|
1. 香港極道・野獣たちの絆
何気に『少林寺三十六房』に参加した面子が揃っているあたり。当時衰退したカンフー映画のベテラン勢が80年代後半の香港ノワールブーム流れに乗り遅れぬようにと作った印象を受けますけど…然し完全に脱カンフーとまでは行かなかったよう。アクションそこそこ、人物設定・ドラマ描写いい加減というカンフー映画の体裁をそのまま受け継いでいるので、男の友情を描いたノワールものとして見た場合微妙な作品です。アクションの割合的にも銃撃戦よりも格闘がメインな感じですが、特に際立って良質なものではないので印象薄し。特別出演のラウ・カーリョンのアクションだけはそこそこ魅せてくれました。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-06-11 16:18:27)
2. 香港極道 野獣刑事
《ネタバレ》 映画の内容は本当に「『Mr.ハー~』の親子の設定が気に入ったから、今度はそれをメインに映画一つ作っちゃおうぜ」というノリの映画だけど、類似点がやたら多くわざわざ作り直す必要があったのか疑問。ダンが非業の死を遂げ、息子の死を父に伝えるのにためらう警官がタイ・ポーというクライマックスは特にそっくり。全体的に単調でジ~ンとくるところも特に無かったので低評価。[ビデオ(吹替)] 4点(2006-02-04 17:01:42)
3. 香港・東京特捜刑事
見ている内にだんだん腹立ってきた。まず主人公二人が魅力に乏しすぎる。特に日本側の主人公フジオカのキャラクターが最悪。自分の上司及びレイチェルに「迷惑はかけない」とか言っていた気がするけど、街中にも拘わらず銃乱射するわ、服毒自殺した振りをして香港警察を惑わすわ、不確定情報に振り回され宝石商をリンチするわ、手錠をかけられているのに単身敵地に乗り込んでピンチに陥るわ…おまけに気に入らないことがあるとすぐ「黙れ!!」と言い放つなど迷惑三昧。土台良識ある警官とは思えない行動と言動を連続する大馬鹿野郎で共感も感情移入も出来ない。挙句の果てに迷惑かけっぱなしのレイチェルたちに対して「おまえらおかしいぞ」に一言。お前が言えたことか。シンシア・カーン演じるレイチェルもなんだか終始締まりの無い面構えの情けない面構えで全然颯爽としてない。ミシェル・ヨーに代わっての主役を張るにはチト荷が思い印象。クライマックスはフジオカがあっさり逝って、レイチェルVS西脇美智子&ディック・ウェイ戦になだれ込むんだけど、シンシアがよわっちく見えるから対決というよりかはもはやサスペンス。”殺人鬼二人に命を狙われるか弱い女”といった具合。またアクションも最悪のカット割と粗雑な編集のおかげで一気に白ける。穴だらけで丁寧に作られた感じは全くないね。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-02 17:14:03)
4. 香港魔界大戦
“元彪製作有限公司”と自分の名を冠したプロダクションを立ち上げた上に初監督にして超能力を題材に扱うとは、なかなか思い切ったことしますなぁ。
作品の質としては「まあ、初監督なんてこんなもんだろ」という監督自身の声が聞こえるかのようにそれなりに面白く作ってありますし、現・ジェット・リー婦人のおっぱいに挟まれたり、ヒロインのミッシェル・リーに牛糞踏ませたりとユン・ピョウが好き放題やっております。
ジャッキー・チェンがカメオ出演しているらしいけれど、どこに出ているのか全くわからんかった。(涙)
<追記>
いたいた、空港でジャッキー発見!!
ずいぶん地味~に出演していたんですね。(笑)
【Monochrome Set】さん、ありがとうございます。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-13 11:56:57)《改行有》
5. 香港近未来バイオレンス/爆烈戦士
《ネタバレ》 サモ・ハンプロデュースによる近未来アクションものだけど、ストーリー自体はシリアスなのに変な所でコメディが入ったり、作品全体の緩急がアンバランス。アクション面もてんで評価すべき点は無いし、主役の兄ちゃんは二枚目だけど、主役張るほどのオーラがイマイチ感じられない。とりわけ評価する所がない感じだし、尻切れトンボな最後も拍子抜け。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-07 12:13:33)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 8 | 4.49% |
|
2 | 10 | 5.62% |
|
3 | 21 | 11.80% |
|
4 | 32 | 17.98% |
|
5 | 51 | 28.65% |
|
6 | 31 | 17.42% |
|
7 | 20 | 11.24% |
|
8 | 4 | 2.25% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 1 | 0.56% |
|
|
|