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1. ブレードランナー/ファイナル・カット
公開当時に観ていれば、より衝撃を感じられたのだろう。
近未来の光景として退廃的なアジアの街並みを描いたことや、本作のテーマ性は、後の映画に大きな影響を与えたようだ。
原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」も読んだが、ラストはこのバージョンが作品のテーマに一番合っている。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-28 18:27:57)《改行有》
2. ファースト・マン
人類初の月面着陸という偉業がサクセスストーリーとしてではなく、実に淡々と描かれている。無味乾燥のようにも感じられるが、月面着陸が当時はいかに無謀な挑戦だったか、そして死ぬかもしれないということを分かりながらも鬼気迫る姿でそれに挑戦する主人公の内面が丁寧に表現されている。派手さはあまりないが、しっかりまとまっている佳作。[映画館(字幕)] 6点(2019-03-10 19:44:29)
3. プレステージ(2006)
《ネタバレ》 瞬間移動マジックのタネに期待していると、肩透かしを食らう。謎マシーンで自分のコピーを作ったり、替え玉を使ったりとスッキリしないものばかり。命や人生を賭したマジックだというのは理解出来るが。ただし、クリストファー・ノーラン監督の作品らしく、伏線の張り方は素晴らしい。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-01-20 18:13:23)
4. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 人間と同じように物事を考えることができるアンドロイド(レプリカント)が、自己複製能力まで獲得してしまった場合、果たして人間とレプリカントを分かつものは何なのか。人間のアイデンティティが強く脅かされる。レプリカントから産まれた子を何としても殺そうとするのも頷ける。
人間であることを望んだ主人公が、大義のために死ぬことは人間らしいと言って、レプリカントから産まれた子を守ろうとする展開は興味深い。
その脚本に花を添える映像と音楽も美しい。
ただ、映画を観終わって振り返ってみると、大して話が進んでいないことに気づく。[映画館(字幕)] 8点(2018-12-23 20:16:37)《改行有》
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