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1. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 意外な低評価に驚く。他の方も書かれているが、若い人には、本当の意味で心に響かないのかも知れない。人は、折り返し地点を過ぎたころから、20代30代のスピーディーな感性が衰える代わりに、それまで奥で眠っていた、別の感性が活性化する。「ベンジャミン・バトン」はそこに共鳴するような気がする。冒頭の時計職人の逆周りの時計から、引き込まれた。あえてドラマティックな演出をせず、淡々と描かれる主人公と周りの人々の姿が、愛おしくそして切ない。ブラピもケイトも役者としてすばらしかったが、その若返りと老化をここまで、リアルに魅せたテクノロジーの凄さにも驚嘆する。飛んだり跳ねたり、ぶっ壊れたり、そんなCGには、辟易だが、この作品の特殊効果は正に効果絶大。雷うたれ男のエピソードも可愛い映像と共に印象深い。そしてラスト15分のベンジャミンとデイジーに、涙が止まらない。[DVD(字幕)] 10点(2009-07-25 18:39:37)(良:2票)
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