|
1. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 SFものということもあって、監督名も見ずに見たのですが、最先端技術が間近に感じられる世界を期待していた私には世界観がよく判らなかったです。主人公がリバースエンジニアリングの天才ということで、冒頭の解析をしているシーンは「SFしてるなあ」と思えたのですが、それ以降はあまりSFという感じがせず、もっぱらアクションの連続で、重厚な世界観とかを楽しみにしていた私には肩すかしのような感じでした。ただ、アクションものと割り切って見たことで、後半はそこそこ楽しめました。原作未見なのですが、主人公がリバースエンジニアリングの天才ということと、薬品を用いた記憶操作術ということで、自分から送られたヒント(19のガラクタ)をああもうまく解決していけるものなのかと思ったのですが、基本的にノンストップムービーです。考えさせてくれる暇はありませんでした。もう少し警鐘的なテーマとして作ってもよかったのではないかとも思いますね。ただ、何も考えないで見るのでしたらお勧めです。7点(2004-03-18 20:44:41)
2. ヘブン・アンド・アース
《ネタバレ》 故国へ帰るために、皇帝直属の刺客となり反逆者を討っていく中井貴一演じる来栖は、序盤ですっかり観客を虜にする掴みのシーンがあり、これは期待できそうだと思わせてくれます。物語中盤からの突厥(トルコ)族との攻防など正に真に迫った迫力で人海戦術を得意とする中国映画の面目躍如という感じでした。それに、その突厥族と結んだ西域の悪党たちも癖のあるところを存分に見せつけてくれて、観ているものをはらはらさせてくれます。...それだからこそ、あの尻切れトンボ的な終わり方は納得ができません。それに悪党たちの頭目である安の最後の言葉も何が言いたいのかさっぱりでして...。豪勢な中華フルコースを食べることができたが、最後のスープとデザートに失望したという感じでしょうか。4点(2004-02-23 18:31:32)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 2 | 7.69% |
|
3 | 2 | 7.69% |
|
4 | 4 | 15.38% |
|
5 | 4 | 15.38% |
|
6 | 1 | 3.85% |
|
7 | 5 | 19.23% |
|
8 | 5 | 19.23% |
|
9 | 3 | 11.54% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|