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プロフィール |
コメント数 |
1201 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
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1. ベイブ
久しぶりに観たんですが、シンプルに素晴らしい映画だと思います。
ホゲット爺さん役のジェームズクロムウエルはこの映画の出演を機にヴィーガンに転向したそうなんですが、確かにこんな映画に出たらそうなっちゃうのかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-18 15:47:50)(良:1票) 《改行有》
2. ベイブ/都会へ行く
前作から一転して、どこかのテーマパークのような極彩色の不思議空間で進行する動物パニックムービー(←って微妙に意味が違う^^)。
それにしても、この映画の独特の画面デザイン「ひょっとしたらテリーギリアム?」と思わせるような不思議な色彩空間でして、これがベイブらしいかというと..かなりびみょー。
全編大騒動のこの映画ですが、結局、話の目的は単に井戸から水をひきたかっただけなんだよなぁ。5点(2004-09-24 11:54:46)《改行有》
3. ベスト・フレンズ・ウェディング
《ネタバレ》 この映画のテーマは2つ。表テーマが「親友」、裏テーマが「歌」ですね。
表テーマ「親友」については劇中でマイケルとジュリアン(男と女)、ジュリアンとジョージ(女とゲイ)この2組の親友模様を軸に描いていますが、これは皆様がレビューされてますので割愛^^
(ただ劇中でマイケルがどうにも嫌な奴にしか見えないので..そこがちょっとアレなんですが..)
裏テーマの歌については、式後のパーティでのジュリアンの「あなた達にはまだ自分達の歌がないでしょ。だからしばらく貸しといてあげるわ」というスピーチに象徴されていますが、「人と人とを結ぶのは歌だ」ということがこの映画の隠れテーマになっているかと思います。
その象徴的なシーンが何人かの方が言及されているシーフードレストラン(店員がカニ鋏型ミトンをつけてるからきっとシーフードレストランだ。)での合唱シーン。
ジョージのホラ話をきっかけに歌われ始めた歌がレストラン中に広がり大合唱になるという本映画中の白眉とも言うべき気持ちいいシーンです。
で、このシーンで歌われる歌が「小さな願い( I Say A Little Prayer)」だってことがミソ。
この歌は「いつもどんな時も、私はあなたの為に小さな祈りをささげ続けます」
という、まさに親友や恋人.....大事な誰かを思い続ける人の気持ちを歌った歌。
まさにこの映画のテーマを象徴する内容の歌なのです。
友人であるジュリアンを心配し、ここ1番の時には遠方から駆けつけ慰め励ましアドバイスしてくれるジョージ。
そのジョージの姿がこの歌の内容に重なります。
ジョージはホラ話の中でこの歌を取り上げることでジュリアンに伝えたかったのかもしれません。「僕はいつも君の側にいて君を見守ってるよ」と。
キザで演出過剰な彼ならやりそうでしょ?
7点(2004-09-07 17:34:42)(良:1票) 《改行有》
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