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1. ボウリング・フォー・コロンバイン
米国人の米国人による米国人のための映画。マイケル・ムーアの米国人としての限界、したたかさが、善くも悪くも色濃い作品です。ムーアも認めているところですが、本作は行き当たりばったりに撮影され、テーマが横道に逸れてしまいがちです。それらしい論理には、多くの穴が開いています。もっとも大きい矛盾は、本作が、本作の批判するマスコミとまったく同じ道をたどっている点です。しかし、本作にも価値はあります。米国の銃問題を取り上げてくれたことです。この問題はどんなに多くの映画監督が取り上げても、「取り上げられ過ぎ」ということがありません。ロンドンで行われた本作の記者会見にて 「米国は、なぜほかの国に害を及ぼすのか?」米国人自身により投げかけられたこの言葉が、印象的でした。6点(2004-06-28 10:41:58)(良:1票)
2. ボディ・コレクター
「ボーン・コレクター」と間違えて、鑑賞。レクター博士の登場しない「羊たちの沈黙」のカナダ版です。「羊たちの沈黙」からいただいているシーンも、たくさんあります。が、本作の特徴は、なんと言っても、「カメラのピントがあっていない」こと。小道具に焦点があい、人物の顔がぼけるのは、朝飯前。もちろん、脚本、演出から小道具に至るまで、つっこみどころは満載です(いくつか例をあげようかとも思ったのですが、絞りきれず、断念しました。察してください)。--------------------類似商品には注意したいものです。1点(2004-07-06 02:04:10)
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