みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ファイト・クラブ シリアスに観るより、スピード感や雰囲気で観る、ロックな映画ですね。 洒落の効いた台詞回し、サブリミナルなどデヴィッド・フィンチャーがやりたい事やりまくってる感じ。 何よりラストのピクシーズと映像のカタルシス! そしてタイラーからのサイテーなプレゼント。 素敵です。[DVD(字幕)] 8点(2009-07-11 00:41:11)《改行有》 2. ブラッド・シンプル ザ・スリラー コーエン処女作という事で、その後の彼らの作品に比べると、物凄くストレートでシュールな要素は少ない。 コーエン兄弟作品とかそういう意識が無くとも、一級のサスペンス映画として充分に楽しめる作品。 実はなかなか入り組んだ話なのだけれども、小難しさを全く感じず観れるのは、やはり巧妙で綿密なストーリー展開の成せる業。 他のコーエン作品がダメな人にも勧められる映画かもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-02 18:24:54)《改行有》 3. ファーゴ これほど残酷な事件も、あくまで第三者的な冷めた目線で撮られることで、不思議な余韻が残る作品となっている。 不細工な娼婦2人が、犯人の顔を「変な顔、変な顔」とやたら言っていたり、ところどころの乾いたブラックジョークを織り交ぜ、人間の滑稽さを描いているように感じた。 4年前に見た時は退屈という印象しかなかったが、改めて観ると、その独特な味わいを楽しむ事が出来た。 ある程度、映画玄人が好むような映画なのかもしれない。 ブシェミも良かったが、ピーター・ストーメアのサイコっぷりがえらくハマっていたように思います。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-30 07:32:00)《改行有》 4. ブレア・ウィッチ・プロジェクト 公開当初はこのフィルムが映画なのかノンフィクションなのかわからせず、webサイトとも連動して、徹底的にリアリティを追求していった手法は見事。当時この映画が社会現象になったのも頷ける。 しかしそれはあくまで、当時、まだネタバレしていない時の話。今となってしまえば、ローコストフィクションホラー映画としての評価しか出来ない。 リアリティを追求した結果派手な演出は無く、無駄な台詞ばかりで、途中からダレてしまう。このプロジェクトのアイディア一発勝負。他は特になにも無い。[DVD(字幕)] 2点(2009-12-27 05:17:50)《改行有》
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