みんなのシネマレビュー |
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1. ボディガード(1992) ホイットニーが「歌姫」としての存在が輝いているので、それだけでこの映画が大変素晴らしいモノになってしまった。やはり、この主題歌は、最高にインパクトがある。ダイアナ・ロスで企画があがったとき、黒人を白人がボディーガードするはずがないと、却下されたというから、時代が変わったのかホイットニーがすごいのか。ケヴィン・コスナーは演技力を期待される作品より、こういう感情の見えないきまじめなキャラをこっそり演じるのが、いいと思う。変な日本趣味と、日本映画を上映する映画館の入り口に書かれた「アタシ」の文字(おそらくシアターと書きたいのだろう)だけでも必見。6点(2003-12-08 20:32:33) 2. ホーム・アローン3 カルキン君場バージョンも面白かったけど、こちらのほうが悪役が面白かった。スケールが大きいし。5点(2003-11-20 16:26:35) 3. ホーム・アローン 面白かった。こういう子供は持ちたくないが。7点(2003-11-20 16:24:02) 4. ホワイトアウト(2000) 原作が良かっただけに、失望が大きかった。映画化する場合には迫力あるアクションシーンや爆発シーンが必要なのは分かるが、リアル感がまるで無くなった。松嶋菜々子に銃を撃たせた時点で、すでに変な映画になっちゃったなー、と思った。あと、織田裕二と石黒賢の友情、という設定はダメでしょー。某ドラマが頭の中をぐるぐる(笑)。3点(2003-10-13 23:31:39) 5. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 フランス人スタッフが多いせいなのか、フランス(あるいはヨーロッパ)映画的な作品。映像が美しく、細部にこだわっている。どこか淡々としていて、全体の盛り上がりやスピード感はほとんど無い。アクションやカーチェイスのシーンは、やっぱりリアリティよりも迫力を追求して欲しいなーと思う。自分探し、という主題は良いと思うし、マット・デイモンの冷静で無意識に頭脳派なキャラは面白かったが、主人公の感情が見えにくいし、展開に驚きが無い。ヒロインの言動もイマイチ理解できないところがあった。ヒロインが裏切るとか、実は敵方のエージェントだとか、そういうことを期待してしまったので、普通のラブストーリーに終わってしまってがっかりした。4点(2003-08-26 20:10:04) 6. 火垂るの墓(1988) たしかに素晴らしい映画ではある。戦争の話として、一度くらいは観た方が良いかもしれない。しかし、二人は親戚の家で暴力的虐待を受けたわけではない。ぎりぎりの生活の中で、叔母さんの態度は仕方がないことでもある。何も頼るところがないまま飛び出してしまった二人の悲惨な物語は、たしかに泣けるが、実際のところこの映画で何が言いたいのか、よくわからない。もっと悲惨で理不尽な目にあった人は多い、という意見が出てきてしまうのは当然である。たとえば「禁じられた遊び」のような淡々とした演出に比べると、内容があざとい。8点(2003-08-10 20:28:34) 7. ぼくらの七日間戦争(1988) 原作に比べてしまうと、やりすぎで内容が軽いが、宮沢りえをはじめとして子役のみんなも頑張っているので、このくらいの点数は付けたいかな。冒頭の制服検査など、80年代に中学生だった人間としては懐かしい風景がちりばめられている。「672年、壬申の乱」はこの映画のおかげで、覚えたし。まあ、大人になってみると、詰め込み教育が必ずしも悪いわけじゃないんだけどなぁ、と思えるんだけどね。主題歌の「SEVEN DAYS WAR」は忘れられない1曲。6点(2003-08-10 19:51:01)
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