みんなのシネマレビュー |
|
1. 僕の彼女を紹介します 確かにお涙ちょうだいな映画ですが、チョン・ジヒョンさんはキレイな涙を流す女優さんですね。彼女の演技には鬼気迫るものがありました。韓国映画はどんなストーリーでも「純愛」へ持っていくのが上手いですね。でもこういう映画、特にクライマックスシーンなんかは、繰り返し観て、また涙したい、という風には思いません。心の片隅にとっておきたい作品です。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-01 09:24:19) 2. ホテル ビーナス 思ったより複雑で深い人間模様が描かれていました。個人的にはあまり泣ける映画ではないと思いました。草なぎ君は主人公というよりこの映画のナビゲーターみたいな感じで、表立った感じはしなかったけど、もっと彼自身の過去のエピソードを出して欲しかったとも思いました。頻繁に出てくるタップダンスのリズムはテンポを出す、という以上に、草なぎ君の捨て切れない夢を表現していただけに、深く踏み込んでもいいと思いました。最後はなんか強制捜査みたいなんが入ってバラバラになってしまうので、なんかそれぞれ生きる道を見つけてホテルビーナスを巣立つ設定にしては、あまりにもお粗末というか、うやむやにしすぎなのかも、と思ってしまいました。ホテルの住人たちの演技は個性的で、見所がありました。甲乙つけがたいですが、中谷美紀さんは素晴らしかったです。5点(2004-03-28 12:14:11) 3. 暴走特急 最初の50分くらい寝てて見逃してしまったけど、起きたらすでに占拠されてました。そこからでも十分楽しめましたよ。スティーブン・セガールは日本通でおなじみなんだけど、こと映画に関しては見るのを避けてきました。セリフは少ないけど、存在感がある役者さんですね。ただガタイがいいってだけでなくて。あのグラウンドテクニックとパワー、関節技などはPRIDEとかでも通用しそうですが、ちょっとスピードが、ね。6点(2004-02-16 02:26:43) 4. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 長い映画は嫌いなんだけど、これに関してはもっと内容を詰め込んだ方がいいと思いました。逃走の中で起こるトラブルももっと盛りだくさんのほうがよかったな…。「いきなり」急展開するシーンが幾度とあって面白いと思ったけど、そのたびに「この人誰?」って感じで、印象が薄い人ばっかりが出てきた気もしました。もうちょっと登場人物の裏づけをして欲しかったな。ラストもなんか釈然としませんでした。すべてがプログラムだったということで、ボーンはそのプログラムの中でダシにされてたにすぎなかったわけだけど、ここも急展開すぎて脳内整理がつきませんでした…。5点(2004-02-14 00:25:31) 5. ボーイズ・ドント・クライ 《ネタバレ》 うわ、あのラストで一気に熱が冷めてしまった…あんな非人道的な行為で終わるのがフィクションだったらひどかったわけだけど、エンドロールでなんか実話っぽいテロップが出たのでやっぱそうなのかな。そうでなければこの怒りはぶつけようがない!!しかしヒラリー・スワンクという人は初めて知ったが、ああいう難しい役をこなせば評価されるのは当然だろう。個人的にはラナ役の女優さんの必死でもなく、そこまで気だるくもないナチュラルな演技は、中性的な主人公としっかりマッチしててこちらも素晴らしかったと思う。しかしどうしてもラストが…なので。4点(2004-02-02 22:41:40) 6. ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 うわさには聞いてたけど、SABU監督の作品って全力疾走が多いですね。今回はチャリンコだったけど、しっかり警察の連中も走ってたし。初めてだったんで他の作品と比較がつかないけど、かなり随所に青空の中を疾走するシーンがあって見ていて気持ちよかった。ストーリーも友情と愛情を見つけた郵便屋が生きがいを感じたかのように彼らに郵便物を届ける姿、そのいきいきとした提真一の笑顔が本当に印象的。一方で思い込みが間違った方向にいってしまった警察の連中の珍道中も対照的で面白かった。こういうアンバランスな場面をミックスされた作品ってのはいいね。ほどよく小ネタで笑えたし、ラストでは結構感動できた。また周りのキャストもいい味出してるし、それぞれの境遇が強烈だったけど、うまいことバランスが取れてた感じがした。遠山景郷子が若くてフックラしてたのですごくかわいく感じたね~~。7点(2004-02-01 13:01:47) 7. ボウリング・フォー・コロンバイン この映画で提起された問題も真実だとは思うけど、マイケル・ムーアもチャールトン・ヘストンもそれぞれ自分の意見をもっておりどれが正義かなんて決め付けられない。「恐怖の文化」こそアメリカが築いてきた歴史、それを銃社会の責任の一端ということで一つの映画で覆されたらたまったもんじゃないよ。6点(2004-01-15 23:51:33) 8. ボーン・コレクター アンジェリーナ・ジョリーに関してだけど、この配役は「彼女だからこそ」というのがなかったと思う。はじめの線路の時点でどうかと思った。魅力を引き出せない役回りかな~と。コスプレさせたかっただけなんでしょうか。 流れ的には、犯人の残した証拠品にあるメッセージという視点から謎解きをしていくところに重きが置かれていたので面白かった。でも視聴者が一緒になって謎を解いていけるシーンはほとんどなく、デンゼル・ワシントンの頭の中でつむぎだされた結論に、「あっそ」とうなずくことしかできなかった。だから突然随所にいろんなシーンが出てきて困った。ラストのように。 デンゼル・ワシントンがベッドで指示を出したり、考えたりするシーンが多く、開放感に欠けた、という感じもあるけどそれはしゃあないか。連続殺人だから緊迫感はあったけどね。 また、何で鑑識素人のアンジーをデンゼルは見初めたのか、下心?アンジーの父親の話は後から知ったはずなのに。まぁ脚本に深入りするのはやめとこ。4点(2003-11-23 03:02:47)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS