みんなのシネマレビュー |
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1. ポトフ 美食家と料理人 調理、うんちく、食事。退屈さを覚えるほど丹念に描かれおり、「食は芸術だ!」が示されています。田舎者の当方としては動物の形そのものがグロく、こってり感満載の盛り付けが美味しそうに思えません。男女二人の展開は予感通り。静謐さには好感持てましたが盛り上がりに欠ける作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2025-03-10 23:51:57) 2. 歩道の終わる所 《ネタバレ》 犯罪者の父親を反面教師として警官となり行きすぎた正義感で降格させられたマーク。 「俺にだって歩道を歩く権利がある!」息巻く宿敵スカリーシ逮捕への捜査中に傷害致死事件を起こしてしまい、スカリーシに罪を着せようと遺体を隠蔽工作するところからドラマが動き出します。遺体の別居中の妻モーガンに恋心を寄せるも、彼女の父が誤認逮捕されるに至って、自分が死んだら開封してくれと上司に手紙を託し、スカリーシに突撃するマーク。そのかっちりとした美しい文字に得も言われぬ覚悟を感じて胸熱に。 事件解決で「君は死んでないから手紙はこのまま返すよ」に対してのマークの返答が私的にクライマックス。 激熱、流石名脚本家! の直後のモーガンに「ホントに?」熱々が急に冷めたところが惜しい。-1点 とは言え、善と悪の狭間で揺れ動くダナ・アンドリュースを始めとし、カール・マルデン、ネヴィル・ブランド、ジーン・ティアニー、ゲイリー・メリル、全キャストの好演が光る名匠による短い尺にドラマがギッシリ詰め込まれた秀作でありました。[インターネット(字幕)] 8点(2025-02-01 11:06:13)《改行有》 3. ボルケーノ ジョーンズさん出演に釣られての鑑賞。 溶岩流がロスの街を襲うパニック映画とは知りませんでした。 迫り来る溶岩流の不気味さを筆頭に迫力ある映像を作り上げたスタッフに拍手。 終盤のいくら何でもな無理筋感はご愛敬。 舞台設定のこじんまり感とドラマパートのとってつけた感が歯痒いところです。 恥ずかしながら、ロス山火事の大惨事を1時間ほど前に知りました。 マグマではないにせよ現実に街を飲み込む火の海が恐ろしい。[インターネット(字幕)] 5点(2025-01-11 23:02:51)《改行有》 4. ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄 上院議員選挙戦がドキュメンタリータッチで描かれています。 選挙モノでのあるあるな展開でギター片手に歌っているのが目新しいところ。 「貧乏人は文句ばかり言う・・・・」をはじめとした物言いのボブ・ロバーツにドナルド・トランプが浮かびました。 尻切れトンボな結末に唖然と。 お目当てアラン・リックマン。陰謀部分を受け持っている役どころでしたが、見せ場なしの中途半端さにガックリです。[DVD(字幕)] 3点(2024-08-31 20:16:42)《改行有》 5. ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡 実話を元にしているというのが驚き。 ブラインドテイスティング大会の審査員が錚々たるメンバーだったところに奇蹟を感じたところです。 お目当てアラン・リックマン。 淡々として物足りなさがあったものの、こういう役どころはピッタリで立っているだけで絵になるのが流石。 シャトーモンテレーナ、一度は試してみたいものです。[DVD(字幕)] 5点(2024-06-25 23:00:18)《改行有》 6. 放射能X 巨大蟻の見た目の安っぽさに半笑い。しかしながらストーリーが真面目で最後まで真剣に観ることとなりました。 蟻映画にハズレ無しでしょうか(2作しか観てませんが・・・)[DVD(字幕)] 8点(2024-05-31 23:25:06)《改行有》 7. ぼくの伯父さんの休暇 海岸でのバカンス風景が綴られています。個々人のストーリー無く寒過ぎるギャグが延々垂れ流されてウンザリ。 下品ではなかった。10歳の時に家族親戚揃って曽々木海岸で遊んだ記憶が蘇った。それぞれ1点ずつ。[DVD(字幕)] 2点(2024-01-28 13:49:02)《改行有》 8. 暴走機関車 脱獄するまでは魅入ったのですが、以降はトーンダウン。レベッカ・デモーネイは寒い構図に彩りを考えたのか知りませんが、お寒い存在で居なくて良かったです。今作のジョン・ヴォイトの空回り感にドン引きでありました。[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-03 14:54:35) 9. 冒険者たち(1967) 《ネタバレ》 過去に観ていますが内容は忘れています。 レティシア退場がピークでその後は盛り下がる一方。 悪玉の存在と雑な対決模様を眺めていたところでのアラン・ドロンの最期の一言に胸が締め付けられる事に。流石の千両役者でありました。音楽が後押しするほろ苦い三角関係青春ものの名作です。[DVD(字幕)] 7点(2023-08-13 10:04:05)《改行有》 10. ポーラー 狙われた暗殺者 《ネタバレ》 暗殺請負組織ダモクレスは50歳定年制。ダンカン・ヴィズラは800万㌦の退職金を受け取るまであと2週間。社長が支払うお金が惜しくて暗殺者を差し向ける・・・・何じゃそりゃな設定です。 マッツ・ミケルセンのPVですね。天下無敵の殺しっぷり、雪の中スッポンポンアクション、あられもない姿の濡れ場、拷問で切り刻まれた挙げ句左目にナイフを突き立てられる(普通死ぬけど)・・・何かターミネーターのようでした。悪方の社長がアホ過ぎるのと若者暗殺チームはただのこけおどし、その他手下は有象無象。こんなの相手の無双ぶりにイマイチ盛り上がれません。 しかしながらラスト直前の隣人カミーユとの対峙に目が覚める思い。マッツさんの涙に胸熱激痺れ。 続編が決定しているようで今から待ち遠しいところです。 余談ながらGW中のインテックス大阪での写真撮影会に行きそびれた(締め切られてた)無念さが蘇りました。[インターネット(字幕)] 7点(2023-05-27 03:07:01)《改行有》 11. ポイズンローズ ブレンダン・フレイザー、モーガン・フリーマン出演と言うことで鑑賞。前者は見た目と言い役柄と言い目を背けてしまう気の毒な姿。後者は街の大立て者の雰囲気は何となく出ていますが極悪の「ご」の字も無い拍子抜けな悪党。ハードボイルドを気取ったトラヴォルタでありましたが、のっそりした身のこなしでのアクションが微笑ましい。ハナシとしてはそこそこだったので演出の拙さが際立つ作品でした。 鑑賞後DVDジャケットを見てビックリ。誇大広告、詐欺の部類かと。[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-10 00:20:34)《改行有》 12. ホット・ロック ゼロ・モステル繋がりでの鑑賞。美味しい役どころで確かな存在感でした。 泥棒モノとしてぬる~いお話でコメディに振り切れるでもなく。 「このオバサン誰??・・・」から結末まで、目くじら立てなくてもよいものの、「これで良いの? ホントにいいの?」脱力状態です。ルパン三世が思い浮かんだ不思議な作品。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-03 01:55:05)《改行有》 13. 炎の少女チャーリー(1984) お目当てジョージ・C・スコットは出演したからにはキチンと芝居してます風の演技ではありますが、あの退場させかたには「ないわ~」ガックリ。可愛いドリュー・バリモア、いかがわしいマーティン・シーン、びっくり仰天だったアート・カーニー&ルイーズ・フレッチャー。なかなかのキャストなのに、ドッカンドッカン大爆発で何の味わいも余韻も無い残念な作品でした。[DVD(字幕)] 4点(2022-08-27 04:25:32) 14. 僕の彼女はどこ? 《ネタバレ》 富豪フルトン爺さんの善意からの行為がブレイズデル一家にとってあぶく銭身につかずとなる物語。奥さんを筆頭に単純というか分かりやすい登場人物の中でMIPはおしゃまなロベルタ。爺さんとの掛け合いは絶品であちらこちらでリプレイタイム。ジェームズ・ディーンに似てると思ったのがその人だったというのに1000へぇ。冒頭ミュージカルシーンでの「うわぁ、あ痛たたた~」は杞憂だった監督の遊び心を感じました。辛気臭さのカケラもない小粋でお茶目でカラリとした味わい深い秀作です。[DVD(字幕)] 8点(2022-07-19 02:24:04) 15. ボーン・イエスタデイ(1950) 1993年版が本作を忠実にリメイクしていることが分かります。演者の比較になるのですが、軍配はリメイク版に。とりわけジュディ・ホリディがオスカー受賞というのに「これで? 何で?」が無限大。[DVD(字幕)] 5点(2022-06-16 00:49:02) 16. ボーン・イエスタデイ(1993) 天然キャラでものを知らなくても人情の機微を知るビリーの一言一言が味わい深く、ラジー賞ノミネートに激しく異議あるメラニー・グリフィスの好演でした。ジャイアンみたいなジョン・グッドマン、内場勝則に見えて仕方なかったドン・ジョンソンもナイスキャスティング。小粋な良作を堪能しました。1950年版も是非観なければ。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-06 00:52:02) 17. ボヴァリー夫人(2014) 身勝手で浅はかな女でも1949年版は哀れみを感じたのですが、今作では嫌悪感のみなのはどうしてだろうか。際立つ演出も無く夫の心情が描かれることも無く。転落模様を眺めるのは退屈でした。美しいお洋服(4点)で駆けずり回るエマと村のオバサン達がすれ違うシーンに「普通が一番」を思わされた(2点)ところぐらいしか印象に残らない作品。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-14 20:56:24) 18. 星の国から来た仲間 ドナルド・プレザンス、レイ・ミランド、エディ・アルバート共演というところだけでの鑑賞。再生してのディズニー作品に「どういう事???・・・」混乱しましたが、子供にも安心して見せられるファンタジーをまぶした勧善懲悪ものでまずまず楽しめました。件の三名は名優の名に恥じない存在感で作品の格を高めております。中でもプレザンスの物静かであっても感情が窺える語り口はいつも通りに惚れ惚れさせらる名人芸。掘り出し物な良作です。[DVD(字幕)] 7点(2022-01-04 15:06:34) 19. 砲艦サンパブロ あんな事こんな事のエピソードがダラダラと語られ先行きが見えずグッタリ。宣教師救出に向かうあたりからようやく画面に集中出来はしましたが結末もパッとせず。戦争の虚しさもさることながら本作の虚しさにガックリするところです。[DVD(字幕)] 4点(2021-10-31 23:51:53) 20. 歩兵の前進 リチャード・アッテンボロー目当ての鑑賞。要領よくしたたかに立ち回るところに加えてシャープな顔立ち男前にまずまず満足。以外は抑揚無い展開の笑えないコメディで、期待外れ度合いが年に一度あるかないかの甚だしさ。デニス・プライス、イアン・バネンとクリストファー・リー(驚)の出演場面を一応再確認。軍隊・公務員への皮肉な視線はタイトルロールだけだったという思わせぶりが呆れる愚作です。[DVD(字幕)] 2点(2021-07-01 16:29:59)
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