みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 丁寧さと馬鹿っぽさを併せ持った脚本の見事さと、全速力でダッシュしつつも軽快な演出テンポのよさ、UKロックを主軸においた音楽センス、どれもとっても素晴らしい。 ミステリ、馬鹿ポリスコント、ちょっとした友情劇らを、破綻させず同時に楽しませるという器用な力技に、ただただ感服。 [DVD(字幕)] 9点(2009-10-05 04:10:46)(良:1票) 《改行有》 2. ぼくたちと駐在さんの700日戦争 馬鹿馬鹿くもグダグダな物語。しかし、巧妙なテンポとスッキリとしたセンス、そして好キャストの成果も手伝ってか、失速せずにラストで楽しませてもらいました。 プチ感動エピソードや大袈裟な青春賛歌ムードに少しイラッとしたのも確かですが、まぁ全体的なバランスを損うほどでは、なかったかな? 安易に「お涙頂戴」な方向に進まなかった点と、「SM貴族のパリパリして開けないページ」というゲスさも織り込まれていた点が、嬉しい。 [DVD(邦画)] 7点(2009-07-03 02:36:05)《改行有》 3. 墨攻 もう少し無骨で偏屈な胡散臭い革離の活躍が見たかったという原作ファン(漫画版)の本音もあるが、まぁ、映画は別物。別物ではあるが骨子はシッカリとしてるしクオリティも高めだったと思う。安易なCGに逃げない群集のスペクタクル感は、見事。欲を言えば登場人物の個々の掘り下げにもう少し時間を割いてほしかった。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-19 01:37:39) 4. ぼくんち 西原理恵子作品が映画化というショッキングな事に付け加えて、鳳蘭が出演!というウレシイ椿事。しかし、そこまででしかないのか?と。サイバラ作品は漫画というメディアから出しちゃ駄目なんじゃないでしょうか。ハードルが高過ぎ。「んな事ねぇ!どんどん映像化してガッポガッポ印税稼がせろやァァァ!」と心なしか西原理恵子の叫びのようなものも聞こえてきそうです、が。鳳蘭は、イイなぁ…とは、思いました。[DVD(邦画)] 5点(2007-03-01 00:30:40) 5. ホテル・ルワンダ こういう作品を見る度に、安っぽい涙を流して感動に浸り、何事もなかったかのように観終え、チャンネルを変える。それじゃ駄目なんだ。色々考え、学び、行動するべきなんだろうなぁ。自分の無精加減が嫌になる。こういう「無精者な自分」に説教されているかのような、作品。しかし、アフリカの武器描写でよく見かける「ナタ」がメイドインチャイナなのは、不覚・不本意にも笑ってしまった。深刻な武器輸出ですけどね。[DVD(字幕)] 9点(2006-12-15 05:23:53) 6. 亡国のイージス 《ネタバレ》 2.26の亡霊気取りの自衛官がコミュニストくさい某国のテロ組織に亡国のイージスを明け渡してしまう話ですね…?某国と亡国のイージスを…ややこしい!まぁ、日本人っぽい湿度を持った、「2.26」と「ダイハード」と「沈黙の戦艦(セガールの)」を足して三で割ったような映画。傑作とは言いにくいけど、和製アクション作品としては及第点以上のクオリティかな?と。しかし、福井敏晴って結構偉大だなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2006-01-13 02:32:59) 7. ボーン・アイデンティティー ソツなく面白い。しかし、その「ソツのなさ」が観る人によっては物足りないかも。 ヒロイン(?)が髪を切った後に「あ、ラン・ローラ・ランのひと!」と気がついたため、後半は、やっぱ走って逃げんのかな?と、馬鹿馬鹿しい展開を予想。M・デイモンは、カッコいい。結構。[DVD(字幕)] 8点(2005-10-14 10:16:26)《改行有》 8. ホテル・ハイビスカス 沖縄のロケーションや、夜の空気だとか、空の色だとか、が、なんか本土よりも濃く力強いですよねぇ。え?映画だからそういう風に撮ったのかも?ですが。しかし美しい。私も永住してみたいナ~と、ツイツイ思ってしまう。ハイ、これが「リアル沖縄」でなく「作品的沖縄」なのは、承知の上です。しかし、この作品の持つ溢れんばかりのパワーは、絶対ディフォルメされたものなんかじゃないと、思います。8点(2005-02-16 23:55:56) 9. ほしのこえ 「トップをねらえ!」のパクリ!とまでは言わない(しかし、カブリ気味)が、この作品、地道に丁寧に編み上げた手作りマフラーみたいで、捨て難い。クリエイターには頭が下がります。でも、「遠い宇宙に出兵する僕の恋人」は切なげでいいが、ロボットで戦う異星人間戦争である必要は、無かったかも。5点(2004-11-09 17:11:04) 10. ボウリング・フォー・コロンバイン 今まで曖昧だったアメリカという国に対しての「不信感」の輪郭が、この映画のお陰でよりリアルになってしまった。しかも内容盛り沢山、だし。退屈が忍び寄る暇もない。個人的に「アンチ・ガン・マニア」なので痛快でしたよ。コレ。でも、「銃規制」って事より「メディアの魔力」ってテーマに関心かも。この作品も「メディア」だと言う事もキチンと踏まえた上で、ですが。んで、「サウスパーク」ファンの私としては「アニメで見るアメリカのザッとした歴史コーナー」が経絡でした。だが、一寸気を付けなきゃ「誤解」してしまうのは、アメリカ以外の国が「健全」って訳で無くて、勿論日本にだってこの手の「病理」みたいなのがが根付いているって事も忘れちゃ遺憾っスよね。ま、取りあえずムーア氏の姿勢には「支持する」派です。んで。満点。10点(2003-09-23 12:43:00) 11. ホワイトアウト(2000) 撮影の苦労話には悪いが、凡庸?そういう凄い映画はハリウッドに任せときゃいいんじゃないの?それか、アニメにでも。ん~・・・。5点(2002-12-01 18:51:39)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS