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プロフィール |
コメント数 |
78 |
性別 |
男性 |
ブログのURL |
//www.jtnews.jp/blog/27405/ |
自己紹介 |
まずは幸運にも劇場で鑑賞できたもの優先につらつらぼちぼち書かせていただきます。とはいえたまには都度鑑賞したDVDものも挟んじゃうかも。
ここ最近足しげく通っている映画館は、Film Forum, MoMA, Japan Society, IFC Center, Lincoln Centerといったところ。
ハイ、新作はあまり観にでてはおりませんです。
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1. 火垂
まだDVD化はされていないとのことでそれを35mmプリントで観れたということはやはり幸せな機会だったというわけで。
舞台は奈良です。「おみずとり」に始まり「おみずとり」に終わります。そしてそこを舞台におんなという生きもののサガを女性監督の視点から見事に汲みとって映像化しているはずです。この「ハズ」というのは自分が男である以上想像の域を超えることがないであろうことを意味してます。この後本作を年に一回必ず観たとしてもずっとこの状況は変わらないハズです。
キャスティング上、必要以上に美しいと感じた中村優子という主演女優さんは初お目見え。とおもったらつい最近に「海街diary」(2015) にてちょい老けの未亡人役を演じてたあの人だったということを知り、あぁこの女優さんは河瀬監督にいい時にいい画を撮ってもらえたんだなと改めて感じたりもしたり。
その他のキャスティングで気になったのは山口美也子という方。なんかただもんじゃないなという感覚はあったものの、その経歴をあとから追ってみてやっぱりただもんじゃなかったなと。「朱花の月」(2011) にてもお会いできて嬉しくなったり。
おんなの目からみた世の中に対する不条理と、おとこの目からみたおんなという生きものに対しての不条理(こちらは河瀬監督の創造の域なのではあろうけれど、えてして的を得ていたりする)とが、がっぷり四ツで組み合います。
心して観る必要ありです。[映画館(邦画)] 6点(2016-10-09 00:45:19)《改行有》
2. ホーリー・マウンテン
「エル・トポ」(1970) と併せて一気に鑑賞。
アレハンドロ・ホドロフスキーという人についての予習はゼロで挑んだ二作の連続鑑賞、崇拝者の皆様からとってみると不届き極まりない所業であろうとは思われど、そこには抗うすべもない。しかも本作を鑑賞した場所がかつてWaverly Theatreと呼ばれた本作の北米初公開を1973年に16週にわたって、それでいてその内容故に週末の深夜帯でしか上映できなかったというような状況の中開催していた、まさにその場所だったということを後から知り、ますます信者から背後を刺されそうな気分に襲われた次第。今後共「バチあたり」と呼ばれることは覚悟するし、これら作品を今観ている時点で映画人と自称することは今後とも控えようと新たに決意せざるを得なかった…。
鑑賞後に寺山修司監督作品「田園に死す」(1974) を自分の頭のなかで関連付けていたりしていたのだが、時系列的には寺山作品の方が後であってかつ寺山自身が「エル・トポ」を絶賛していたという記述を見つけるにあたり「やはり。」と勝手に満足していた次第。
4月のWeekende Midnight Seriesのスケジュールが発表され、実は1月からのラインナップを繰り返すことになっていたということを知り、ではまたスクリーンで観られるではないか!と歓喜していたのであるが、この二本は確実にここに入る。
前回との心持ちの違いは明白。今後この時間帯にこの場に入るときはWaverly Theatreとして扉を押して入っていくことになるであろうということ![映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-29 02:10:47)《改行有》
3. ホフマン物語
Another pick from the lengthy list of on going MoMA series, Scorsese Screens.
There shouldn't be not many people who had chances to watch this 1951 classic masterpiece title in two different theaters with in a single 21st century year. The beauty of this city is that it allows me to do that. I feel honored to be the one who can rejoice such a moment.
My favorite scene is still the Olympia story, a.k.a. The Doll Song. Although it is obvious that song part is dubbed by an separate opera singer, I tried to get rid of that idea because the ballet part had equally high quality. I could officially put this "I didn't know well yet" ballet dancer above Natalie Dessay's performance through her another superb performance in The Red Shoes (1948). Of course, I am talking about dance part of this sequence. My "song part" favorite still remains as Rachele Gilmore's live performance back in 2009, though.
This is another great selection to experience the happiness of enjoying beautifully restored version of classical masterpieces.[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-31 02:44:31)《改行有》
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