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プロフィール |
コメント数 |
560 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. ベッドタイム・ストーリー
私の場合は、もっとファンタジーかと思っていたのに、ギャグコメディ色が強くて逆に面白かった。はじめはちょっとウザいと感じていた主人公をいつの間にか応援していたし、ギャグが多少ウザいくらいが退屈しなくていい。我が子も自分も、そして周りのお客さんもみんな一緒に声を出して笑って、とても楽しい鑑賞のひと時だった。そういう意味では映画館での鑑賞がお勧めで、DVDとなるとB級の臭いがしてしまうのかな、とも思うが、純粋な子供たちとその子供たちを大切に思う姿に、しっかりとディズニーらしさが出ていたと思う。[映画館(吹替)] 9点(2009-04-03 14:05:43)
2. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 昔々とても変わった青年がいました~という感じのおとぎ話であることを前提に見ないと、とてもあっさりした作りで、物足りないかもしれない。例えば数奇な運命で生まれてきたベンジャミンの感情(主に苦悩)をもっと描いてほしい気もするし、そもそもそんな人間いるわけない、医学的にもありえない、なんて頭から突っ込みどころ満載なのである。おとぎ話といえば、アンデルセンやグリム童話、日本の昔話なんて奇人変人、鬼や化け物のオンパレードなわけだが、彼らの感情部分が語られるようなことは無かった。人魚姫や親指姫が数奇な人生を終始嘆いてはいなかったし、白雪姫もブレーメンも不思議体験をサラリとやり過ごしている。桃太郎もかぐや姫も、かなり変わった生い立ちの主人公と、その存在を案外簡単に受け入れる爺さん婆さんの話である。本人の感情よりも、爺さん婆さんが別れを惜しむところが感情マックスである。と、本作とあまり関係ないことを書いてしまったが、おとぎ話目線で見るとその物足りなさは逆にありがたく、いちいちリアルに苦悩するベンジャミンなんて見たくないというもの。変わった青年が普通の人間と出会い別れ、お互いに影響を与えながら認め合い共存し、最期は皆死を迎えるという、人生の当たり前を語っているおとぎ話なのである。 ひとつ、デイジーは晩年にベンジャミンを看取るまで生活を共にしていたのに、娘のキャロラインがそれを全く知らなかったのはなぜ?と少し疑問。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-15 10:04:12)《改行有》
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