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プロフィール
コメント数 204
性別 男性
年齢 46歳
自己紹介 専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)

最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。

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評価順1
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1.  ポーラX 《ネタバレ》 残念ながら、僕はこの作品に対してまだまだ理解ができていない。そこで自分なりに考える手段として、いくつかのフラグメントを書き出してみる。 ピエールを愛するマリー(母であり姉と呼ばれる)、イザベル(姉と名乗る)、リュシー(恋人)の3人の女性。血縁のある2人の女性は自殺し、恋人はピエールを待つ。同様に血縁のあるティボーも死亡。 ピエールの最初のペンネームは"アラジン"作品名「光の中へ」、後に"ロック"と名乗る。 イザベラの出身地は「東側、内戦、黒髪」を考えると旧ユーゴ? 外交官の父は栄光を掴むが、のちに失脚する。 「人間は臭い」がきっかけで少女は死亡する。ピエールは「よかれと思った。」 3人が身を寄せた集団は"音楽"と"軍隊"を基礎とする。指導者は「世の嘘を見抜く男」。 ピエールの構想は編集者からは「古い」「ピエールの本質は未熟」「世間を断罪すると、必ず自分に返ってくる」などと否定される。 "ロック"の作品は「混乱と妄想の産物で、模造」と批判される。 これは、映画のプロットで重要と思った部分のみ挙げてみたものです。他に気になったのは、セックス描写に力を入れていた事と、集団に対して批判的な描写をしていない所、集団の住居で扉の描写に力を入れていた事。まだ理解できていないが、この3つは大きなヒントになりえるのではないかと思う。現在の自分の理解はまだまだ中間地点なので、いくつかの作品との相互関係を考慮して、ゆっくりと頭の中でこねまわして理解が深まってゆければいいなと思う。個人的に、僕は難解な作品を「監督の自己陶酔」と片付けるのだけは嫌なのでどうしても理解したいと思っている。なんだか、わからないものをロジックもなしに批判すると馬鹿っぽく見られそうで嫌だ。映画の観方・楽しみ方なんて人それぞれなんで、一度観て終わってもいいし、ずーっと考え続けてもいい。一度で終わる人が多くて、その総意でこの作品が「駄作」と片付けられても別にいいし、この作品が平均5点でもしょうがないかな、と強がりを言ってみたりする。8点(2004-03-15 18:10:57)(良:1票)

2.  ボーイ・ミーツ・ガール 正直、しんどかった。まだ汚れた血・ポンヌフの恋人を観ていないので理解できていない。しかし、この映画を「難解」と切り捨てるつもりはない。ドニ・ラヴァンの演技の凄まじさと、ミレーユ・ペリエの透明な美しさはわかったが、それ以外は3部作を全て観てから判断したいと思う。7点(2004-03-07 18:58:05)

3.  螢川 原作を見事に、見事に映画化していますね。関根くんのエピソードなどの削ってしまうか不安になるようなシーンまでちゃんとおさえてあって、好感が持てました。しかし、最後のシーンはちょっとメルヘンですね。蛍が、ちょっと恐ろしいような、壮言な雰囲気を出してくれたらよかったんですが、これは個人の読み取り方しだいの面も大きいので、監督と僕の希望が違ったということでしょう。気になったのは、それと主役の少年のたどたどしさ。これも無理にとも言えないところですが・・・。6点(2004-01-14 13:34:46)

4.  僕の村は戦場だった イワンの演技に震えがきました。特に、彼の眼は、暗く、冷たく、痛いほどの輝きを持っていますね。頬のコケ具合や痩せた体がその眼を際立たせていて、存在感が画面から直に伝わってきます。スクリーンいっぱいに顔アップを持ってきても、決して負けないだけの力がその表情にあります。映画の主役をこの年齢で完全にはっているということに、脱帽するよりほかありません。終始後方に光る信号弾。銃声。河という境界を目の前に置くことで、緊張感を最大までに高めているところなど、その設定の見事さにも驚かされます。戦争映画としては、どこに出しても文句のでないほどの秀作だと思われます。 9点(2003-12-27 23:44:17)

5.  棒 Bastoni 《ネタバレ》 松岡俊介主演で、脇にトモロヲというわけで、楽しみに観たんですが、まったく気合の入っていない映画でした。この映画の中で良かったと思えるのは夏生役の小島由佳の健闘と、トモロヲの涙を流しながらディナーをかきこむシーンです。あとは、「うーん」と消化不良のままでした。ひどかったのが美由紀役の女性ですね。なんだか、8年前のシーンからやけに老けてるし、魅力はないし、もう少し若くてそれらしい女性は起用できなかったんでしょうか?色気も、悪女の魅力もぜんぜん感じられません。松岡俊介は、なんだかとことん貧粗に見えますね。そういう男を描きたかったのか、ただ単にそう見えてしまうのか、とにかくダメでした。ま、いいかで3点です。3点(2003-12-26 23:19:43)

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