みんなのシネマレビュー |
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1. ポビーとディンガン 《ネタバレ》 この救いようのないシチュエーション(空想の友達の失踪)をどこへ持っていくのかと案じていると、思わぬ展開でうれしい驚きがありました。 しかし、驚きはあったものの、漠然とした美談で終わっているのが残念。 迫害した住民との和解、虐めた同級生との和解といった部分を掘り下げれば、ドラマ然としたものをみせることが出来たと思うのですが・・・。[DVD(字幕)] 4点(2008-01-25 01:13:58)《改行有》 2. ポネット 《ネタバレ》 いつまで経ってもめそめそしている女の子を追うだけなので、どうするんだろうと思っていると、幻との対話で片付けちゃうなんて無責任でしょう(コートは女の子が持って行ったのか、それともファンタジーとしての扱いなのか定かでないのでなんとも言えませんが、後者だとしたら文句なく0点)。 現実との付き合いや時間の経過で理解していく描き方が妥当なんじゃないかな。[DVD(吹替)] 1点(2008-01-19 18:07:33)《改行有》 3. ボビーに首ったけ とんでもなく内容のない作品。 バイク好きアニメーターの「バイクを描きたい」という威勢だけで企画実現してしまったのでしょう。 当時のアニメ業界の今よりも輪をかけたワンマン体質ぶりが窺える(そういう体質があったからこそ誕生した傑作もあるわけですから、それを批判する気はないのですが・・・)。[CS・衛星(邦画)] 0点(2008-01-09 02:59:46)(笑:2票) 《改行有》 4. 冒険者たち ガンバと7匹のなかま 《ネタバレ》 単純に同情した側を勝利させましたという内容でしかなく、構成はない。 あからさまに子供だまし程度の出来。[地上波(邦画)] 0点(2008-01-03 10:25:28)《改行有》 5. ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 いまだかつてここまで興奮しながら観た映画はない(劇場で観たのもプラスになっているでしょうが)。 このシリーズは基本的に好印象だったのですが、前作、前々作ではいびつな構成、記憶の回復で状況解決するなど、減点せざるを得ない内容があり、半端な点数しか投じることができませんでした。 しかし、見事な有終の美を飾ってくれたシリーズ完結作。大々満足です(思わずサントラCD買って帰るほど)。 演出の匠もさることながら、ゲーム性だけで突っ切るなんともパワフルな脚本。 こういう潔い勝負をしている作品は少ないですし、実際満足に至ることも難しいと思います。 シリーズ徹してこの水準に仕上げることが出来なかったのが残念でならないですね。 1作目、2作目で見切りをつけてしまった人は、とりあえず最後まで観ることをお勧めします(是非、劇場で)。[映画館(字幕)] 10点(2007-12-17 18:54:23)(良:1票) 《改行有》 6. 鉄道員(ぽっぽや)(1999) 設定があるだけでストーリーはない。 泣くといっても願望の映像化によるものにすぎない。[地上波(邦画)] 0点(2007-12-05 19:26:58)《改行有》 7. ホワイトファング 殆どが成り行きを見守るしかない内容で退屈するものの、関係が生まれる描写は心地よいですね。[地上波(字幕)] 3点(2007-11-20 06:58:59) 8. ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 印象だけで言えば、かなりの好感触(演出家の手腕がかなりプラスになってると思う)。 ただ、終盤の展開の段取りがちょっと違うような・・・(暗殺者との対決としてのカーチェイス後にアボットの下へ、その後娘の下へ、という方がしっくりいくんじゃない?)。 前作同様、変な構成になっちゃってる。 まあ、記憶が戻るのを都合よく解決策(打開策)として使ってるんで、大きく減点せざるを得ない。[地上波(吹替)] 5点(2007-11-10 00:50:58)《改行有》 9. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 中盤からゲーム性だけで見せる内容に取って代わるというユニークな作品。 まあ、楽しめたからこんなのもアリか、と納得。 ただ、くっつけただけのあの女の扱いは何なんだ。[DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 23:42:56)《改行有》 10. 僕のニューヨークライフ 初期の作品ならまだしも近作でこんなとっちらかってるものを書いているとは・・・。 ウディ・アレン自体は好きだし、どの作品も台詞やムードは楽しめるものの、未だにこの人が物語作りをわかってるんだか、わかってないのか把握しかねる不思議な人物。[DVD(字幕)] 0点(2007-11-02 01:30:25)《改行有》 11. ホワイト・ライズ 《ネタバレ》 真相が明らかになると「果たして主人公がリサに再会できるのか」という方向性を観客に示し、その敵対者としてリサを偽る女性が存在するようになる。 ユニークな内容ですし、ちょいと乱暴な見せ方の作品。 ひとつだけどうしても解せないのが主人公に婚約者を作ったこと。 やはり、忘れられない女がいるのに婚約するほどの相手を作り、あっけなく捨ててしまうような男がハッピーエンドを迎えても観客は納得できないでしょう(ぼんやり偽リサと寝ちゃうのもいらない)。 婚約者なんて設定ひとつでしかないのに、どうしてこんなものくっつけちゃったのかな?[DVD(吹替)] 8点(2007-10-30 03:52:02)(良:1票) 《改行有》 12. 僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 前半を費やす男女の馴れ初めは「猟奇的な彼女」好きに対するサービスとしての意味しか成しておらず、てっきりその内容で双子を使用したプロット展開に向かうのかと思いきや、男の方が死んじゃう別の話へ(双子はホントに何だったんだ?)。 ふたつあった作品をそれぞれ半分に切って、前半と後半を交換して貼り付けたような内容。 「なんじゃ、こりゃ」とある意味大爆笑で観賞できた。[地上波(吹替)] 0点(2007-10-22 22:58:12)《改行有》 13. ぼくらの七日間戦争(1988) 何とも薄っぺらいというか、内容あるのか? 雰囲気だけの代物ですね。 今日では、この設定はファンタジーという扱いになってしまうんだな~、と世の移ろいを感じてしみじみ。[地上波(邦画)] 1点(2007-10-19 08:08:43)《改行有》 14. ホリデイ こんなありきたりで芸のない文芸を、こんなダラダラとみせられるのは辛い。 しかも、寂しい人同士が惹かれ合うのを「希望」のように扱われても・・・。ある意味リアルと評することも出来ますが、全く映画的なものではないとも言える。それにどの人物にとっても根本的な問題は解決されてない、結局また同じことを繰り返しそうな人達のまま(アイリスは多少懲りたかも)。[DVD(吹替)] 1点(2007-09-01 18:41:08)(良:1票) 《改行有》 15. ホーム・アローン2 前作と同じものを作って金儲けを企みましたって作品でしかないですね。[地上波(吹替)] 5点(2007-08-13 02:53:27) 16. ホーム・アローン 展開も構成も希薄なのですが、何とも全うに仕上げた秀作。[地上波(吹替)] 6点(2007-08-13 02:49:16) 17. ボギー!俺も男だ 個人的には楽しめませんでしたが、構成も全うですし、秀作なのでしょう。 退屈したのは内容に対する尺度の問題じゃないかな。尺を半分ぐらいにしても、充分まとめられる内容だと思う。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-10 19:49:22)《改行有》 18. 火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 反戦映画としてはある意味効果的なのでしょうが、妹が死んじゃう(殺しちゃう)のは兄貴のせい。 反戦と兄貴の身勝手(妹の死)は別物ですよ。全てを「戦争の悲劇」としてみせるのはどうかと。 初見だった子供の時より何か違和感を感じていたものの、こんな道徳的な作品で論旨のすり替えが行われているのに気付いた時、ちょっとショックでした。[ビデオ(邦画)] 0点(2007-07-17 18:23:27)(良:3票) 《改行有》 19. ポストマン・ブルース コメディだと知らずに観たので、序盤は勝手な設定や展開に閉口してしまっていたのですが、それに気付いてからはわりと楽しんで観れました。 でも、コメディだからといってリアリティをないがしろにしてしまったら、状況をつくっても感情移入できなくなるので如何なものか。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-07-12 16:34:47)《改行有》 20. ホーホケキョ となりの山田くん 映画に仕上げる志向が見当たらない。 技術への興味だけだったの?[試写会(邦画)] 0点(2007-06-25 11:06:55)《改行有》
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