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1. ベニスに死す
主役のD・ボガートがさすがに難しい役をうまく演じていたと思います。(I・岡田にどこが似てるんだろう?)気難しい芸術家が美少年に憧れながらも言葉も交わすことなく病に冒され思い果たせず死んでしまうなんて、ちょっと現実にはありそうもない話だけれどこれまたさすがビスコンティがリアリティをそれとも夢物語を語ってくれました。あの音楽を使ったということもすごいセンスを感じます。9点(2003-01-26 20:57:13)
2. ベルリン・天使の詩
当時ドイツが東西に分断されていたという背景を知らないで見たらきっとつまらないとか退屈などと簡単に判断するでしょうね。あの詩は自分自身の疑問としても共感できますが同じ民族、ともすれば親兄弟ですら会うこともままならない状況下に当てはめればその意味はもっと深く読み取れます。体制の違いが交錯するベルリンという都市なのです。P.フォーク、B.ガンツの天使というのは従来の天使のイメージから遠いものですがあのふたりの(美しいとはいえないが)人生の深さを物語れる顔は決して見る人に変だとは思わせないはずです。9点(2002-11-27 22:09:42)
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