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1. ファインディング・ニモ
《ネタバレ》 主人公のニモ、また、ドリーなど、登場人物が何らかのハンディキャップを背負いながら、健気に、そして明るく描かれているところが好感が持てた。こういうところはさすがアメリカだ。みんなが力を合わせて一つの家族のために努力する、というありふれた筋ながら、登場人物(?)への個性の持たせ方がうまいし、ユーモアが巧みに用いられていて、ちっともベタじゃない。家族で楽しめるだけじゃない、上質のエンターティメント作品だと思う。[DVD(吹替)] 9点(2012-09-06 06:58:48)
2. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 冒頭の30分の戦闘シーン。いまさら詳しく語ることもないだろうけど、あの描写で、この映画が、誰が、いつ、どこで、どんなふうに死ぬか分からない映画ですよ、と教えてくれる。すなわち、それが戦争なのだ。それが刷り込まれるから、この映画は、その後も見ていて怖い。敵のホイール音が聞こえてくるだけで怖い。ん~、見事だ。
ただ冷静に考えると、名作「ジョーズ」の二番煎じ風だったなあ…とも思えてくる。その辺が監督賞は取れても作品賞は取れなかった理由なのかしらん。
しかーし、いろんなあざとさがあるにはしても、時に震えるトムハンクスの手、くっつき爆弾を仕掛けるタイミングを逸して粉々になる名も無き兵士、一台の車がやってくるのを見て座り込む母親の描写など、さすがとしか言えないスピルバーグの演出力は誉めたたえられて当然でしょう。[試写会(字幕)] 8点(2011-01-07 07:45:23)《改行有》
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1 | 2 | 3.51% |
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2 | 1 | 1.75% |
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3 | 6 | 10.53% |
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4 | 5 | 8.77% |
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5 | 8 | 14.04% |
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6 | 6 | 10.53% |
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7 | 15 | 26.32% |
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8 | 7 | 12.28% |
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9 | 3 | 5.26% |
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10 | 4 | 7.02% |
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