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1. ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
映画としては色々不満もあるけれど、本物のジャクリーヌ・デュプレのチェロの演奏にすっかりハマってしまった。結果、山のようにCDを買い毎晩デュプレ漬け。しかし、聴けば聴くほど魂を吸い取られるように素晴らしい。いくら天才といっても彼女のように10代の頃にあんな高価な由緒ある楽器を2つもプレゼントされた演奏家なんて、彼女以外にどの位いる?そういう意味で必見の映画です。天才の孤独感なんて、所詮凡人にはわからないでしょう。だって天才である苦しみなんて、天才しかわからないんだから。この世のものとも思えないような音楽を奏でるために生まれてきて、それ以外はとてつもなく辛い人生を送った女性に合掌するしかない。彼女の存在を知らずに死ななくて良かったと思うので、この映画に感謝。7点(2003-08-29 00:58:35)
2. ポワゾン
何かスゴイ作品というわけじゃないけど、綺麗な作品。アンジェリーナ・ジョリーもそんなに魅力的とも思わないし、バンテラスも日本人の好みとしてはちょっと濃すぎる。ストーリーも類型的でそれほど凝ってはいない。でも、何となく画面がきれいなんでいいなあ、とつい見てしまう。2度見たけど、2度目もそれなりに楽しめた。適度な娯楽作品。7点(2003-06-29 23:46:23)
3. ぼくの神さま
見ていてもう、だんだん胸が苦しくなってきました。戦争の犠牲者は戦争を始める人達ではなく、一般の市民、特に子供達という辛い事実。命乞いをする人たちを、遊興の道具として弄ぶナチス。自らの意思でポーランド人なのにガス室行きの列車に乗る幼いトロ。ナチの目の前で自らの命を守るために同胞のユダヤ人からの略奪を強いられるロメック。重層的に一気に向かうラストは見ているのが本当に辛かったです。神父(勿論この神父も酷い目に遭っているが)は神を説くが子供達の周りには神の救いは全くなく、苛酷な現実がこれでもかこれでもかと押し寄せるのみ。面白い映画ではないでしょうが、優秀映画協会推薦的な多くの人に見てもらいたい良い映画だと思います。8点(2003-06-13 02:14:53)
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3 | 8 | 6.20% |
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4 | 5 | 3.88% |
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5 | 13 | 10.08% |
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6 | 17 | 13.18% |
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7 | 25 | 19.38% |
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8 | 35 | 27.13% |
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9 | 16 | 12.40% |
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10 | 5 | 3.88% |
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