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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ホルテンさんのはじめての冒険 いまが昼なのか夜なのかも分からない北欧の冬。青空一つ出てこないぼんやりとした氷点下の闇の世界で、67歳の定年を迎えた超真面目な鉄道員ホルテンさんは右往左往しながら新しい人生を模索し始めます。決まり切った自分の生活に思い切って終止符を打ち、新しい人生を始めるのに遅すぎるということはありません。ホルテンさんがようやく制服を脱いだとき、うすぼんやりとした春の日の光が画面に降り注ぎ始めます。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-14 05:56:00)《改行有》 2. ボンボン 「アメリカの脳天気動物コメディー」だと思ってかみさんが借りてきたんですが、予想が全部うれしい方にはずれました。南米の荒涼とした大地、圧倒的な広大な空間はすがすがしささえ覚えるほどで、空の色や雲が、もう日本の常識から大きくはずれていてSFのようです。お人好しの主人公のおじさんの危うさには最後までハラハラしっぱなしですが、イヌのボンボンともどもなんとか窮地を切り抜けて生きていきます。混血の進んだ南米ならではの濃い顔立ちの人びとの笑顔も素敵ですね。生きることの切なさと喜びを描いたオススメ映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-30 06:43:01)《改行有》 3. ボルベール/帰郷 つきあいで見ました。登場する女性たちはもう笑うしかないほど山のように問題を抱えています。でもみんな、暖かい強風の中に様々な原色が散らばる、あのきらめくスペインの風景の中で腹をくくって生きていきます。こういう強靭な生き方って、今の日本人には絶対マネできないですね。道徳とか倫理とかでわあわあ言ってるようじゃ、まだ人間は半人前かな。[DVD(字幕)] 8点(2009-01-28 06:59:59)(良:1票) 4. ボーン・アルティメイタム 「絶対死なない+不可能なことはない+迫害されている」っていうところがまさにゲームです。場末の映画館で見たんですが画面が全体的にくすんでいてさらに臨場感に溢れていました。 [映画館(邦画)] 2点(2009-05-15 09:43:55)《改行有》
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