|
1. 僕のスウィング
やっと出逢えました。
子供たちのためにアニメを借りようとレンタル屋でふと見つけたのです。
公開当時、題名とジャンゴ・ラインハルトの名前に惹かれて気にはなっていたのですが、DVDを手に取るまで、その存在を忘れていました。
ああ、とてもいいよ。とてもいい。
音楽もイメージも登場人物たちも、私にとって全てが愛しくかけがえのないもののように思われます。
DVDには、おまけに『ベンゴ』と『ガッジョ・ディーロ』の予告編もついて、それらにも強烈に惹かれました。
「トニー・ガトリフの全作品を観ること」、
これが今の私の映画人生の一つの目標になりました。
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-29 17:12:07)《改行有》
2. 朗かに歩め
《ネタバレ》 BSにて再見。これは、昔フィルム・センターで観たことが有るのだけれど、ギャング仲間がステップを踏みながら交わす滑稽な挨拶しか覚えていなかったです。この頃の小津作品は、アメリカ映画への憧憬が高じて清水宏(原案を担当)ら気の合う映画仲間達と和気あいあいと作ってる感じが良く画面に出ていて、それだけで、観ていて嬉しくなってしまいます。まさに"日本のヌーベル・バーグここに極まれり"って感じかな。いわゆるフィルム・ノワールのように「運命の残酷」が描かれることなく、心温まる人情話へと転換するあたりも、彼ららしいと思います。ただ、『トイ・ストーリー』を観て以来、子どものおもちゃを棄てられなくなった私としては、劇中二度も無残に打ち捨てられるキューピー人形のことが、どうも気にかかるんだよね。 9点(2003-12-08 20:38:24)
3. 冒険者たち(1967)
10歳で初めて観た時も40歳になった今観返してみても、感じることは同じ。恋する女と無二の親友を失い、ただひとり残されるリノ・ヴァンチュラの「淋しさ」になぜだかとても共感してしまうのだ。9点(2003-05-13 18:05:43)
0 | 1 | 0.62% |
|
1 | 4 | 2.47% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 5 | 3.09% |
|
7 | 5 | 3.09% |
|
8 | 23 | 14.20% |
|
9 | 34 | 20.99% |
|
10 | 90 | 55.56% |
|
|
|