|
プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
|
1. 僕らのごはんは明日で待ってる
《ネタバレ》 私も葉山くんと同じなので、とても共感できる映画でした。何が同じって、情けないことですが、私もいつも基本的に自分の世界に浸っていて、誰かに声をかけてもらってようやく外の世界を感じられる人間だからです。作中でも言っていたように、こうやって自分の世界にずかずかと遠慮なく入ってきて世界を変えてくれる人って本当に有難いし魅力的だと思う。世界が広がるまではその人にそこまで影響されるなんて思ってないから、余計にその人の存在が大きくなる。
葉山くんも、自分の世界を無理やり広げてくれた上村さんを大事な存在だと感じ、彼女を想い続けます。彼女自身もとても溌剌としていてキラキラした魅力があります。演技かって思うくらい(演技なんですけど)、彼女の語りやピースサインは見てる人を元気にしますね。
一つだけ気になったのが、やたらとポカリとかケンタとか商品や企業名が出ますけど、なんかこれって企業とのタイアップでもしてるんかな??あんまそういう商業的な雰囲気は感じなかったんですが、やたら名前が出てくるのだけが気になりました。
タイトルにあるほどごはんの話は多くはありませんが、ああいう理由で自分はどんな時でもきちんと食べるんです、だからこんな時でも僕は食べます、と強く意志を伝える葉山くんは堂々としていて格好良いと思いました。あんな風に自分の意志でしっかりと食事をする理由を持っているっていいことですよね。
私も葉山くんと同類だと書きましたが、私も、そんな風に自分の世界を広げてくれる人を大事にしていきたいと、強く感じました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-18 23:39:51)《改行有》
2. ボーダー 二つの世界
《ネタバレ》 彼らはトロルだった。その辺から急に『ロード・オブ・ザ・リング』感が出てきました。もちろん『ロード~』の方はいわゆるファンタジー活劇で、この映画のようにトロルという種族が現代の人間社会でどのように生きていくかというところには話がいかないのであっさりした仕上がりになっていますが、こっちのほうはと言うとまあ、、、ディープなところまで表現しましたね。
これまでは少し変わったただの人、というスタンスで生活を送っていたティーナが、同族のヴォーレと出会って自分の出自についてだんだん理解していく。と同時に人である自分とトロルである自分とのバランスについて悩みながら考えていく。これまではずっと人として生きてきたのだから、一度は思いっきり100%トロルとしての生活を送ってみないとですよね。そう言う意味で色々あったディープな描写は理解できます。
トロルの容姿は顔がゴツゴツしていて毛深くて、ボテッとしたまあ人間で言うとだらしない体型、そして虫を好んで食す、と。まあその設定からして人の嫌悪感を誘うような感じに(わざと?)なっていましたが、もしこれがすごく美男美女のトロルのお話しだったら見る人の評価ってやっぱり変わっちゃうんですかね?美男美女っていってすぐいい例えが出ませんが、例えばティーナをエマ・ワトソンさんや日本人なら綾瀬はるかさんが演じたら、例えばヴォーレをジェイソン・ステイサムさんや日本人なら佐藤健さんが演じたら?(←思いついたのをテキトーに並べただけです、すみません汗)
決して自分がそうじゃないとは言いませんが、物事をを美醜で見るような感じに誘導されてるな、と感じました。まあそれをさっ引いても完全に乳児の形をした無精卵、とかショッキングなものが多かったですけどね。
個人的にはあの感情のにおいが分かる嗅覚で、税関職員ではなくマジシャンや弁護士などの職について成功するサクセスストーリーなどが見たいと思った。ちょっと重いし、一度の鑑賞で全ては飲み込み切らん。かといって二度目を見ようとは思わないし。もう少し違う切り口で見てみたい映画だと思いました。[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-19 10:37:55)《改行有》
3. ボックス!(2010)
《ネタバレ》 公開当初から「観たい!」と思っていたが結局時間が取れずに地上波で観てしまった本作。
冒頭、関西圏に住んでるものとしてはかなーーーーーり気になる関西弁を喋る鏑矢君(=市原隼人さん)を見て、正直けっこう萎えました。やはり身近に本物の関西弁を使う人がわんさといる環境ですので、TVや映画でこういう急ごしらえの関西弁を見ると、作り物感がブワッと出てきて物語に入っていけないのです。「ちゃんと関西弁使えるキャスト取れよ・・・」といつも思ってました。ま、今回も入りがそんなんでしたんではっきり言って期待してませんでしたが、いやあ面白かったですね。シンプルに「スポ根!」「友情!!」ってのがわかりやすい。木樽君(=高良健吾さん)の家に早朝訪れて一緒にトレーニングに誘う鏑矢君なんか最高でした。さらにさらに、木樽君が栄養ドリンクに負けた後の鏑矢君の自主トレのシーンなんかもう・・・。てか、ボクサーが商店街流すのはもう定番なんでしょうかね(笑)
また、木樽君がメキメキ強くなっていくのを見ていると、見てる方も「早く試合やんねーかなー」とだんだんワクワクしてきます。木樽君に関してのみ言えば、『はじめの一歩』観てるみたいでした。真面目だけが取り柄の少年が、その真面目さゆえひたむきにボクシングに取り組むという・・・。あ、欲を言えばもっとフェザー級のエントリー増やしてほしかった。日本ではフェザーってけっこうありふれた階級だと思うんだけど、実際あんなにエントリーないものなんでしょうか??多くて4名って・・・。下手すりゃエントリーだけで地区大会優勝してしまうんじゃ・・・とか思ってしまった。映画だし、そこは多少盛ってもよかったと思う。
最後に、亀田とかいたんですね。他の方のレビュー見るまで知らなかった。TV版にもいました??おかしいなあ、見てない。[地上波(邦画)] 9点(2012-07-10 16:09:36)(良:1票) 《改行有》
|