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1. ヘレディタリー 継承
《ネタバレ》 評判が異常に高いので観てみたけど、ただ陰鬱なオカルト映画って感じ。
陰鬱な家庭ドラマが延々と続き、精神不安定なお母さんの終始ヒステリックな演技に辟易。「怖い」という前に旦那さんや息子が気の毒で仕方なかった。
「安直な手法では怖がらせない」という評を色々なサイトで見たけど、結局怖かったのは娘と母の首チョンパ。「悪魔の眷属に加わるには首を差し出さないといけない」とか何か理由があればいいけど何も無い。最後に出てきた他の家来はみんな首あるし。必然性のない残虐描写って安直な手法じゃないのかな?
そもそも大抵の日本人には「悪魔が怖い」という本能的な恐怖が無い。最後の悪魔の偶像のチャチさ加減は何の茶番劇かと。同じ悪魔ネタでも「ローズマリーの赤ちゃん」とか「エンゼル・ハート」のようにお話が良く出来ていれば見応えあるけど、本作はそれに遠く及ばない。
ほとんどBGMの無い中で、最後のタガの外れたポポル・ヴーのようなラストシーンの音楽は良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2020-02-29 17:50:27)《改行有》
2. ヘイトフル・エイト
「髑髏島の惨劇」(マイケル・スレイド著)という小説を読んだ事がある。残虐描写が売りのサイコスリラー作家が書いた本格推理小説として一時期話題になったもの。 絶海の孤島にある豪邸に招かれた一癖も二癖もある登場人物達が、一人、また一人と殺されていく…。殺され方たるや、今時のミステリーには滅多に登場しない徹底した機械トリックで、これでもかという残虐な方法。(暖炉の上にある骸骨の置物が時計仕掛けで弓矢を放ったり、便器がいきなり真空になって内臓が吸い出されたり、一歩踏み出す毎に刃が飛び出す階段駆け下りて足先から頭まで順番に輪切りにされたり…。) でも最後の一人になるまで犯人は分からない。
…てっきりそういう話かと思って見てたら、ミステリーでもなんでもない単なる「密室劇=室内劇」(※「密室殺人」とかそういう類ではない。)
たっぷりお金かけて劣化した「レザボア・ドッグス」って感じ。
こういうのが好きな人はいいけど、日本での宣伝の仕方はJAROものの虚偽宣伝では。[DVD(字幕)] 5点(2016-10-04 22:20:27)(良:1票) 《改行有》
3. ペンタグラム/悪魔の烙印
「ターミネーター」や「ヒドゥン」と並ぶ『不死身アクション』として観ました。高層ビルから墜落した!と思ったらすぐに起き上がってスタスタ歩き出すシーンなど好きです。
個人的にはオカルト色が強すぎて爽快感が少ない事が残念。これは逆に言えば、下の方の仰るように、ホラー映画としては成功なのかもしれません。5点(2004-04-10 21:47:09)《改行有》
4. ペーパー・ムーン
煙草をスパスパ吸う子供が可愛く見えるはず無いんだけど…見える所が子役としての力量でしょうか。随所にあるぶわーっと奥行きのある風景も気持ち良い。ロードムービーの醍醐味って感じでイイです。8点(2003-12-20 07:08:50)
5. ベイブ
心をこめて「いただきます」が言えるようになりました。(ホントです。)無骨なおじさんがベイブを元気付けようとダンスするシーンが好きです。7点(2003-12-04 23:00:16)
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