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1. ファイヤーフォックス
《ネタバレ》 この作品が公開された当時まだ中学生でした。
ロードショーで見逃していつか見たいと思いつつ30年。
やっと見ることができました。
アメリカ、ソ連の冷戦時代のお話なんで勉強になることもたくさんありました。
常日頃KGBによる「検問」が行われているなんざ凄い国だったんですね。
そんな監視されている状況で戦闘機にたどり着くまでが皆さん書かれているようにやはり物語のピークだったと思います。
ミグを奪取して資本主義圏に逃げるんだけど、ラストでその戦闘機を破壊しちゃうってオチを期待してたらそのまま飛んで行っちゃってちょっと拍子抜け。
娯楽作品としては及第点ってレベルだと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2010-05-27 10:44:45)《改行有》
2. プレデター
《ネタバレ》 密林での戦いは見ごたえありました。
広く見えるようで実は木々が邪魔をして視野が驚くほど狭くなる。
そして広いとこに出ると相手に見つかるというハラハラ感がよく出てると思います。
ラストのガチンコ対決は賛否両論だと思いますが、個人的にはプレデターが「こいつはベアナックルで倒してやる」って感じで凄く好きです。
男同士認め合ったってとこでしょうか。
ラスト、プレデターが自爆してシュワちゃんがヘリで運ばれますが、なんとも空虚な表情をしてるのが心に残ります。
被爆(?)してしまったことなのか、殺された友を考えていたのか、はたまた男同士殴りあった「友」を考えていたのか。
そういった余韻を残す秀作だと思います。[地上波(吹替)] 7点(2008-11-24 10:38:22)《改行有》
3. ブラック・レイン
《ネタバレ》 松田優作の遺作となりました。
ハリウッドが日本の舞台にした映画というのは当然世界向けに作るわけで、細かい描写など日本人が「おかしい」と思うとこはあまり突っ込まないつもりです・・・が、ヤクザの事務所が何故か風呂場みたいなとこで。あれは「ふんどし」姿を撮りたかったためですか?とここだけは突っ込みたかったとこ。
ストーリー的には楽しく鑑賞できたし、貫禄ある親分の若山富三郎がよかった。
しかしラストのバイクシーンや格闘シーンは不要だったかな。
それと日本語の台詞が英語(字幕)になるとほんと短いセンテンスになるんだと実感。
若いアンディガルシアと高倉健が一緒にレイ・チャールズを歌うシーンはいいですね。
高倉健、松田優作、若山富三郎、ガッツ石松、内田裕也、パチパチパンチの人、ホタテマン。
これだけ癖のある役者を揃えたってのは凄いことです。
あと数年したらもっと見直される可能性を秘めた映画だと思います。[映画館(字幕)] 6点(2008-09-23 16:25:14)《改行有》
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