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1. ファイヤークリークの決斗
《ネタバレ》 「負け犬」の町にやってきた撹乱要因ってことですか。単なるドンパチとは違い、結構深いテーマですな。ならず者どもの蛮行に対して、何故か正当な職権を行使しようとしない保安官にイライラさせられっぱなしなんですが、これもすべてラストへの壮大な前振りと理解しときましょう。その辺に我慢できるかどうかが観る側の鍵になると思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-19 20:54:06)
2. 冬の猿
《ネタバレ》 内容としては、基本的に2人の酔っ払いがクダを巻いているだけなので、映画としては「何だコリャ?」になるはずなんだけど、それをとりあえず笑える作品に仕立て上げているものは、やはり名優ジャン・ギャバンの演技力と言う他ない。ホテルの酒蔵でドイツ兵を罵るシーンなんかかなり笑えます。酔っ払って無茶苦茶やっているにも関わらず、周囲の人間がなんとなく治まっているのも妙におかしい。しかしそうやって笑いをとる一方で、何ともいえない男の哀愁漂うラストが胸に染みます。ホントは酒なんか飲みたくないんだけれど、どうしても飲まずにはいられない男の悲しさが伝わってきました。あと、花火のシーンは、カラーで観たかった。モノクロなのが残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-03 19:21:11)
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