みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ベスト・キッド(1984) 《ネタバレ》 そもそもヒョロイなりの主人公がロクに基本もせずに試合でゴツい相手に勝てるわけはないんだが、皆さんそこは分かってらっしゃって、いかに空手道が身を守るための最後の手段かといった基本中の基本を評価していることにまず拍手を送りたい。あの悪巧み顔のコーチの演技っぷりといったらないし、アメリカでスパルタのような極悪指導が違和感なく描かれているのも面白い。 ミヤジ(ここのくだりはややクドイ)師匠の拙い英語での修行のやりとりがこの映画の醍醐味。ところどころで魅せる余韻の効いたシーンは2も健在で、シリーズを通して楽しめる。ヒロインには正直魅力を感じなかったけど、日本人なら一度は見ておいて損はない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-16 17:53:42)(良:1票) 《改行有》 2. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ ペテン師とサギ師ふたりの存在が際立っていて面白い。特にマイケル・ケインのハマリッぷりは、本物の詐欺師出身かと見紛うほど。途中まで6点献上するつもりだったが、ラストのどんでん返しで評価も上昇。良質なコメディ映画だった。ところで、この邦題って損してるのでしょうか?平凡な原題からいって、そうとう考えたんだろうな~と感心していたのですが。たしかに「だまされてリビエラ」は意味不明ですが(笑)[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-18 09:50:47) 3. ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 まいったね。天使が見る世界が、こんな不可思議ワールドだったとは。点数は低いけれど、死ぬまでに観たい映画のひとつ。 (2021年12月再鑑賞) 天使が見ている世界がモノクロで台詞しか音がなく、人間が見ている世界が普通のカラーだというアイデアがユニーク。 人の本音が聞こえるというのは実に楽しそうに見えて、実際には耐えがたい苦行のはずなんだが、作品中ではいちいちセリフや表情が軽々しくなくて芸術作品の域に達している。 とはいえ、実際にストーリーがはっきり動き出すのは最後の三分の一なので、2時間をこえる長さからいっても退屈と感じる人は多いかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-03 10:51:16)《改行有》 4. ベスト・キッド2 《ネタバレ》 序盤は良かったが、沖縄編になってからやたらとサトウ一味に絡まれすぎてて、見ててウンザリする。 どんだけネチネチ嫌がらせすんだよ。 しかしその中でタムリン・トミタが美しく、優雅。 夕刻どきの茶事で、一言も喋らないのに所作だけで観客を引き込むシーンは素晴らしい。 偽物の沖縄とか、でんでん太鼓とかツッコミどころ満載ではあるけれど、 雰囲気を楽しめればそれでいいのだ。[DVD(吹替)] 4点(2019-03-17 20:38:05)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS