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プロフィール |
コメント数 |
174 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
好きな映画: 分野によらず、完成度の高い(無駄なシーンが少ない、説明 っぽいセリフがない、話がうますぎない)もの 嫌いな映画: 子供だましなシーンやセリフが多いもの だれかが死ぬから悲しいお話 悪いことをする人を「実はいいやつ」として持ち上げる映画 そんな見方は損だろうと突っ込みたくなるレビュー: 「今観ると古い」 「(後から作られた)○○に似てる」 「期待してたのと違った」 |
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1. フレンチ・コネクション2
前作に比べて、主人公のポパイに焦点をあてた作りになってると思いますが、おかげで、よくある人情刑事ものみたいになってしまってます。そうだと思って観れば、出来はとても良いのですが、どうしてもどこかで見たような感覚をぬぐえません。ラストの追っかけシーンがなかったら、すぐ忘れてしまったかもしれない一本です。と言っておきながら、その追っかけシーン、前作のNYの騒々しさをリアルに描く演出を、フランケンハイマーがそのままパクった(パクらされた?)ようにしか見えず、フランケンハイマーもフリードキンも好きな私としては、複雑です。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-20 07:20:29)
2. フレンチ・コネクション
ウィリアム・フリードキン独特の、ニュース映像のようなリアルな画面が、単なるドンパチでない迫力を生んでいると思います。主人公の刑事のキャラクタが、ちょっと暴力的なところが不愉快な部分もありますが、刑事ものなのに、謎解きやアクションの派手さでなく、絵的なおもしろさで充分楽しめます。地下鉄の駅のホームでの尾行シーンなども、騒々しいホームの空気を見事に捉えていて、まるでその場にいるような気分になります。最近の刑事ものはキャラクタ依存の「物語」が多くて、映画的に楽しめるものが少ないので、本作の価値は非常に高いと思います。フリードキンがその後あんまりパッとしないのが残念。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-02-20 07:12:14)
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