそうになってその後まだ続いたのでよかった。犯罪の計画としては穴だらけで説明がつかない部分が多すぎるけれど、飛行機の内部がいろいろ見れたし、恋人と手をつないで見る映画としてはまあいいのかなと思った。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-06 21:45:13) 18. フローレス 脳梗塞前のデニーロもいつもどおりいいなのだが、倒れた後の演技は彼のすばらしさを再認識させる。でも基本的にデニーロの出ているシーン以外はいまいち。 6点(2004-12-05 02:02:44)《改行有》 19. 普通の人々 もともと『普通』に見えた人たちが事件を通して実際の姿をあらわしていくということなのだろうか。実際の事件は映画が始まる前に起こっているので、映画の中の時間は淡々と過ぎていていつの間にかあっけなくエンディングという感じだった。もう一度見るともっと深いところが見えるのだろうか。6点(2004-06-20 11:23:17) 20. プリティ・ブライド 結婚式の始まりで3回逃げ出すというのもどうかと思うけれど、中盤からのストーリーは大体予想通りに進む。ソファでくつろいで気楽に見る映画としてはいいんじゃないかと思う。6点(2004-06-17 06:59:45)
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